フリーランスとセルフマネジメントby アキユキ

フリーランスのお役立ちブログ+モチベーションを高く維持するためのセルフマネジメント術

実際にいたモンスタークライアントの話と僕がモンスタークライアントから学んだこと

世の中にモンスタークライアントって実在します(´・ω・)

すごい上から目線だったりやたらコキ使ってきたり、相手のことを考えているならまだしも1mmも考えていない人がいます。

そういった関わりたくないモンスターみたいなクライアントの事例を紹介しつつ、僕らはそこから何を学び、どうしていかなければならないかを解説していきます。

ちなみにこの記事でいうクライアントというのは、受注するしないに関わらず、提案段階で関わったお客さんも含めてクライアントと言っています(というか受注しているクライアントでモンスターは今の所いないかもしれません)。

まず実際の事例を話す前に「会社の看板すげー(´ε` )」っていう話をします。

なぜこんな話をするかというと、フリーランスがいかに弱い立場にあるかを理解していただくためです。ただ安心してください。絶望的な話で終わらせる記事でもありません。

会社の看板すげーの話

では「会社の看板すげー(´ε` )」の話をしていきます。

僕はもともと大手企業の系列会社にいたので結構その会社の看板を使えたんですよね。

新卒1ヶ月で大企業の課長と打合せに1人で行ったりしたのはわけが分からなかったのですが、そんなこともやってました。つまり、大企業でも普通にアポはとれますし(少なくともアポ取った段階で僕が新卒であることは知る由もなかったはずですが)、取引先の中小企業なら社長さんとか普通に出てきて頭下げられましたし、接待もされました

よく考えたら意味わからないですよね。
社会のこと何も知らない小僧を相手にしてくれるんですよ。

僕は基本的にそういうの嫌いなんで、そこで調子に乗ることはありませんでした。

でも、中にはいい気になって上から目線の人になっちゃう人もいて、僕はその中では全然いばらないし大手の看板があるからと言って上からはいかないしで、結構やりやすかったようです。(僕が当時仕事できないやつだったところを除いてはw)

会社辞めるときに「あなたは良かった。うちにはあなたのファンがたくさんいるんですよ」みたいなことを言ってくれる社長さんもいて、それは本当に嬉しかったんですよね。

でも会社の看板がなかったら、そもそも取引先の社長さんと対等な感じでものを言い合える形で仕事はできなかったし、大企業の役職ついた人と話をすることもできなかったんだろうとも思います。

だから会社の看板すげーっていうことなんですけど、何が言いたいかと言うと、つまり「世の中ってそんなもん」なんですよね。

自分に力がなくても誰かのパワーを借りて生きていくことってできるんですよ。
でそれの最たるものがサラリーマンだと僕は思っています。

でもフリーランスはそういうのが一切ないんですよね。

特に僕はサラリーマン時代は発注する側だったので、結構周りから頭下げてくれることが多かったんですけど、フリーランスになった瞬間、看板はなくなるし、受注する側になるしで

そうすると急に影響力がゼロになるわけです。

ただ僕はもともと発注する側にいたので、発注するから偉いわけではないことはすごくよく分かっていたので、受注する側でかつ看板なくなってからも、正直今までクライアントが偉いと思ったことは一切ないです。一回も(当たり前かもしれませんが)

もともと僕も発注側の人間だった時に自分が発注側だから偉いと思ったことは本当に1mmもないですしね。お互いいなきゃ困る存在ですから。

でも、不思議なことに世の中には、発注する側が偉いと思っている人がいるみたいなんですよね。

そんなモンスターというか怪獣みたいな人たちの事例を今日はご紹介しつつ、僕らフリーランスはそこから何を学び、どうしていかなければならないかを解説していきます。

モンスタークライアントの事例

モンスター事例1:担当が一人で勝手に進めていたプロジェクト

クライアントの担当者が社内の確認を取らずに勝手にプロジェクトを進めていて、そこに上手いこと利用されたという形ですが、流れをまとめると次のような感じです。

  1. 担当者が勝手にプロジェクト立ち上げ
  2. 11社の制作会社に提案をさせる
  3. 何度も打合せを重ねる
  4. ほぼうちに決まりかけたところで担当が社長に報告したら案件自体終了
  5. そのことも一切連絡なし

担当者の一存で勝手にプロジェクトを立ち上げて11社もの制作会社に提案をさせている時点ですごいです。そして、プロジェクトを社内に報告したら、そもそもそんなプロジェクト辞めろということで案件自体なくなったということです。さらにその連絡を全くよこさないという...ヒドいじゃないの(´・ω・)

たちが悪いのは担当が自分の都合で11社におよぶ制作会社に提案をさせ、社内に提案するための都合のいい情報をもらって、そこから初めて社内報告をあげるという、完全に自分都合ですよね。

ちなみに僕は11社の中で2社まで残って、さらにその中でも有力候補だったみたいです。上場企業で様々な事業をしていたので、気合を入れていたのですが、完全に担当に振り回された形に!w

モンスター事例2:「もっとできる子かと思っていた」  と直接ディスられた事件

経緯をちゃんと説明しないとそのまま捉えられると僕も悲しいですが、とにかく中々ショッキングな出来事でした(´・ω・)

流れは次のような感じです。

  1. 電話で提案依頼が来て提案
  2. 提案ボツ→でももう少し提案して欲しいと打診あり
  3. ある条件に同意してプロジェクト進行
  4. やっぱり他社にも相談するから保留でと言われる
  5. 合意した条件は完全無視されタダ働き
  6. 挙句の果てに「もっとできる子かと思っていました」

