セルマネジメントのあれこれ

上から目線のやつにはうんざりだ。全ては人間関係の上に成り立っている

取引先との関係において上下関係なんてないと僕は思ってる派ですが、皆さんどうですか。

 

僕は前職では仕事を発注する側、今は主に仕事を受注する側にいるのですが、受注する側になって改めてわかったことがたくさんあります。それは、何を勘違いしているのか、すごく上から目線で来る人、自分が偉いんだ、と思っている人が意外と多いことです。

本当に何を勘違いしているんだあなたは」と思う。

 

「受注する側になって改めてわかったこと」と書きましたが、発注側にいるときから、社内の色んな人を見ていてわかったことでもあります。取引先(下請け企業)を力でねじ伏せようとする人、自社の過ちを取引先のせいにしようとする人、色んな人がいる。僕はそういやのが嫌だったから自社の過ち・僕の過ちなら素直に認めて自社で責任を取るように積極的に動いたりしたし、自社にだけ利があるようなことはできるだけ避けようとした(ただ残念ながら僕は仕事できない人でしたけどね。笑)

それでも受注側になって(また、単純に社会経験を重ねるにつれて)、発注側にいたときの自分が傲慢だったかもと思うことはたくさんある。

それだけ、受注側と発注側の意識の差は大きいと思います。(発注側が気にしていないようなことも受注側はセンシティブに受け取るようなこともあったりする。配慮がないと取引先の信頼を簡単に失うということだ)

すべては人間関係の上に成り立っている

仕事をうまくやりたいなら、以下の2択しかないだろう。

・誰も抗えないような圧倒的な権力で取引先を完全に管理する

・取引先から信頼され積極的に力を貸してくれる仲間をつくるか

ただ前者は自分に危機が迫った時に誰も助けてくれないし、面白くもないし、身近に反乱者という敵を作るようなものです。身近にいる反乱者はどこかで出し抜こうと常に考えます。当たり前です、誰しも人の管理下にずっといたいとは思わない。

後者であれば、お金とか権力ではなく、人として繋がることができるため、何かあったときに手を差し伸べてくれるし、納品物のクオリティもあがるだろう。プロとしてはいかなる状況であればクオリティの担保は仕事として最低限やらねばならないことだが、はっきりいって同じ100万円の仕事でも、納品する相手によって100万円相当のものもあれば120万円相当のものもある。

100万を担保している時点で仕事としてはまったく問題ない。+20万円相当の価値を得るかどうかは、相手次第だということだ。

これはどんな仕事にも言えることではなかろうか。どうでもいい人からの依頼ごとなど後回しにされたあげく、クオリティは最低限のものだ。もしかしたら最低ラインを下回ることもあるかもしれない。

人はロボットではない、基本的には感情がメインであり、感情をコントロールするために理性がある。100%正確な理性などない。だから感情を掴まなければならない。相手の理性を信じることは愚かなことだと思う

だからこそ人間関係をしっかりとつくらなければならない。

上から目線の人間にはまともな情報が入ってこない

仕事ができる人っていうのは、だいたい根回しやら仲間を作ることが得意な人だとは思いませんか。小手先のテクニックや力で相手を押さえつけるような人は、一見仕事ができそうな人でも裏で何が起こっているかを把握することはできません(真の情報を手に入れられない)

情報は命。質の高い情報を得られる人間とそうでない人間に圧倒的な差が出るのはいうまでもありません。だからうまく仕事をやりたいなら、やっぱり人間関係をしっかりとつくらなければいけません。

下手に出ればいいってわけでもない

「私は常に下手に出ている」そういう人もいると思いますが、下手に出ればいいというものでもありません。下手に出ることと信用を勝ち取ることはまったく別物です。人間関係を壊したくない、うまく取り繕いたい、その思いで、下手にでるのは逆効果だということをここで言いたいです。

人は自分に対して下手に出てくる人にどんな感情をいだくかは、よく考えてもらえればわかると思います。それは単純に「あいつ、使い勝手がよいな」です。口には出さなくても心の底のどこかでそう思う。気づいてないところでそういう態度を取ってしまいます。

下手に出るから信頼を得られるなんてことはありませんよ。むしろ、対等の立場であることを見せる方が人としてもプロフェッショナルとしても信頼は得やすいでしょう。

ここに関しては、正直僕が結構失敗してきたところ。人当たりがよい、誠実そうだ、とよく言われますが、それイコール信頼ではない。仕事で信頼を得るためには、誠実とかいった人としての信頼以外に、クオリティの高い仕事をできる人であることを感じさせなければならない。プロフェッショナルを感じさせなければならないということだ。

よくいう「ギブ&ギブ」は譲ることではない

よく、「ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブ」と言いますよね。求めるのではなく、与え続けようということですが、これと譲ることを混同してはいけないと思います。

例えば100万を90万にしろと言われて「受注できなるなら」とあっさり90万にするのはギブではない。ただただ譲っているだけだ。ギブするというのは、単に相手の交渉に素直に応じることではなく、相手にとって嬉しいことやメリットのあることを積極的に与えることだと僕は思っています。

相手が交渉してきたことに対して(やむなく)応じることで得られるものは「損」であるが、相手に積極的に与えるという行為によって得られるものは相手からの「信頼・親近感・好意」ではないでしょうか。

与え方一つによって相手が感じること、その結果自分が得られるものの質には大きく違いが出ます。

交渉に対して譲歩するなということではありません。譲歩も必要なことですが、ギブ&ギブの考え方とは異なるということを言いたいのです。

まとめ

結論としては、上から目線になることで得られることなんて何もありません。かといって下手に出るのが正解でもない。あくまでも僕は対等であることが重要だと思っています。

取引先との関係においては、上にも下にも人をつくらない。お互い対等の立場の中で協調性や信頼関係が生まれると思っています。

だから上から目線の人は態度を改めてください。笑

ついつい下手に出てしまう人も態度を改めましょう。



プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
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