フリーランスとセルフマネジメントby アキユキ

フリーランスのお役立ちブログ+モチベーションを高く維持するためのセルフマネジメント術

Webサイトを通してどうユーザーとコミュニケーションをとるのかを考える

Webサイト制作をするときにいつも考えるのは、クライアントの商品やサービスをユーザーに対してどのようなフォーマットをどのように使って訴求するかです。

フォーマットというのは、文章や画像や音声など、そういったメディアの種類です(メディアと呼ぶとTVなどの媒体そのものを連想しやすいのでフォーマットとしました)。

最近は動画が流行っていますが、何でも動画を使えばOKというわけではありません。

Webデザイナーとして、フォーマットごとにどのような訴求ができるのか、それをしっかり捉えておくことは重要です。
この記事ではWebサイトにおいて各フォーマットをどのようにして使っていけば最大限訴求力を高められるのか、そんな僕の考察をまとめていきたいと思います。

Webサイトで使えるフォーマットには、主に文章、画像、動画、音声があります。
それぞれのフォーマットの効果的な使い方を理解することで、Webコンテンツを検討する際により戦略的な思考ができようになります。

強いメッセージを訴求するためにはどうしたらいいのか?

Webサイトで大切なことの1つ、それはメッセージ性です。そのWebサイトをみたユーザーに対してどれだけ強いメッセージをぶつけることができるか、そして引き寄せることができるかどうかです。

文章の場合、理論立てられた文章構成で相手を説得しつつ、同時に共感を得るなど、文章力があれば強いメッセージを投げかけることが出来ます。特にセールスレターの分野ではそうですよね。セールスレターというのはターゲットにものを売るときに使うオファーの文章で、LP制作でよく使われます。もちろんセールスレター以外にもキャッチコピーなどでも文章は効力を発揮します。

一方で動画ではメッセージの内容以外の部分、例えば人の外見やまわりの背景、周囲の音などもメッセージ性に影響を与えます。つまり、文章で強いメッセージを発信することと、動画で強いメッセージを発信することは、目的は同じでも手法としては全く異なります。

また、受け取り側のスタンスの違いもあります。基本的に動画はなんとなく流しているものを見る傾向があり受動的ですが、文章は自分で読み進めるので能動的であり、途中で止まって考えたりすることもできコントローラブルです。それだけに文章は説得力が必要ですが、動画は比較的雰囲気でみせることができるので、影響の与え方が根本的に違います。

音声は動画ほどではありませんが、動画と同じくメッセージの内容以外の部分、音質や話し方で影響を与えますよね。

また、画像でメッセージを伝える場合はどうでしょうか。Webサイトで画像を使うケースとして、何かを連想させるために画像を使うことがよくあります。

つまり説明的に画像を使うというよりは、イメージとしての画像です。例えば高級時計を訴求するWebサイトであれば、確かに具体的な時計の写真ですが、それを使ったときの自分はどんなイメージになるのか、というのを連想させるような構図で画像を使うことも多いです。

この連想させる力はもちろん文章でも動画でもありますが、画像ほど連想力が高いものはなく、動画以上ではないかと個人的には思っています。

動画は常に動いているので様々な情報が入ってきますが、画像は静止状態なので、意図した状態をずっと見せることができます。基本的に動画はシナリオが進んでいくことが特徴的ですが、画像は固定シーンをずっと見せることの連想・想起という点が特徴ではないかと思います。

人は信じたいものを信じる傾向がある

ユーザーとのコミュニケーションを考える上で、もう一つ話しておきたいことがあります。これは心理学的にも言われている話ですが、人は信じたいものを信じる傾向にあるということです。

つまり、どちらともとれる書き方をした場合に、人は「こっちだといいな」と思う方に勝手に解釈しがちです。そして「これは私にとっていいものだ」と都合よく捉えることで判断を間違うことがあります。

詐欺的なサイトのようなものは、基本的にこのミスコミュニケーションを狙っていると僕は思っています。「捉えようによっては確かにそう思える」ようなコンテンツ作りによって、ユーザーにとっての商品イメージを拡大させ、購入・契約にいたるという。そしてユーザーがあとで「あのサイトに書いていたことは間違っている」といったところで、「そうは解釈されるとは思えなかった」といういいわけをする感じでしょうか。

人は信じたいものを信じるということを、強調したかったのでこの話をしましたが、言いたかったこととしては、それだけイメージというのはバカにできないということです。

ただイメージというのは一方的に提示すべきものではありません。まず潜在的な願望を引き出し、「私はこうなりたいんだ」というモードにさせた上で、「実はこんなものがあるよ」という見せ方がうまいやり方なんだと思います。

騙しはNGですが、本当にいいものであればそれをどういうイメージとして見せるのかは非常に重要です。



プロフィール

田中亮行
アキユキ

フリーランスWebデザイナー・エンジニア歴6年。主に企業のホームページの企画・デザイン・開発をしています。

ここでは自分の経験から感じたフリーランスにとって役立つ情報を発信しています。また、「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要な“セルフマネジメント”についても執筆しています。フリーランスとしての生き方にも関係してくることが多いので参考にしてもらえたら嬉しすです(´ε` )

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