フリーランスとセルフマネジメントby アキユキ

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Webデザイナーが提案レベルをあげるためのターゲット分析方法について解説します

ターゲット分析は提案内容のデキに大きく影響を与える重要な要素です。

ターゲット分析を間違うと、デザインの方向性もコンテンツ(どんなページを作るのか)の内容も変わっくるため、ここはしっかり分析しておきましょう。

この記事ではWebデザイナーがクライアントによりレベルの高い提案ができるようになることを目的に、どのようにターゲットを分析すればいいのかを解説していきます(´ε` )

ターゲット分析によって何が変わるのか

まずターゲット分析の重要性を再確認する意味で、ターゲット分析がホームページの企画に及ぼす影響について改めて考えてみましょう。

ターゲットの分析が変わると次の内容も変わります。

  • デザイン
  • コンテンツと導線設計やCTA
  • コンバージョン(何をさせたいか)

デザイン

ホームページのデザインで大切なことはいくつかありますが、1つあげるとすると、ターゲットにどんな第一印象を与えるかが非常に大切です。

ターゲットの課題は何か、具体的にどんなことで迷っているのか、それらを理解した上で何を大々的に打ち出し、どう感じてほしいのか、それをデザインで表現します。

当然ターゲットが分析できていなければ、何をキャッチコピーとして打ち出すか、どんな素材を使うかなど第一印象に大きな影響を与える要素を確定できません。

コンテンツと導線設計やCTA

ホームページは単に情報を掲載するだけではなく、ターゲットの悩みを解決するための道筋を与えてあげることも1つの役割です。

そのため、どんなコンテンツを準備して、それらの中でどう導線設計を組むのか、これはターゲットが明確になっていないと戦略的に組むことができません。

CTAというのはコールトゥアクションの略ですが、そのページの中で次にどんなアクションを促すかという設計のことを指します。

特定のページを閲覧したユーザーに対して次に何を見てもらうのか、そういった導線設計の一種ですが、これもホームページの中でターゲットをどう流れでコンテンツを見てもらうか、そういった設計ができていなければなりません。

コンバージョン

コンバージョンとはホームページの最終目標であり、訪れたユーザーに最終的にとってもらいたい行動のことです。簡単に言うとお問合せなどですね。

どのホームページにも基本的にはお問合せフォームはありますが、

そもそもコンバージョンとしてお問合せを得ることが正しいのか、あるいは資料請求フォームの方がいいのか、それとも別の何か(例えばキャンペーンへの応募など)なのか、これはターゲットをビジネス戦略的にどう導いていきたいのかによって変わってきます。

つまりホームページ単体で考えるというよりは、ホームページからコンバージョンした後の流れも含めて考える必要があります。

 

ターゲット分析が変わるとこれの重要な3つの要素に影響を与えることになるので、ターゲッティングは非常に大切です(´ε` )

ではそもそもターゲット分析はどのようにしたら良いのか、解説をしていきます。

ターゲット分析方法

ここでしっかりとターゲットを分析できるようになると、ホームページをどう提案してどう作っていけば良いのか明確になりますのでぜひご覧ください。

ターゲットの現状と理想の将来像を捉える

クライアントは誰のどんな課題を解決しているのかをまずは考えましょう。

クライアントのビジネスは、ある特定の課題を持ったターゲットに対して、その解決策をサービスとして提供することでターゲットに理想の将来像を手に入れてもらうことですよね。

例えば我が子を国立大学に入れたいと思っている受験生の母親がターゲットだとして、解決策として学習塾を提供、ターゲットの将来像として国立大学に合格、というような感じですね。

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つまり、“悩みを持つターゲット”と“その解決策(サービス)”とそれによって得られる“ターゲットの将来像”の3つの関係があります。そして、ホームページで提示する解決策(サービス)は当然そのターゲットに向けて発信をしなければなりません。

当たり前のことなのですが、突き詰めると意外と奥が深いので解説していきます。

ホームページを訪れたターゲットにどう感じて欲しいかを分析する

まず悩みを持つターゲットがホームページで目にするすべてのことが、コンバージョンに向けてターゲットを突き動かすものである必要があります。

キャッチコピー、ファーストビュー(アクセスした際にスクロールせずに見える範囲)、サービス内容の見せ方、写真の見せ方、ブランド観、会社概要の見せ方…etc.

