STEP6 時間をつくる

STEP1〜5を通して、目指す姿を3軸化し、理想と現実のギャップがわかり、そのギャップを埋めるために最大限自分のパフォーマンスを引き出す方法もわかりました。

このSTEPでは時間の作り方を書いていきます。

時間は有限なもので、多くの著名な起業家も時間をものすごく大切に扱います。

“やりたいことをやれる自分”であればあるほど、時間が必要になってきます。

また、時間は有限ですが、残り時間がどれだけあるのかはわかりません。

1日1日のちょっとした時間を無駄にしないためにも、まずは身の回りの時間の無駄に気づくこと、そして時間を効率的に使う手段を知ることが重要です。

 

時間の概念

STEP2でも書きましたが、

極端な話、1分1秒の自分の立ち振る舞いや行動がすべて理想の3軸に向かうためのものになっているか、そのために理想と現実のギャップを明確にして、毎日そのギャップを埋めるために行動します。

時間はただただ垂れ流すものではありません。

理想に向かって進むために使う資産です。

お金を垂れ流しにしていたら絶対に止めますよね?でも時間を垂れ流しにしている人は実に多いのです。

遊ぶのが無駄とかぼけっとするのが無駄という話をしているのではありません。

遊ぶのにも、ぼけっとするのにも、リフレッシュとか回復とか交流とかそういった役割があるわけです。
役割がない、あるいは役割を認識していない時間は無駄な時間なのです。

STEP6-1 時間割を意識する

STEP2で理想と現実のギャップがわかり毎日やることが明確になったので、それを効率良く埋めるために、STEP3で時間割をつくりました。

これは、1日の中で何に時間を使うかを大きく区切り、日々やるべきことに時間を使えるようにすることで、ギャップを埋めるスピードを速めるのが目的でした。

実は時間割をつくると時間をより多く作れるようにもなります。
ここではこの時間割を“時間をつくる”という面から書いていきます。

少し復習すると、時間割はまずはじめに、1日の始まりの時間(起床)と終わりの時間(就寝時間)を決め、そこから例えば仕事時間や趣味などの時間に区切りと書きました。

だいたい1日4〜5分割するようなイメージです。

もう一度僕の例を出しますと以下のような感じです。

0~6 睡眠 睡眠時間はしっかり確保します。
6~18 仕事 移動や食事、休憩も含みます。18時までには終わらせるという意識を習慣化させます。
18~21 情報のインとアウト 仕事が忙しいとおろそかになりがちな情報のインプットとアウトプットの時間を確保しています。
雑誌を読んだりブログを書いたりします。
夕食の時間も含めていますが、この時間内で情報のインとアウトをするという意識です。
21~24 プライベート 趣味の時間です。
いくつか楽器をやっているので、1週間のうちでローテーションで、「今日はピアノ」などのように決めてやります。
就寝準備もこの時間に含めています。

僕の場合は4分割ですが、それぞれの時間の中で始まりと終わりがあります。

終わりの時間をしっかり決めることで、その中で完結するために最善を計ろうとするので、自然と時間に対する意識が高まります。

それに加え、仕事を優先して他の大切なことに時間を割くことが苦手な人でも、時間をつくれるようになります。

僕も仕事人間で仕事ばかり優先してしまいがちですが、これをやるようになってから、プライベートの時間や情報収集の時間を確保できるようになりました。

もちろん、すべてが時間割通りにいくことはありませんが、時間割を実現するために空き時間を利用して仕事を進めたり、無駄な時間を省くような努力を自然とできるようになります。

時間をつくるというのは、無駄な時間を省いていくことです。

この無駄な時間を省く方法は詳しくは後述します。

仕事時間はその時間を満たすまで膨張し続ける

パーキンソンの法則というをご存知でしょうか。

「仕事時間はその時間を満たすまで膨張し続ける」という法則です。

後ろ(終わり時間)が決まっていない仕事は、だいたい膨張します。特に企画系やクリエイティブ系の仕事ではありがちです。

会議は時間が決まっていないとだらだら無駄な会話が多くなります。

僕の場合は、仕事を18時までと区切ることで、仕事の無駄な膨張を抑制しています。

学習でもそうですよね。時間が決まっていないと、ついだらだらしてしまいますが、しっかり決めたられた時間の中でやらなければいけないという意思をもたせることで質が変わります。

