フリーランスとセルフマネジメントby アキユキ

フリーランスのお役立ちブログ+モチベーションを高く維持するためのセルフマネジメント術

フリーランスはいつでも休めるようで休めない?フリーランスが休めない理由と解決策!

「フリーランスっていつでも休めるようで休めないよね」

こんな会話をしたことがあるフリーランスの方も少なくはないと思います。
これからフリーランスになる方もフリーランスの休みに対する概念を少しここで知っておいていただけると、フリーランスになった時に役に立つかと思います。

まず最初にフリーランスが休めない理由を大きく2つのカテゴリーにわけると2つあります。

  • 物理的に休めない
  • 精神的に休めない

この2つにカテゴライズすることでフリーランスがどのようにして休みを取るべきかが見えてきます。

では具体的にフリーランスが休めない理由を5つ挙げていきますので、上記の2点は頭の片隅に入れておいてください。

フリーランスが休めない理由

事務や販促すべてをやる必要がある

フリーランスはクライアントワーク以外の仕事もすべて1人でやる必要があり、ここに割かれる時間は意外と多いです。(もちろん余裕がある人は秘書要員を雇ってもいいのですが)

例えばクライアントワーク以外の仕事は次のようなものがあります。

  • 事務処理
  • 税務関連
  • 営業 / 提案
  • その他販促活動(SNS/ブログ/交流会/HP管理…etc.)

だいたいここにかかる時間は全体労働時間の3割ぐらいです。

もちろん人によって大きく異なりますが、ブログを書いたりSNS運用をしたり、積極的に営業や提案をする場合はそのくらいにはなります。

提案してもロスする提案ロスもあるので、その辺も含めて3割は見ておいた方がいいという考え方です。つまり、実際にお金になっているクライアントワーク以外にかかる労働時間が意外と多く、この点で稼ぎ以上に働く必要があり、休めない原因になります。

1人ゆえ案件過多になりやすい

1人で案件をこなしますが、フリーランスで難しいのは案件数の調整です。ある程度顧客がついてくると色々依頼がくるものですが、少し忙しいからと言って断るのも中々難しいですよね。

またクライアント側の都合で納期が変わることもよくあり、調整していたとしても、結果的に納期ズレによって納期がかぶってしまい、ハードワークになることもよくあります。

1人ゆえ、企業のように社内でリソース調整もできないですよね。案件過多になると完全に週7労働でほぼ1ヶ月休めないこともざらです。

調整が下手だと仕事が増える

フリーランスで調整が下手くそだと仕事を増やしてしまいます。これはフリーランスに限らずではあるのですが、フリーランスの場合、特にこの傾向があります。

というのも

フリーランスは自分が決裁者である

ためです。そのためサラリーマンだと伝家宝刀として「上司がどうしてもダメだと言っている」が使えますが(笑)、フリーランスではそういったことは使えません。自分が丸め込められてしまうとそれで終わりなので、守備力もフリーランスには必要ですね。

傾向としては優しい人ほど仕事が増えがちなので気をつけましょう。ただ気をつけておきたいのは、要件をガチガチに決めすぎて、そこから1mmでもはみ出したら「追加費用です」と言ってしまうと融通が効かない人だと思われるので、

予めコスト感は余裕を持ちながら融通は効く形にしておきましょう(そもそも細かい要件まで最初に確定させるのは無理です)。

ということで次の3つは頭の中に入れておきましょう。

  • 自分がすべて決裁者である、丸め込められないように
  • 「上司の許可がおりなくて」の回避策が使えない
  • 優しい人ほど仕事が増える

いつでもスマホに連絡が来る

基本的にはフリーランスの連絡手段は自分のスマホです。直接電話がかかってきますし、LINEやメッセンジャーなどで連絡が来たりもします。それ自体は問題ありませんが、会社のPCであれば自分が会社にいる時しかメッセージは確認しませんが、個人のスマホに直接くると自分のオンオフは関係ないですよね。

特に平日休めるフリーランスといえど、クライアントは平日仕事なので連絡は来ます。

また、フリーランス同士で仕事をやりとりする場合においては、深夜・早朝構わず連絡は来ることがあるので、対応する必要はなくても気が休まりません

ちなみに僕は某広告代理店の下請け案件を数年前に紹介されたのですが、深夜対応が必要かもしれませんという謎の条件があったので速攻で断りました。単価は下請けとて良かったのですが、本当に謎の条件ですよね(笑)。

