フリーランスとセルフマネジメントby アキユキ

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フリーランスWebデザイナーのビジネス戦略、Web制作でよくある稼ぎ方とその解説

フリーランスになるとどんな戦略で稼いでいくかを自分で考えていかなければなりません。

ビジネス戦略によって今後長くフリーランスとして活躍できるのか稼ぐことができず貧窮するのかわかれます。

この記事ではよくあるフリーランスWebデザイナーのビジネス戦略と稼ぎ方についていくつかピックアップしつつ、それぞれメリットデメリットについても解説をしていきます。

これからフリーランスになる方やフリーランスなりたての方には特に参考にしていただけるかと思います。

大きく3つあるフリーランスWebデザイナーの稼ぎ方

このブログでは何度も出していますが、フリーランスWebデザイナーの稼ぎ方には直案件、下請け、常駐案件の3つがあります。ここについて詳しくは以下の記事の前半で「フリーランスWebデザイナーの受注スタイル3パターン」としてご紹介しています。

フリーランスWebデザイナーで年収1000万稼ぐための働き方と積み上げ方

3つの稼ぎ方についてはそちらの記事にゆずるとして、この記事では直案件について具体的にどのようなビジネス戦略で稼ぐ方法があるのかを解説していきます。

フリーランスWebデザイナーが直案件で稼ぐときのビジネス戦略

1.テンプレートで稼ぐ

デザインのテンプレートをあらかじめいくつかもっておきます。そしてそのテンプレートの中からクライアントにデザインを選んでもらって、中身だけクライアントの情報を入れて納品するパターンです。

ですので、1週間ぐらいでも納品が可能で、とりあえずホームページが欲しいというニーズに対して有効です。

単価はものすごく安くなります。おそらく20万とるのも難しいのではないかなと思います。僕の知り合いがそのくらいでやっていた記憶がありますし、10万前後でテンプレートを使って納品している企業もあった気もします…ここはちょっと記憶は曖昧ですが。

ただWebデザイナーとしてデザインをやらないのはやりがいはなさそうですね。

ちなみに僕はこの手をやったことはありませんし、この手のビジネス戦略に将来性はないと思っています。

なぜならそういう簡単なありもののデザインで情報を埋め込むだけでいいのなら今はWixで素人でも作ることができるからです。

ここで、勘のいい人は気づいたかもしれませんが、WixでWebサイトを作る前提で仕事を請け負っている人もいます。つまりWixですら扱うのが難しいちょっとITに対して苦手意識の高い人に対して、WixでWebサイトを作って納品するというパターンです。

なので、Wixなど一部Webデザイナーの仕事に代替するサービスが出てきたら出てきたで、今後はWixでWebサイトを制作を代行するビジネスが生まれるわけですね。。

いずれにせよ、最初の頃は稼ぐためにこういった案件をとるのはいいですが、これを主にしているといつか食べれなくなると思います

専門知識が全く身につきませんし、クライアントのビジネスの課題を解決するというWebデザイナーの本質的な仕事になっていないからです。

2.オーダーメイドのWebデザインで稼ぐ

テンプレートを使わずにオーダーメイドでデザインを作って納品する方法ですね。こちらの方が一般的です。このオーダーメイドWebデザインについてはビジネス戦略をあえて2つにわけて解説します。

  • オーダーメイドだがコンサルティングをほぼ含まないWeb制作
  • オーダーメイドでなおかつコンサルティングを含むWeb制作

どちらもオーダーメイドではありますが、明確な違いがあります。

まずWeb制作でいうコンサルティングとは何かですが、クライアントの課題に基づいたWebの全体設計・コンテンツ設計・Webデザインの提案をすることです。

つまりクライアントの指示に従ってデザインをただ作りますではなく、ビジネス的な観点からどう設計やデザインをしていくかを提案しながら進行することになります。

この違いは大きいのであえて2つにわけました。ではそれぞれ解説をしていきます。

オーダーメイドだがコンサルティングをほぼ含まないWeb制作

コンサルティングを含まないので、基本的にはクライアントの要求をそのまま要件にしてWebデザインをします。もちろんWebデザイナーとしてデザインの提案はやりますが、ビジネスの観点から戦略的にコンテンツを設計して、導線を検討して…という工程にそんなに時間を割きません(簡単にはやると思います)。

価格帯は一概にはいえませんが50〜100万ぐらいの案件があるというイメージです。

今はまだ全然稼げるのですが、将来性はあまりないかなと考えています。

ある一定以上は単価をあげられないというのと、今後より一層付加価値のあるWebデザイナーではないと生き残れないと考えているからです。

まずWebデザイナーはどんどん増えていると思います。Webデザイナーになるための学習ツールはかなりそろっていますし、資格もいらないのでハードルが低いですよね。フリーランスとしてもPC1台あればできるやりやすい仕事ですし、副業としても始めやすいです。