これらすべてがターゲットに期待を与えるようなものになっている必要があります。

つまり、ターゲットがホームページに訪れたときに

  1. まずファーストビューで「あ、これは自分のためにあるサービスだ」と思ってもらうこと
  2. サービス内容を見た時に「これで自分の悩みは解決できそうだ」と期待してもらうこと
  3. 実績や写真を見た時に「確かにこれなら間違いなさそうだ」と確信してもらうこと
  4. 会社概要を見た時に「信頼できる会社だな」と思ってもらうこと

こういった流れができているといいですよね。これらがターゲットにとってそうであることが大切です。ターゲット分析ができているとこれら1つ1つに対してより具体的な設計ができます。

ターゲット分析例

例えば先ほどの 受験生の母親の例でいうと、次のようなターゲット分析が必要です。

  • そもそもターゲットは受験生か母親か?
  • そもそもターゲットとする受験生は何が本質的な悩みなのか?
    学校の勉強についていけないのが悩み?
    今から受験までに偏差値をあげることが可能なのか不安?
  • そもそもターゲットの周りには他にどんな解決策がある?

つまりこの辺が分析できていないと、成績が伸び悩んでいる受験生に向けて、「成績が伸びるよ」とだけ言っても響きません。

その受験生が何でつまずいているかわからないからです。上例のように学校の勉強についていけないのが悩みなのかもしれませんし、今から受験までに偏差値をあげることが可能なのか不安なのかもしれません。

「成績が伸びない」は悩みのカテゴリーであって悩みそのものではなく、悩みの本質は「今から受験まで間に合うのか」など、もう一つ奥にあります。

例えば受験生の偏差値が40しかないけど、そこから国立大学に合格したいとなれば、単純に成績を伸ばしたいという悩みではなくなってきます。

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なので単純に学習塾やっていますというのが解決策になるのではなく、ターゲットのニーズにあった解決策を提示できているかどうかが大切で、それをホームページでどう表現するかが重要です。

ターゲット分析をどうホームページに活かすか

Webデザイナーはこのようにターゲット分析した上で、そのターゲットに対する訴求方法として何が一番効果的かを考える必要があります。例えば先ほどの学習塾の例では、「偏差値40から1年で国立を目指せる!」などのキャッチコピーも良いかもしれません。

さらにターゲット目線になって考えてみると、なぜそれが可能なのか、実績はあるのかなど色々と気になることでしょう。

そうすると「偏差値40から国立合格を実現してきたカリキュラムのご紹介」というコンテンツが考えられるかもしれません。

下の図は上はNGバージョン、下にいくにつれて改善したものの例です。

ターゲット分析まとめ

まとめるとターゲット分析方法として次のようなことがあげられます。

  • ターゲットは本当は誰なのか分析(つまり決裁権を持つ人間は誰なのか?)
  • ターゲットの悩みの本質は何か(今どういう状態で、そこからどうなりたいのか)
  • そんなターゲットが自分ごととして捉えてもらえるキーワードは何か
  • 何があればターゲットはそれにより興味を持ってくれるのか
  • どうしたらターゲットはそれをより信頼してくれるのか

ターゲット分析ができるとホームページのデザインの方向性や必要なコンテンツが定まりやすいので、しっかりできるようにしていくといいと思います。



プロフィール

田中亮行
アキユキ

フリーランスWebデザイナー・エンジニア歴6年。主に企業のホームページの企画・デザイン・開発をしています。

ここでは自分の経験から感じたフリーランスにとって役立つ情報を発信しています。また、「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要な“セルフマネジメント”についても執筆しています。フリーランスとしての生き方にも関係してくることが多いので参考にしてもらえたら嬉しすです(´ε` )

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