オンオフがつけづらい

サラリーマンはオンオフを場所で制御できますが、フリーランスは場所でオンオフは制御できません。

【サラリーマン】
場所でオンオフができる会社を出たらオフが基本。

【フリーランス】
場所でオンオフはできない感覚的に仕事をはっきりオフにできない。

サラリーマンは物理的な環境として休みを作れますが、フリーランスはそれがやりづらいです。

PCを家において旅行に行くことはできますが、それはそれで不便だったりしますし、スマホまで置いていくことはできません。そもそも旅行にPCを持っていかないとなるとそれ自体が不安になります。

僕はその意味では、フリーランスになってから映画館のように何もかもオフにして没頭できる空間がより好きになりました。

休めないフリーランスの解決策

フリーランスが休めない理由を5つ解説してきましたが、冒頭に書いた通り次の2つに大きくカテゴライズできます。

  • 物理的に休めない
  • 精神的に休めない

物理的に休めない人の解決策

物理的に休めないのは、さらに次のように分解できます。

  • 休めないけど稼げている
  • 休めないし稼げてもいない

まず一番問題なのは後者ですよね。休めない稼げない、これは自分の時間単価を見直すか、業務効率化を改善する必要があります。スキル的にどうしても時間単価を上げられない場合は、地道に頑張るしかありませんが、積極的に自分の価値を自分で上げていくことは大切です。

実績がない時点においては、時間単価を自ら低めに設定して案件を取りやすくする必要はありますが、

そこから計画的に上げていくことを考えた戦略は必要です。ある程度実績と自信がついたら思い切って時間単価を上げていきましょう。

コンペに参加するとわかりますが、個人でやっている人は単価が制作会社に比べてかなり安いです。自分が将来的にどこまで時間単価を上げるかを設定して段階的にやっていきましょう

また前者の休めないけど稼げている人は、労働集約型での収入意外にも投資の勉強をすることも1つオススメです。

生涯に必要なお金をすべて労働集約型で稼ぎきるのは、かなりきついです。

昔は銀行の金利が高かったので、僕らの親世代はそれで資産を増やせましたが、今はそういう時代ではありません

精神的に休めない人の解決策

オンオフができなかったり、スマホに直接連絡が来たりというパターンがこれに該当しますよね。

精神的に休めないのがきついなと思ったら、ぜひPCやスマホから強制的に開放される環境に身をおいてください。

先述しましたが、映画館は1つの例ですね。

あとは登山などPCから離れて自然に触れる時間を作ったり、バイクに乗る人ならツーリングなどもいいですよね。スマホは持っているかもしれませんが、そういう没頭感の強い趣味があると完全にオフになれます。

休めないことが将来の投資になっているのかを考えよう

様々な例を出してきたように休んでいないフリーランスは多いですが、

大切なのは休めていないことではなく、休んでいない時間が自分の将来の休みに繋がっているかどうかです。

  • 休めていない時間が将来の休みに繋がる投資になっているのか
  • 休めていない時間がただの疲労になっているだけなのか

休んでいないことが将来の投資になっているかどうかの違いで3〜5年後に大きな違いが出ます。

フリーランスでありがちなのは、目先の仕事で休めない状態になってしまうことで、それは例えば

  • 質の低い案件を下手に受けすぎたり
  • 関係性がなくなることの恐怖心でいつまでも安請けしたり

することで自分の時間を失っている状態です。

これは自分の時間を自分で不当に削ってしまっていると考えて良いでしょう。

フリーランスは休むのが難しいのは事実ですが、不当に休めないのはただの心身疲労に繋がるだけですので、そこはしっかり対策をしていきましょう。

その上で、将来の休みのために今の休みを削るのであれば、それは良い時間の使い方だと思います。

ただ身体は資本なので、心身管理も1つの重要な仕事として、適度に休みながら働きましょう。



プロフィール

田中亮行
アキユキ

フリーランスWebデザイナー・エンジニア歴6年。主に企業のホームページの企画・デザイン・開発をしています。

ここでは自分の経験から感じたフリーランスにとって役立つ情報を発信しています。また、「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要な“セルフマネジメント”についても執筆しています。フリーランスとしての生き方にも関係してくることが多いので参考にしてもらえたら嬉しすです(´ε` )

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