セルマネジメントのあれこれ

目標を言語化し、自分の行動理念を明確にする

自分の将来像を描くときや、仕事でプロジェクトを進めるとき、自己紹介など、僕は言語化を絶対に欠かさないようにしています。

当たり前のことだけど。

イメージや身振り手振りで人になんとなく説明できるレベルだと、抽象的なものになってしまうので、はっきりと何をやるべきか道筋を立てることができなかったり、人にアピールすることができません。

頭の中で考えていることは意外と抽象的なことばかりです。

それを明確にできるのが言語です。仕事ではやっていても個人ではやっていないという人も多いのではないでしょうか。でも個人の目標こそ言語化するべきだと思うんですよね。仕事でどう成功するかは、個人の目標の中に包括されていると思います。

ここでは個人の目標を言語化することについて書いていこうと思う。

1.言語化はこの先の努力を無駄にしないためにも必要

言語化していると、頭で完璧だと思っていたことも、抜け漏れ、詰めの甘さが露わになります。

自分に対して言い訳が効かないので、ちょっと苦しいと思うこともありますが、この先の努力を無駄にしないためにも、この作業は必要。

また、言葉にはコミットする力があります。何をいつまでにどうするかをしっかり決めたら、手帳に力強く意思を込めて書き込みます。

余談ですが、手帳はできるだけ先の予定まで、埋めておいた方がいい。

会議や提出期限だけを書き込むのではないですよ。

自分が絶対にやらなければならないことの時間を見積もって、当月と来月分ぐらいまでは予定として入れておきます。

そしてその時間は必ず確保するようにする。何か予定があっても、それは絶対にやらなければならないことなので、その時間を譲ることはNGです。そうやって自分の時間を確保しておくと、重要なことに時間を割けるようになります。

逆にこれをいれていないと、簡単に人に時間を譲ってしまったりする(たとえば会議をやたらいれられたりとか)。

2.言語化するときのポイント

僕がやっている言語化するときに気をつけるポイントを書いておきます。

2-1 どんな生き方をしたいのか

下記3つに分けて書きます。

・何をやりたいか
・どんな人間になりたいか
・どんな環境にいたいか、

■何をやりたいか

言葉の通りですが、何をやりたいかです。それを実現できたら、どんな面白い人生になるか、明確にイメージできるぐらいまで想像を膨らませて書いてください。

クルマが好きだからクルマの広報・イベント関係にマーケターとして携わりたい、スポーツカーなんかがいいなとか、オートサロンやモーターショーでの出展のプロデュースにも携わりたいなとか。そしたら雑誌関係の仕事もつながりそうだな、などと色々夢は膨らむと思います。

■どんな人間になりたいか

人としてどう行動するべきか迷ったときに、どんな人間になりたいかをぱっと思い出せるとそれが道標になります。

これは芸能人とかでもいいので、自分が憧れるモデルを作っておくといいかもしれません。まさにこの人みたいになりたい、と決めて強く思い込むことで感化され、内側から変わっていくことができます。

愛されキャラになりたければそういう人がどういう人かを研究することです。

■どんな環境にいたいか

どんな場所にいたいのか、どんな人間関係を築いていたいのか、周辺環境含めて、自分の生きる理想の環境を思い描き、言語化します。

自由に世界を飛び回りたいのか、田舎でほのぼの暮らしたいのか、あるいは、半々か、周囲にはどんな人たちがいるのかなど。

2-2 それぞれを達成するための行動理念

上記3つに対してそれぞれ、どのような考えに基づき、その行動をするかを言語化しておきます。

例えば、やりたいことに対しては、自分がそれをやることで世の中に幸福な人が増えるからその人たちのためにもやらなければならないと行動理念をおくことができるかもしれません。

どんな人間になりたいかについては、自分の生き様を応援してくれる人、自分を愛してくれる人たちを裏切らないような人間にならなければならないと書けるかもしれません。

どんな環境にいたいかについては、自分で仕事を選んでいけるようなポジションになることで自由な環境を作れるのであれば、自分の価値を常に高めるための行動だけに時間を使う、と書けるかもしれません。

このように目標に対してそれぞれ行動理念を打ち立てることは、日々自分を正しい方向に導くことになります。そしてこの行動理念はとても重要な部分です。理念がない人は前進するパワーも人に与える影響力も少なくなると僕は思っています。

2-3 大きな目標

「何をやりたいか」の部分を具体的に書き出します。期限も書いておきます。

2-4 小さな目標

大きな目標を達成するためにやることを書いていきます。細かく分解することで、できそうになかったことできそうなことに変わってきます。小さな結果を出し続けることは非常に重要です。期限も書いておきます。

2-5 絶対にやらなければならないこと

小さな目標の中でも絶対これだけはやらなければいけないものを書いておきます。目標を立ててもそれを達成し続ける人は少ないかもしれません。

しかし、ここに書いたことは必ずやります。

ただ、ここに書くことはやれば必ず結果が出るはずだと強く信じることができるものを書いておきます。

そして何度も書きますが、ここに書いたものは絶対にやります。そのためなら他のことを差し置いても構わない、何よりも重要なことです。もちろん期限は死守します。

2-6 時間工数を見積もって先に予定を埋める

絶対にやらなければならないことの時間工数を見積もって日々どのくらいの時間をどのくらいの期間確保するか明確にします。

そして手帳を開き、1日1日のスケジュールに割り当てていきます。

3.日々自分の行動理念に従って生きる

目標を言語化して、いつでも手軽に開ける手帳に書き込み、管理すると、自分が理想とする姿といつでも向き合えるのでセルフイメージがあがっていいですよ。

ちなみに僕は目標は変化するものだと思います。一度決めたからといってそれに固執する必要は全くありません。

世の中に新しいものが出てきたり、自分が立つステージが変わり、見えてくるものが変わればどうしても目標にも変化が現れます。

ただ自分の中でしっかり行動理念を持つことでこれまでに培ってきた技術や築いてきた人脈は、必ず次の目標にもつながると信じています。目標を言語化して手帳に書き込み、日々自分の行動理念に従って生きてみるといいかもしれません。



プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
詳しいプロフィールはこちら