セルマネジメントのあれこれ

原動力 – 自分を動かす力を見つけるということ

1.原動力がある人たち

この人はもしかしたらスーパーサイヤ人なんじゃないか、そんな風に思う人がたまにいます。

歴史的に偉人とかいわれるレベルの人に会えることはもしかしたら一生ないかもしれませんが、自分の中でスーパーサイヤ人的な人は身近に一人二人はいるものです。

知識を半端なくもっていて、行動もできて、結果も出せる。同じ1日24時間だと思えないぐらいのスピードで次々と仕事もプライベートのこともこなしていく。何やってもうまくいっているように見える。そんなスーパーサイヤ人的な存在がいるはずです。

でも実際その人ともっと近い距離に接近してよくみているとわかるのです。「あぁ、この人もやっぱり人間だったわ」と。

表には決して見せなくても、死にそうな顔をしているときもあったり、弱音を吐いてるときも、愚痴を言っているときもある。そこには僕となんら変わらない人間の姿がありました。それでも前へ前へと進むその足は止まることなく、やはり圧倒的なスピードで駆け抜けていきます。

こういった、自分をあるべき方向にぶれずに進め続けることができる人って本当にかっこいいなと思いながら、その原動力はどこからやってくるんだろう?とふと考えたりもします。

色々聞いたりしていると、ちゃんとその人のバックグラウンドがあって、そこから湧き出しているパワーが原動力となっていたりするんですよね。これは世の中の著名人にも当てはまることがあると思うのですが、壮絶な人生や波瀾万丈な人生を走り抜いてきた人たちだからこそのパワーはあると思います。

そうやって考えるとそういう人たちの原動力の強さっていうのは、凄まじいものがあるし、そういうバックグラウンドから形成された人格の持ち主は、強さを持っている人が多いのかもしれません。

ただ、すべての成功者達がそんな壮絶な人生を歩んできたわけでもないはずです。

過去の壮絶体験のようなものからしか強い原動力が得られないということはないはずです。テレビ番組でよく壮絶な人生や波瀾万丈な人生をとりあげて、そこからストーリー形式に成功が語られるようなことはよくあり、それを見た人は「やっぱりこういう人たちは強いよな」と思うかもしれません。

そしてそれは事実かもしれませんが、原動力は自分で作れるものであると僕は信じていますし、逆に壮絶な人生を生きた人が必ずそれを原動力に変えられているわけでもないはずです。

過去の壮絶体験を原動力に変えられた人は、原動力に変える能力を持っていたということだと思いますし、壮絶体験がない人も強い原動力を見つけることはできるはずです。

2.無難な毎日の中にも原動力は見つけられる

こんなところでプロ意識がありますなんていうのはとても恥ずかしてく書く手が震えてしまいますが、最近プロ意識の必要性を強く再認識させられました。

とある人の動画を見ていて目が覚めたのですが、内容を簡単に言うと、ブログや情報商材を扱っている人に対して「コンテンツ提供者がネタがないとか言ってるのはあり得ないことで、コンテンツ提供“事業者”である自覚を持たなければいけない。皆んな必死でネタを探してくるし、それも仕事だ」というようなことを言っていたわけです。

ブログでご飯を食べているわけではありませんが、価値あるものにしていきたいと思っていますので、そのくらいのプロ意識をもってやらなければいけないなと思ったわけです。

そしてそのプロ意識こそ僕の中での原動力だったりします。

ブログに限った話ではありません。僕は個人事業主ですが、今の方がサラリーマン時代と比較して圧倒的にプロ意識が身につきましたし、その意識のおかげでやれていることも多々あります。

