人生の選択肢を自分で選ぶということ

今日あったであろういくつもの選択肢、皆さんはしっかり自分の意志で選びましたか?

人は毎日とても多くの選択をしています。その重要性や影響度は大なり小なりですが、小さなものでも積み重ねると大きな意味をなします。

毎日をしっかり目的意識をもって過ごすことで、しっかり自分が向かうべき方向に進むための選択ができます。

1.人生は選択の連続

人生はいつも選択の連続です。毎日同じような生活をしていると自分で選択していることさえ忘れてしまうものですが、

毎日会社に通っていることも、
毎日同じ通勤路を使っていることも、
毎日同じコーヒーを飲んでいることも、
すれ違った人に挨拶をするかしないかも、
重要な企画書に妥協するかしないかも、
人の誘いにのってパーティーにいくかどうかも、
気になるあの人に声をかけるかかけないかも、
コンビニの店員にありがとうをいうかいわないかも、
会社を辞めるか辞めないかも、
夢を追うか追わないか決めるかも、

こういったこと全てを自分の中で選択しています。無意識だろうが意識していようが選択肢が複数ある中から特定のものを選んでいることは事実です。

通勤路なんて知らず知らずのうちに決まっていて、何も考えずとも無意識のうちに、いつものルートを通っているものですが、これも立派な選択。ただただ、選択肢を見もせずに、無意識のうちに、右に曲がったり、左に曲がったりしているだけです。

1-1 選択肢を意識的に変えることで人生の舵取りをする

しかし、自分の意識が変わると今まで見えなかった選択肢が見えるようになってきます。

通勤というものを“会社に行く”という概念から“朝の短いツーリング”という概念に変換すると、最短ルートを通る思考から、風景のよい道を通るような思考に変わり、無意識のうちに右に曲がっていたところを直進することもあるでしょう。

ご飯は朝昼晩食べるものだ、とか、中学卒業したら高校へ、高校を卒業したら大学進学or就職するものだ、とか、そういった固定概念が自分の選択肢を一気に絞り込んでいるのが現実です。

もっと自由に考えることで選択肢は広がりますし、それらの選択肢一つ一つを見て、自分で意識的に選ぶ方が自分の人生をより自分で舵取りすることができます。

些細な日常の一コマでもそうです。人の意見を聞くのか聞かないのか、挨拶をするのかしないのか、電車に乗っている時間をただ寝るのか本を読むのか、背筋を伸ばすのかだらっとするのか、目を見て話すのか目を合わせないのか、全ては自分が選択します。

そしてその選択の一つ一つが自分の人生を後押しするような選択であることが望ましいわけで、自分の人生の足を引っ張るような選択は極力避けなければならないのです。

1-2 いつも通りの選択を意識的に変える

いつも通りに仕事をこなし、いつも通りの人付き合いをし、いつも通りの食べ物を食べ、いつも通りのやり方で勉強をし、いつも通りの考えでしかものごとを見ない。その“いつも通り”は自分の目指す方向を向いているでしょうか。

“いつも通り”が自分の理想とは真逆の方を指していたなら、あなたは毎日、目標への道とは逆走してしまっています。

無意識的に選択をするということは、感覚的に選択をしているということです。自分が今もっている感覚はあくまでも過去の経験からなるもので、無意識的に選択をしてしまうと、結局はそれは今までの自分です。

日々の選択肢を見直し、未来に描いている自分に近づくためには、意識的な選択が重要になってきます。そうやって意識的な選択を繰り返していると、習慣化されて日々の選択が無意識下においてもよい選択ができるようになります。

1-3 目標達成のための3要素を意識した選択をする

目標を達成するために必要な要素は、人となり・テクニック・心身の健康の3つが挙げられると思います。人となりは周囲の人間関係を大きく変えます。付き合う人の属性にも付き合う深さにも多大な影響を与えます。

