フリーランスとセルフマネジメントby アキユキ

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ワードプレスで会員制サイトは作れるのか?無料会員サイト、有料会員サイト、それぞれを解説するよ

WordPressで会員サイトを作る方法を探している人は意外と多いようです。

特にゴリゴリのエンジニアではなく僕のようなWebデザイナー・エンジニアという方は自分では会員サイトは作れないので、WordPressで作ることはできるのだろうかと、考えることがあるかと思います。

僕も実際WordPressで会員サイトができないか何度も考えたことがありますが、結論からいうと次の通りです。

無料会員サイトはWordPressで制作可能、有料会員サイトは制作不可能

実際の実現性については会員サイトに必要とされている要件にもよります。まず、会員サイトとして想定される大きな要件に以下のようなものがあります。

  • 無料会員サイトでなおかつ会員個人のアカウントを管理するしない
  • 無料会員サイトでなおかつ会員個人のアカウントを管理する
  • 有料会員サイト

様々な要件がありえますが、主に会員サイト自体が無料かどうか、そして無料の場合は会員個人のアカウントを管理するのかどうかがポイントです。1つ1つ、WordPressでの実現性について解説していきます。

無料会員サイトでなおかつ会員個人のアカウントを管理するしない場合

まず会員個人のアカウントを管理しないということは、会員それぞれに対してIDやパスワードを払い出さないということです。

つまり会員サイトの機能としては、会員別に切り分けた機能を実装しないことになります。

例えばクローズドなコミュニティがあったとして会員間での情報共有のためのページを作りたい場合がこれに当てはまります。共通のIDとパスワードを会員に払い出して(つまりWordPressで1つの会員用アカウトを作って)、共有します。その上で会員だけが見られるページを作成して、そこをする場合にのみログインしてもらうという流れです。

ログインしているかどうかの条件でそのページを閲覧できるかどうかを切り分けていく方法です。

この方法は僕が実際にやったことがあります。

もちろん、IDとパスワードが流出すると誰でも中身を見られてしまうので、本当に極秘な情報は掲載できませんし、クローズドなコミィにティといっても全員顔見知りぐらいの濃いコミュニティで信用が前提になっています。

数百人、数千人いたり、誰でも入れるようなクローズドなコミィにティでは、悪意のある人が情報を流出しかねません。

僕が制作したことがあるのは、100社ぐらいの企業が集まる経営者会のWebサイトで会員だけが閲覧できる情報は共通ID/パスワードでログインが必要にしたというものです。

無料会員サイトでなおかつ会員個人のアカウントを管理する

このパターンは会員個人のアカウントをそれぞれ作ります。事務局側で作ってもいいですし、会員側に作ってもらうフォームを作成してもOKです。

これはWordPressのプラグイン「WP-Members Membership Plugin」を使うと実装できます。

既存のWordPressのユーザー管理機能を使いますので、ユーザーが会員登録をすると、WordPressのユーザー一覧に追加されます。

どうしてもWordPressのユーザー管理機能ベースなので、使い勝手はそれに準拠します。

ですので、ユーザー管理機能として不十分な場合は、追加で自分で他のプラグインを使ったりしながらカスタマイズをしていくしかありません。また、会員に登録させたい情報などをカスタマイズする場合には他にもプラグインを使うなどしてカスタマイズが必要になります。

この方法も僕は実装したことがありますが、基本的には廉価に会員サイトを作成したいというニーズには答えられますが、会員管理機能をリッチにして色んなマーケティングに活かしたいというニーズには向かきません

有料会員サイト

有料会員は無料会員サイトと全く異なる概念が存在します。それが決済ステータスです。

ユーザーが決済を行える仕組みが必要でなおかつ決済したかどうかを会員情報に紐付ける必要もあります。

ここがポイントで、決済の仕組み自体は、クレジットカード決済代行会社と契約をして決済フォームを導入すればいいのですが(これも最初は難しいですが…)、決済した後に決済が完了しているかどうかのステータスをユーザーアカウントと紐付けて管理が必要になります。

もちろん、毎月決済の場合、決済に失敗すればその情報もユーザーアカウントに紐付けなければなりません。

この辺の詳しい技術的なことは僕も分からないことが多いのですが、少なくともWordPressでこれを実現することはできません。実現するためには、WordPressの会員アカウントと、決済ステータスの情報連携が必要ですが、それをやる手立てがないからです。

プラグインも探しましたがそういったものはないと思います。そもそも決済代行会社のシステムと連携する必要があると思うのでなくて当たり前だと思います。

もちろん、WordPressをゴリゴリにカスタマイズできれば、できなくはないはずです。ただそれをやるならWordPressを使う意味はないので、最初からWordPressは使わずにやった方がいいですよね。

まとめ:WordPressで無料会員サイトはできるが、リッチな機能は求めない方がいい

ということで、WordPressで会員サイトを作れるのかどうかを3つのパターンで解説してきました。

無料会員サイトは作成できますが、そもそも会員管理機能自体はWordPressの会員管理機能をそのまま使うので、会員を囲い込んだ後に色んなマーケティング施策をしたいという場合は本当にWordPressで実装できるのか要検討です。

例えばメルマガを自動配信したい場合は、メルマガとの連携が必要になりますが、そもそもその辺は別途システム開発が必要になります。

この記事をご覧いただいている方はゴリゴリのエンジニアというよりは、非プログラマーだけどWordPressを使って会員サイトを構築したい方だと思いますので、メルマガ連携をする作業自体難しいと思います。ですので、そういった無料会員のデータをさらに何かに連携してマーケティングするなどリッチなことは基本できないと考えておいた方がいいですよね。

あくまでも無料会員登録ができて、そこに登録したユーザーが特定の情報を閲覧できたり、あるいはWordPressの投稿機能を使って投稿ができるなどの機能レベルだと考えておいた方がいいでしょう。

リッチな仕様ではありませんが、廉価に無料会員サイトを作りたいというニーズに対してWordPressでも応えることができます



プロフィール

田中亮行
アキユキ

フリーランスWebデザイナー・エンジニア歴6年。主に企業のホームページの企画・デザイン・開発をしています。

ここでは自分の経験から感じたフリーランスにとって役立つ情報を発信しています。また、「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要な“セルフマネジメント”についても執筆しています。フリーランスとしての生き方にも関係してくることが多いので参考にしてもらえたら嬉しすです(´ε` )

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