逆にいえばサラリーマン時代の意識の低さが問題でしたが。

そんなわけで、“プロだという自覚をもつ”ことが原動力となり今の自分を力強く支えてくれています。

辛いときこそ、自分がプロであることを勘違いでもいいので、意識しています。意識だけはいつも自分の実力の上をいっていないと、実力が伸びることはないわけで。

仕事をしているとよくお客さんからも「田中さんのプロとしての意見を教えてください」というちょっとシビれるような言葉をいただくこともあります。お金をいただく以上はプロですし、お金をいただかなくとも相手の時間を割くようなときは、プロ意識は持っていたいですね。

ちなみにプロ意識に関してはこちらにも書いています。
私たちはいつもプロフェッショナルなものに囲まれている。オリエンタルラジオの再々ブレイクを見て思うこと。

3.原動力のポイントは人それぞれ

僕の場合の原動力はプロ意識でしたが、これは人によってそれぞれ違うと思います。お父さんなら娘や息子の「パパ頑張って!」は計り知れない原動力になるかもしれませんし(僕はまだ未体験ゾーン)、いつも無償の愛で背中を教えてくれる師匠や先輩がいる人であればその原動力も大きいでしょう。

誰しも過去にはそういう自分でもびっくりするぐらいの大きな原動力を得た経験があるのではないでしょうか。どこでそれを得たでしょうか?もしかしたら、やらなければ殺されるとか本気でやばいぐらいの状況下において発揮されたこともあるかもしれませんね。

ちなみに僕は高校時代、鬼のように恐ろしい体育会系の男子校にいたのですが、成績が悪くて散々怒鳴られ殴られを繰り返しましたが、大変申し訳ないことに成績はグングン落ちていきました。笑

社会人になってから貯金が尽きて残高が数百円になっても結構楽観視していたので、多分僕はそういう外的要因で突き動かされる人間ではないのです。

本当に心の奥底に原動力スイッチがあって、そこは誰も押すことができません。

押せるのは僕たった一人だったわけです。ですからプロ意識を持つというような内的要因が自分には合っていたわけです。

もちろん、誰しも最終的には自分の力で動くものですが、助走を外からつけてもらうのか、自分で助走をつけるのかの違いかもしれませんね。皆さんの原動力のポイントはどこでしょうか。

4.原動力とは一発屋ではない

原動力はたまたま出るやる気とは違います。一度得た原動力はそうは簡単になくならないはずです。

娘・息子のために頑張るという原動力は一瞬でしょうか?いつでも鮮明に思い出し、リアルに感じるのことができる原動力です。

一発屋ではなく、いつでも引き出すことのできる力です。プロ意識もそうです。忘れかけることはあっても完全に葬り去られることはなく、いつでも輪郭のあるリアルな感覚として蘇り、自分の体内を活性化させてくれます。

原動力というのはエンジンです。エナジードリンクのように、一度使ったらなくなるものではありません。決してなくなることのないものです。そしてこのエンジンは一つとは限りません。

5.原動力のメンテナンスとバージョンアップ

自分の原動力を効果的に使えばすぐに結果が出てくるでしょう。そして結果がでればさらに加速していくかもしれません。

ただメンテナンスは必要。娘

・息子と向き合う時間が少なくなれば、コミュニケーションが減り、応援されなくなるかもしれません。

プロ意識を持っていても、他のプロの人を見る時間をとらなければ自分の中でのプロの基準が甘くなっているかもしれません。

ルーツに立ち返る作業がメンテナンスです。

立ち返ることで改めてもっと頑張ろうとなるかもしれませんし、最新のプロ流儀を学ぶ機会に出会うかもしれませんし、そうしてバージョンアップしていくこともできるはずです。

6.自分が誰かの原動力にもなりうる

こうやって原動力について考えると、人に支えられ、人に気づかされ、自分は動くことができているんだなということがわかります。そして、誰かの存在が自分の原動力になっていたり、誰かの言葉で自分の原動力を見つけたりするということは逆に、自分が誰かの原動力にもなりうるということです。

頑張ってなるものではありませんが、誰かの原動力になれるような人間になれたら素敵だなと思います。



プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
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