そして毎日にリズムが生まれ、充実していきます。

自分の1日の時間割を意識した生活をしてみてください。

STEP6-2 無駄な時間を省く方法

さて、それでは無駄な時間を省く方法についてです。

意識するだけでも無駄な時間を省き、時間をつくることができますが、少し具体的な方法を書いてきます。

STEP6-2-1 移動時間を有効に使う

これは一番オーソドックスなやつです。

人は1日の中で結構多くの時間を移動に使っていますから、移動時間にできることは移動時間にやります。

やることを移動時間にできること、そうでないこと、に仕分けるわけですね。

これをやるとかなり時間をうまく使えるようになります。

ただ1日の中でどういう仕事があるのか、今日の移動時間はどのくらいあるのか、をなんとなくでも把握しておかなければなりません。

ですから、この辺はしっかりと1日のスケジュール感を朝につかんでおきましょう。

STEP6-2-2 不要なことはやらない

当たり前のことですが、意外とやっていることが多いのがこれです。

よく仕事の質を、

第一象限:緊急かつ重要な仕事
第二象限:緊急ではないが、重要な仕事
第三象限:緊急かつ、重要ではない仕事
第四象限:緊急でも重要でもない仕事

のようにわけて考えますよね。
あえて極端な言い方をしますが、この中でいうと、第三象限と第四象限は不要です。

重要ではない仕事はやらなくていい仕事だ、ぐらいで考えておくとどうでもいい仕事を回避する能力がついてきます。

STEP6-2-3 プッシュ通知全切り

僕はプッシュ通知は全切りにしています。
仕事中にプッシュ通知がくるといちいち中断しますので。

ただ、朝昼晩の1回ずつはチェックするとか、それこそ移動時間の本当に空いてるときにだけ見るとか、そういうルールを自分なりに決めていればOKです。

プッシュ通知だけではなく、あなたが今取り組んでいることを中断させようとするものは周りにいくつかあるものです。

できるだけそういったものは排除します。

STEP6-2-4 タイマーアプリを使う

単純作業では特に有効なのですが、今からやることを何分でやるか決めておき、タイマーを始動させます。

その時間内に終わらせなければいけないというルールではなく、その時間内に終わらようという努力が無駄なことや余計な考えを排除してくれます。

STEP6-2-5 自分のバイオリズムに従う

朝やると捗ること、昼やると捗ること、眠たいときにやると目が醒めること、定時直前にやると捗ることなど、自分のバイオリズムに合った振り分け方はできます。

1日の時間割を作って実践すると、1日のおおよその流れが体感的にもわかり、自分のバイオリズムもわかってくるはずです。

そのバイオリズムに素直にしたがい、午前にやること、午後にやること、などの要領でやることを振り分けていきます。

STEP6-2-6 先の見えないことに時間を使わない

何かをやると決めたら、そこに対して割くべき時間は、計画をする時間と実行をする時間の2つのみです。

それ以外のただただやみくもに行動している時間は望ましくありません。

“STEP4-3 実行力”でも書いたのですが、行動したらそれを成果に結びつけなければなりません。行動を成果に結びつけることを実行といいます。

ですから、実行になっていない行動は成果を出せないとりあえず動いている状態なので(そういう時間も必要ですが)なるべく削るべきです。

戦略的な行動をしていかなければ時間を無駄に使ってしまうことになります。

人は何か行動しているだけで、ものごとが前進しているように錯覚してしまうものですが、実は実行していないただの行動時間というのは、無駄に終わっていることも多いのです。

STEP6-2-7 間違いに気づいたらすぐに戻る

あなたは映画館に1800円払って入って、最初の30分でつまらないとわかった場合にどうしますか?

時間を有効に使うのであれば、一番いいのは、30分で退出することです。

これは僕が昔読んだ本に書いてあったことですが、まさにそうです。

間違いだと気づいたらそこにどっぷり浸かる前に戻るのです。

STEP6-3 時間泥棒を回避せよ

自分の時間をいとも簡単に人に譲っている人は実は多いです。

例えば無駄な会議や、無駄な飲み会は、ただ時間を垂れ流しているだけです。

しかし自分の時間は自分で守らなければなりません。

人は1日の中で大変多くの時間を人と共有していますから、自分の時間が他人によってどう使われているのかを把握し、できるだけコントロールできるようにしなければなりません。