説明すると、提案依頼があったので、話を聞いて提案した結果ボツになりました。これは仕方がないですね。問題はその後なんですが、もう一度提案して欲しいと言われました。

正直一度NGだったので、これ以上はやっても仕方がないと思ったので、降りようと思っていたのですが、先方から「お互いリスクがない形でやれたら」という提案のもと次のような条件でプロジェクトを少し進めることになりました。

  • 途中までプロジェクトを進行する
  • そこでやっぱりNGだった場合はそこまでにかかった費用は請求してもらって構わない

シンプルですね。

ではやりましょうということで、全部デザインとかも作り直して打合せもそこからさらに重ねて、進めていたところ急に電話がかかってきて、「やっぱり不安だからとりあえず他社にも相談するからペンディングで」と言われました。

途中「いい感じですね」なんて話もあったぐらいなので、ビックリしたのと同時に不安になったので、「じゃ他社さんになった場合は、ここまでかかった費用請求させていただく方針でよろしいですか?」と確認の連絡をしたところ、支払う気がないことを明示した上で、

「はっきりさせましょう、これはあなたの力不足なのです(想定外でした)」と言われ、関わりたくないと思ったので案件辞退の連絡を入れたところ、

「もっとできる子だと思っていました」

とメールが来たという流れです(´・ω・)

普段は発注書をもらうのですが、ちょっと特殊な形だったので、僕もツメが甘く契約が曖昧になっていました。揉めても仕方がないので引き下がりました。ここは僕にも大いに責任がありますね。

ただモンスターなのは、

お互い大人でビジネスの関係であるにも関わらず相手を躊躇なくディスった上で「できる“子”」というような言い回し…50ぐらいのおっちゃんでしたが、そんな人もいるんだなと思いました。

他にも色々

他にも色々あります。

(先方から提案依頼があった上で)初めて電話で話した時に

「そんなに金が欲しいのか??」

と言われたこともありますし(もちろん一言も言っていないw)、

提案依頼があって提案するまでは良かったですが、提案してボツになった瞬間死ぬほど冷たくあしらわれるなど。まあフリーランスやっていると色々あります。

相手が完全に悪いと言いたいわけではない。フリーランスは自分で自分を守るのも仕事

ただ僕は一方的に相手が完全に悪いと言いたいわけではありません。

フリーランスとして、僕のツメが甘い部分もやっぱりあります。(もちろん先の事例にはどう考えても理不尽なことも含みますが…)

ですが、フリーランスたるもの提案依頼があれば積極的に提案していくのが性でしょう。そういった中でこういったことが起きるわけです。やっぱり嫌な思いしかしないのですが、僕らフリーランスはそういった点も含めてフリーランサーなんです。

一方でサラリーマンは会社が守ってくれます。そもそも無下に扱われにくいですし、扱われたとしても自分が働いた分は会社から給料が出ますよね。

そんな怪獣たちから僕らは何を学ぶべきか

こういった経験をただ無駄にするのはただのバカなので、そんな怪獣たちから僕らは何を学ぶべきかを考えるべきです。

ここが大事なポイントで、こういうことって対策をしないと何度でも起こり得るわけです。

ではなぜこういうことが起こるのかというと、全部人間関係なんですよね。

こういうことは

  • 既存の人間関係では起こらない
  • 単なる受発注だけの関係で繋がると起こりうる

ことだと思います。

知り合いの紹介とかでこういう嫌な思いをしたことって僕は記憶にないんですよね。でも全然知らないところから、単なる受発注だけの関係で人とつながると、お互いの信頼関係を築く前に、ビジネス関係になるので、次のようなことが起こり得ます。

  • どこかで相手を無下に扱う
  • 何かあった時に自分の都合の良い解釈をする

人として信頼関係が築けている状態なら、ディスられることも「そんなに金が欲しいのか?」と意味不明なことを言われることももちろんないわけですし、自分の都合で相手を使い倒すようなこともありえないですよね。

ビジネス関係でゼロから人間関係を作るのはすごくセンシティブな話なんです。

だから、ゼロからの人間関係でビジネスで繋がった場合、

信頼関係のつなぎ方はすごく気をつけようっていう話が1つと、相手がそもそもこっちを使い倒してやろうって思っている場合は(1個目の事例ですよね、社内に確認取らず自分の都合で11社におよぶコンペ開催した例)、かなり危険なので、発注書もらう前にどこまで突っ込んで提案するのかは線引した方がいいってことですね。

そして、そういう対策はやはり必要なのですが、

何よりも一番の対策方法としては、知り合い経由とかリピートとか、すでに信頼関係が築けているところから案件を取るのが一番いいです。

もちろん繋がりを広める意味でもド新規のクライアントととも色々やるフェーズは必要ですが、最終的には知り合いや既存のクライアント経由で案件をとる割合を増やしていくっていうのを1つ目標にするといいのかなと思います。

フリーランスが仕事を受注するためには、人間関係の構築と技術的信頼、どちらも必要ですが、どちらも一気に短い期間で構築するのは難しいですし、下手すれば受注しても無下に扱われるなど辛い思いをすることもあります。

とういうことで、既存のクライアントや知り合い経由の仕事を増やしていきましょ!
その方がコンペも少なくて楽だし仕事自体も楽しいんですよね(´ε` )

やっぱり楽しく仕事できる環境、人生でこれは大切です。それを自分で勝ち取っていきましょう。



プロフィール

田中亮行
アキユキ

フリーランスWebデザイナー・エンジニア歴6年。主に企業のホームページの企画・デザイン・開発をしています。

ここでは自分の経験から感じたフリーランスにとって役立つ情報を発信しています。また、「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要な“セルフマネジメント”についても執筆しています。フリーランスとしての生き方にも関係してくることが多いので参考にしてもらえたら嬉しすです(´ε` )

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