セルマネジメントのあれこれ

棒読みスピーチを見ていて思う、棒読みは完全なる準備不足だということ。

棒読みスピーチは完全なる準備不足だと思います。プロのような臨場感をつくるスピーチはできなくとも、いくつかのことに気をつけて、しっかり準備しておけばそれなりのスピーチはできると思います。

1.棒読みスピーチを目の当たりにして思ったこと

たまにイベントで、まだ無名のアイドルがスポンサーのPRや告知など、スピーチをする時間があったりすることがします。

たまにあるなと思うのが、なんだか感情が乗っていないというか、全部棒読み状態ということがあります。そういうことはもう少し演説ということを意識してやった方がいいなと思いますし、マネジメントしている人がもっとそういうことを教える必要があると思います。

場数で慣れるというのは必要なのでしょうが、棒読みは完全に準備不足でしかないと言われても仕方がないのかなと。だからせっかくのそういう場なのに、何かもったいないんじゃないかなと。

実は先日、プロジェクト絡みで地方の毎年恒例の町興しイベントに参加していたのですが、地元アイドルグループがスポンサーのPRスピーチをする枠があり、そこでのスピーチが棒読みだったのを見て、このようなことを思ったわけです。イベントを盛り上げる側として棒読みスピーチが許されないんじゃないかなと思いますし、それを誰も教える人がいないのもどうかなと思います。都心でやっているような完成度の高いイベントでそういうことはまずないと思いますし、もっと水準をあげていかないと、内輪のりな感じで終わってしまうと思いますし、そのアイドルグループもイベントも成長しないと思いました。

スピーチといっても、今回僕が聞いたのはスポンサーのPRや告知などのスピーチなので、結婚式のスピーチなど、相手が聴く姿勢を持っていなければ世界観を作るのも難しいのだろうなとは思いつつ書いています。それでも、大きなイベントでそういうお仕事をしている人の話し方と比較すると、もう少し工夫はできたのかなというのが率直な感想ですね。

2.プロの朗読を聴いて話し方の影響の大きさを知った

話し方が上手い人をみていると、声のテンションのあげさげや間の作り方が非常に上手いなと思います

以前にプロの朗読を聞いたことがあるのですが、皆さんはプロの朗読を聴いたことがありますか?一度聴くといいかもしれませんが、ものすごく感動してしまいました。

普通の人が読めば、普通の内容で終わるものでも、プロの朗読家が読むと世界観が一気に変わります。

耳から聞こえるその人の声一つで脳の想像が活発になり、自分の中に世界観が作られていく感じがしましたし、2~3年経った今でもその感覚は鮮明に覚えています。声の貼り具合や間のおき方、トーンなどを操ることで全く違う世界が開けてくることを強く感じました。

ちょっと極端かもしれませんが、ピアノでも同じことが言えると思うんですよね。同じ楽譜を弾いても弾き方で随分と印象派かわるものです。音の伸ばし方や切り方、強弱の付け方で全く違う曲のように感じます。スピーチと朗読と音楽、全部違いますが、本質的に似ているところはあると思います。

3.リアルだからこそ出せる臨場感を大切に

大学の時に初めてプロのお笑い芸人のMCトークを見ましたが、最高に面白かったです。話の内容はさほどでもなかったように記憶していますが、空気感の作り方が上手く、自然と場が盛り上がりました。正直テレビで見ても面白いと思ったことのない芸人さんだったので、全然期待していなかったのですが、ライブだとこうも違うのだなと思わされたのを覚えています。オンラインにはないリアルな場での臨場感というものはあると思います。

「ルミネtheよしもと」に行くと駆け出しのお笑い芸人がライブやっていますが、何度か足を運んだことがあります。絶対テレビで見ていたら面白くないだろうなというネタが面白く感じたりして、臨場感の大切さを改めて感じました。

ちょっとスピーチの話からトークの話になって脱線しているようですが、臨場感の大切さはスピーチもトークも同じだと思います。

4.「、」や「。」を意識し過ぎると棒読みスピーチになる

棒読みスピーチの共通点は、「、」や「。」がはっきりし過ぎていることじゃないかなと思います。原稿を練習してその通りに読んでいるんだろなという人は、だいたい「、」や「。」の区切りが原稿通り丁寧に入っていることが多いと思います。文章は読み易いように句読点が入れられていますが、スピーチはその場の空気感をつくる意味では必ずしも文章にある句読点を意識する必要はないと思います。

5.感情の起伏がないスピーチ

普段、人と会話するとだいたい言葉の中に感情の起伏が入ると思います。嬉しいときと悲しいときでは、同じような言葉でも、話し方で表現される感情表現はまるで違います。スポンサーのPRは文章が決まっているのかもしれませんが、淡々と呼んでいてはPRにならないと思います。極端な話、日本語しかわからない人の中で英語でスピーチをしても、それが楽しそうなことなのか、真剣なことなのか、ぐらいの表現はできると思います。そういうスピーチの中に感情の起伏を入れることは大事ではないかなと思いますし、それがなければ、文章的に理解できても、感情的な面で訴えかけられないので、聞いてる側がアンテナを立てて聞くことはないように思います。

6.まとめ

スピーチって本当難しいものだと思うんですよね。スピーチする人のスキルはもちろんですが、場の雰囲気がものをいうようなところもあると思います。そもそも場の雰囲気がスピーチする側にとっていいものでなければ、その人の能力も発揮されないかもしれません。昨年いくつかのラジオにゲスト出演させていただいて思ったのですが、ラジオのパーソナリティの方が話やすい人であればどんどんこちらも話せますし、盛り上げることもできます。ただ、パーソナリティが控えめの方だとだいぶこちらもそっち側に引っ張られてしまいます。そういう意味では、徹子の部屋が芸人殺しと言われているのも何となくわかります…。

どちらもスピートではなくトークですが、スピーチの場合でも、話の振られ方一つでスピーチする側が楽に力を抜いてできたりするのではないかなと思います。スピーチの内容、話し方、話をふる人、会場づくりなどが一体となって一つの方向を向いてはじめて場の臨場感がでるのかもしれません。

まずは棒読みにならないように準備が大切だなと、イベントを見ていて思いました。



プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
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