自分の時間を無駄に使おうとしてくる人をここでは時間泥棒といいます。

時間泥棒からどう自分の時間を守ればいいのでしょうか?3つ対策を書いておきます。

1)自分の時間の価値を知ってもらう
相手に自分の時間に対するスタンスや価値観を知ってもらうと、相手が自分の時間を大切に扱ってくれるようになります。

これは“自分がどんな人間であるか”という一種のブランドのようなものですが、無駄なことや生産性のないことに時間を使わない人だと思ってもらうことが大切です。

そういうブランドがある人の前では、周囲の人は何をやるにしても効率よくスピーディーにやろうとするものです。

2)人の時間の価値を尊重する
自分の時間を大切にしてほしいと思ったら、他人の時間の価値を尊重すべきです。

当たり前のことですが、遅刻して欲しくないなら、他人に対して自分がそうしないことです。

僕は、こちらの用件で連絡するときはメール1通であろうと、時間をいただくことに感謝しながらメールを送ります。

3)自分の時間を予約しておく
自分の時間を垂れ流しにしないためにも、自分の時間を予約しておくとよいです。

スケジュール帳にこの日は何をするか、ズダーっと書いておきます。

ちょっとした自分一人の予定は意外と手帳には書かないものです。

例えば歯医者に行く予定は手帳に書くかもしれませんが、資格試験の勉強時間の確保や習い事の復習など、そういった予定は手帳には書いていない人が多いですよね。

勉強時間の確保も立派な予定ですから、そういうのは手帳にあらかじめ書いて認識しておきます。

人は手帳に書いていないような予定は、おろそかにしがちです。

それはその時間を何に使うかが自分の中で曖昧だからです。

その曖昧な時間に人から誘いを受けるといとも簡単に時間を譲ってしまいます。

手帳にしっかり予定を書き込むことで曖昧な時間をなくし、無駄に時間を譲らなくなります。

STEP6-4 時間の使い方で人生を変える

時間の作り方がわかったところで、STEP6の最後に時間の使い方についてです。

人生は時間でできていますから、時間の使い方は自分なりに決めておいた方がいいです。

1分が60秒なのはどこの世界にいっても変わりません。しかしながら、時間の使い方の質というものは圧倒的な個人差があります。

同じ時間でもどう使うかで出せる結果が変わりますから、時間を作るだけではなく、その時間をあなたがどう使うかが重要です。

時間に対する考え方の軸をいくつか書いておきますので、あなたなりの時間の使い方を考えてみください。

1)お金になる時間とならない時間
仕事の話になりますが、仕事をする以上は利益を生み出さないといけないわけです。

今の自分がやっていることが利益に結びつくかどうか、お金になる時間の使い方をしているのかそうでないのかは、常に考えた方がよいです。

いくらうまく時間をつくれても、やらなくてもいい仕事をやっていては生産性という意味では無駄になってしまいます。

2)後回しにできる時間とそうでない時間
これは優先順位の問題です。

優先順位というのは合理的に考えられるべきで、感情的な判断によるものではありません。

ところが、明らかな優先順位があるのにもかかわらず、「今はこっちをやりたい」というように優先順位が感情論によって左右されてしまうケースもあります。

後工程まで意識して、しっかり優先順位は守ってやりましょう。

3)あとに良い影響を与える時間とそうでない時間
どんなに小さなことでもあとに影響を与えるようなことは慎重にやるべきです。

例えば誰かと面会したあとのメール1通を送る時間を作るか、丁寧なメールを作る時間を確保するかどうかは、人間関係に影響を及ぼしますし、その人が自分のとって重要な人であればあるほど、その1通のメールのあり方は大きな意味を持ちます。

あとに良い影響を与えることに関しては、しっかり時間を確保しましょう。

これは見極め力が問われますので、自分の経験値がものをいいます。

何も保証されていない人生の時間を適正に扱うために

人生の時間は保証されているものではありません。

あとどれだけの時間が残っているのかわからない中で、自分の意思で大きく変えられることといえば、時間の使い方をより生産的なものにすることです。

そのためには、自分がSTEP1でつくった目指す姿の3軸に向かって毎日の時間を使うことが求められます。

そうすることで、よりスピーディーに理想の自分に近づくことができ、自分の人生の頂の高さをより高みにもっていくことができます。

まとめ

・私たちは理想と現実のギャップを埋めるために毎日行動するし、そのための時間が毎日24時間ある
・全ての時間には役割がある。役割のない時間は無駄な時間でしかない
・時間割を意識することで時間は作ることができる
・7つの無駄な時間を省く方法がある
 1)移動時間を有効に使う
 2)不要なことはやらない
 3)プッシュ通知全切り
 4)タイマーアプリを使う
 5)自分のバイオリズムに従う
 6)先の見えないことに時間を使わない
 7)間違いに気づいたらすぐに戻る
・自分の時間を簡単に人に譲ってはいけない。時間泥棒を回避しよう
・つくった時間の使い方を考えよう
 1)お金になる時間とならない時間
 2)後回しにできる時間とそうでない時間
 3)あとに良い影響を与える時間とそうでない時間

コンセプト
これからの時代、共感という言葉が人々をつなぐ一つのキーワードになると考えています。人として生き方や価値観に共感できる人たちと一緒にビジネスをしたい、そういう人たちのサービスを使いたいと思う人がより増えてくることでしょう。
当メディアでは、どんな人生観をもった人がどんな想いで、サービスを提供しているのか、そんな観点から取材をし、記事にまとめています。