そしてさらに簡単なホームページはより素人でもつくれるような環境は今後そろってくると思いますし、それにつれて受注ができても単価は下がってきますよね。

オーダーメイドでなおかつコンサルティングを含むWeb制作

コンサルティングからやるので、クライアントにとっては本質的なWebサイトを作ってもらうことができます。一番高価格で案件を取りやすいやり方です。

ただそれなりの経験とスキルは必要になってきます。Web制作を3〜4年ぐらい続け様々なクライアントと向き合う中で多くのWeb制作のパターンを知るということがまず大切だと思います。

それに加え、自分自身もビジネスについて詳しくなっていく必要があります。ビジネスコンサルタントとまではいいませんが、Webマーケティングを理解してクライアントに対してビジネス的な観点からコンサルティングをする必要があるからです。

価格帯はそれなりに要件は増えますが200万以上も夢ではありません。少なくともこのレベルができると100万前後の案件が取りやすくなるのでフリーランスとしてはかなり良いのではないでしょうか。

ちなみにコンサルティングができるようになるということは、専門知識が豊富な状態になっているということです。そうするとフリーランスとして他にも色んなビジネスに手を出すことも可能になってきます

例えば教育業界ですよね。自分が教える立場になるということです。この辺については以下の記事に詳しく書いていますので参考にしてください。

この不況の時代に考えておきたい、将来性のある仕事のやり方

3. 運用費で稼ぐ

納品後に運用費でストック収益を得る方法もあります。ストック収益というのは毎月固定でいくらか入ってくる収益のことです。これがあれば幾分か安定感がでてきますよね。

僕はあまりやりませんが、アナリティクス解析と報告業務・改善提案という運用の仕事で半年間契約で毎月数万円もうら、ということを何度かやったことがあります。

ちなみに運用費を払いたがらないのが最近の流れだと思います。

昔はやるかどうかもわからない修正費用に毎月固定で数万円とかありました。ひどいところは毎月10万払っているが何もやってもらってないというのも聞いたことがあります。

ブログもニュース投稿も最近はCMSでクライアント側で管理できますから、必要なくなってきたのも流れですよね。

4.ECやサービスサイト領域で稼ぐ

これはちょっと発展形ですが、バックエンドエンジニアと組みながらECサイトやサービスサイト制作で稼ぐ方法もあります。ただこれホームページ制作とは全く別物なので気をつけた方がよいです。

正直ホームページ制作だけやっていた人がECサイトやサービスサイトのデザインをやると最初はだいぶしんどいと思います。

僕もちょこちょここういう案件やるのですが、ユースケースがたくさんあってすごく難しいんですよね。ログインやログアウト、会員ステータスごとですべてどういう画面を出すかというのを機能ごとに切り分けなければならないので、抜け漏れがあるとサービスとしてバグになります。

ホームページ制作の感覚と見積もりとまずミスりますので気をつけてください(´・ω・`)

5.その他

他にもリースという形で初期費用を安くして毎月月額数万円×24ヶ月みたいなモデルもありますが、あまり良い評判も聞かない気がするのでここでは触れるぐらいにしておきます。

実際の良し悪しは会社それぞれだと思いますし、それは他のモデルも同じなのですが。

ただ僕自身、フリーランスにはリースというビジネス戦略はオススメしないですね。単純にキャッシュフロー悪いので、自分の事業活動においてレバレッジが効きません。

自分がかけた工数に対して後からお金をもらうことになるので、流れとしてはよくないですよね。なんなら先にお金をもらってそのお金でさらに営業活動を強化して、という流れの方がいいわけです。

実際僕の知り合いの会社は制作する前に全額振込みを前提にしている会社があります。そこまでやるのはすごいなと思いますが、おそらくキャッシュフローを強く意識しています。(Web制作専門の会社ではありませんが)

まとめ

ということで、フリーランスWebデザイナーのビジネス戦略と題して、稼ぎ方を解説していきました。Web制作について色々発信をしているとたまに「Web制作って将来的にどうなの?」というような質問を受けることがあります。

これについてもWebデザイナーであれば一度考えておくといいのかなと思っています。

これについては以下の記事にまとめていますので、こちらも読んでいただけると理解が深まると思います。

Webデザイナーは将来なくなる仕事なのか?

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それではお付き合いありがとうございました。



プロフィール

田中亮行
アキユキ

フリーランスWebデザイナー・エンジニア歴6年。主に企業のホームページの企画・デザイン・開発をしています。

ここでは自分の経験から感じたフリーランスにとって役立つ情報を発信しています。また、「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要な“セルフマネジメント”についても執筆しています。フリーランスとしての生き方にも関係してくることが多いので参考にしてもらえたら嬉しすです(´ε` )

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