セルマネジメントのあれこれ

問題は時間が解決してくれるわけじゃない

“時間が解決してくれる”のは、一部の精神的な悩みや問題、あとは誰かが自分のケツを拭いてくれてるときだけじゃないかと思います。多くのことは解決しなければまたどこかで同じ問題が起きます。

何かに打ち込んでいるときに目の前に自分にとって少しハードルの高い悩みや問題が発生すると、人は足が止まりかけてしまうものです。

止まりかけた足が止まるのか、足を止めず先に進めるのかで、スピードだけではなく得られる結果も大きく変わってくると思います。常に前へ前へと進んでいる人は経験値があがりますし、スピードが早く、決断力もある人は一定の信頼を得られると思います。

ただ足が止まってしまう人は、それがわかっていても足が止まってしまうものです。

完全に足が止まるというのは、悩みや問題の解決を先延ばしにしていることになります。

1.“時間が解決してくれる”が指すもの

一度悩みや問題を棚上げすると、また同じことが起きるまで放置してしまうことがよくあります。

それでも納期が決まっている仕事でしたら、なんとか解決方法を探しだし、期日までにコトが完了するように押し進めるのでしょうが、プライベートなど、完全に自分のこととなれば、なかなか重い腰が上がりません。

精神的なものを除き、悩みや問題の多くは時間が解決してくれるようなものではありません。

むしろ時間が経つにつれて、同じことを繰り返したり、悩みや問題のレベルが悪化したりするなど、自分の人生にとってプラスになるようなことはありません。

それでも時間が経つと解決していることもあります。不思議ですよね、、でもそれは自分が起こした問題を別の人が解決してくれたことに過ぎないわけで、これは大問題なわけです。自分のケツは自分で拭きましょう。

“時間が解決してくれる”のは、一部の精神的な悩みや問題、あとは誰かが自分のケツを拭いてくれてるときだけじゃないかと思います。

どんな問題にせよ、無駄な重りを背負ったまま明日に向かうのではなく、少し重たい腰をなんとかあげて、すっぱり解決してしまった方がよさそうですし、人が関係している問題ならトップスピードで解決すべきです。

2.悩みや問題の属性を知る

悩みや問題には解決手段という観点から、大きく二つにわけられると思います。

・選択肢は絞られていて、あとは決断するのみ
・そもそもどうしたらいいか全くわからない(解決手段がわからない)

2-1 選択肢は絞られていて、あとは決断するのみの場合

前者は、解決手段がわかっているのにも関わらず動けない状態です。つまり動くかどうか悩んでいる状態で、行動力の問題ともいえます。これはその解決手段が自分にとってハードルの高いものであるが故の停止状態です。

ちょっと難しことが目の前に出てくると、先延ばしたくなるものです。

しかし、この先延ばしにしている問題に、重要なことが含まれている場合がよくあると思います。特に緊急ではないが重要なことは、先延ばしにしてしまいがちです。

ただ、重要なことをやらないという選択肢はないはずなので、いつかやるのであればすぐにやるべきですし、やらない時間を積み重ねるよりは、やる時間を積み重ねる方が人生の時間の使い方としては素敵ですし効率的ではないかなと思います。

先延ばししてしまうのは、今しか見えていない証拠か、あるいは「明日の自分ならやるだろうと」明日の自分に期待をし過ぎているのだと思います。まずはスタートを切る。

ちょっとでもいいから手をつけてみる。必要なファイルを開いてみるだけで動けるようになりかもしれません。

それなら10秒でできます。10秒使ってやる気が起きなければ最悪後回しにしてもいいというルールを自分の中に設けていればまずはやってみようという気にもなります。

だいたい最初の初動が重たいのであって、動き出すと案外そのあとは楽だったりします。そうして動き出してからよく思うのが「もっと早くやっていればよかった」です。

また、先延ばしするしない以前に、そもそも解決手段が自分にとって無理難題なこともあります。そのときは解決手段の選定間違いかもしれません。

自分の身の丈にあった方法を再度考えるのが得策のように思います。“自分ならできる”と、できもしない解決手段をあげて、その後の停止状態が続くことはなんの特にもなりませんが、よくありがちな話です。

自分のリソースの中でできることと、そうでないことを明確にしておくと判断が正確かつ早くなると思います。


2-2 そもそもどうしたらいいか全くわからない場合

後者の“そもそもどうしたらいいか全くわからない”は、そもそも解決手段がわからないことが問題ですので、誰かに相談するなど、問題を解決する手段に目をやるべきです。

またこのとき、必要ならお金を払ってでも解決することを考えるといいと思います。

時間とお金はバランスです。1万円で解決できるとわかっている一方、自分で解決すると10時間の時間を要するなら1万円払った方が良さそうです。空いた10時間を1万円以上の価値に変えましょう。この辺の時間とお金のバランスは考えておいた方が良さそうです。

お金の使い方は人それぞれですが、人生の有限な時間を効率良く使うためにお金を使うことは価値ある使い方ではないかと思います。

会社の中での問題とかであれば、単純に上司に相談するなど、お金は必要ありませんし、鬼上司に打ち明けるのは勇気が必要ですが、自分の意見をまとめてさっさと言ってしまった方が自分も楽ですし、会社としても間違いなくいいですよ。

3.とにかく悩みや問題の解決は先延ばしにしないことです。

悩みが大きくて足が止まりそうになるものほど、解決策を考えたらその場で実行するぐらいの“勢い”で片付けてしまった方が、同じ問題をいつまでも抱えているよりはずっと楽です。

ちょっと先の自分を今解放してあげるつもりで取り組みましょう。

時間が解決してくれると思っていいことはないっす!



プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
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