テクニックは、努力を最大限に活用するための効率的な手段のことを指します。心身の健康は、常に自分が自分の人生の舵取りをしていけるような精神と体力の強化・維持です。

これら全てを自分の目標に向けたときに、日々の生き方でどうあるべきかが見えてきます。そうすると自ずとどういった選択肢を選ぶべきなのかがわかってくるはずです。本当に些細な選択肢から変わってきます。

2.他人に選ばれることと、自分で選ぶこと

2-1 他人依存の選択

他人に選ばれるというのは、一緒に◯◯やらないか?とか、そういった自分自身が必要とされるような状況ですね。他人に選ばれると嬉しいものなので、ついついなんとなくOKを出してしまいそうですが、そういうときは一度立ち止まって考えることも必要です。

まず考えなければいけないのは、“他人に依存していないか?”です。「一緒に◯◯やらないか?」というような誘いの場合、「この人と一緒だったら成功するな」「この人と一緒だったらこんなことが期待できるな」と考えがちです。

もちろん他人のリソースに期待をすることは必要なことですが、完全にそこに依存してしまうことは自分の日々の選択権を放棄して自分の人生を他人依存の形にすることになります。

他人依存の形になると、自分の意志が薄れてしまい他人の影響力が大きくなります。そうすると道を少し外れてしまったときに軌道修正が難しくなります。「こんなはずではなかった」「自分はもっとこうすべきだと思っていた」など、起こりやすくなります。自分の選択が他人依存の形になっていないか、よくよく注意することが必要でしょう。

2-2 ノリで選択することと他人依存は別

前項で他人に「一緒に◯◯やらないか?」と誘われた場合の話をしました。対面でそういった誘いを受けた場合、即答が必要なときもあります。選択肢に迷ってしまい、それが機会損失になるようなこともあります。

矛盾するようですが、ノリは大切です。せっかくあの人に声をかけてもらったから、とその場でのっかることも必要です。

ただ、ここでいうノリというのは他人依存ではありません。あくまでも自分で選択しているものです。ノリがいい人というのは何も考えないその場の空気に左右されるYesマンではありません。

目標達成のための3要素の話をしましたが、自分の中にそういった指標が明確にあって、それをもとに瞬時判断しているのです。

例えば、自分が尊敬している人の誘いは絶対に断らないなど決めていれば、細かいことを気にせずともその場でノリよく判断できることもあります。尊敬している人と一緒にいると自分も感化されるもので、自分の言動に影響を与えてくれるものです。

そういうことに重要性を見出している人であれば、このような基準を持つでしょう。

3.人生の選択肢を選びなおすことの重要性

僕がまだ高校生だった頃、すごいなと思う同級生T君がいました。

僕の高校では入学して早々に高校生活の抱負を作文で書かされたのですが、そのT君は「僕はこの学校に入るべきではなかった」と堂々と書き、ちょっと話題になっていました。

僕の高校は専門学校とかではなく、普通の私立高校でしたが、実は彼は声優になりたかったらしく、結局すぐに高校を辞めて声優の専門学校へと行きました。

当時そういう夢みたいのが僕にはなかったので、そういう夢に向かって素早く行動をとれる人に対して憧れの目でみていたのを今でもよく覚えています。

3-1 重要なことほど、早く修正が必要

T君のすごいところは、自分で自分の人生の大きな選択肢を“選びなおした”ということです。

15、16歳の少年が自分の夢を強く描き、一度入った高校を辞めるという、大きな選択の修正をしたわけです。その選択肢はチャレンジングなものでしたが、彼の行動は早かったです。

人は一度収まりのいいところにスポっとはまるとなかなか抜けられないものです。

そういう不安のない安定している場所をコンフォートゾーンと言ったりますが、今が収まりいいので、まぁゆっくり考えようと思ったり、今の場所をキープしながらゆるく何かやってみようとか、そういう思考に陥りがちです。

一度高校に入学してすぐに辞めるなんて、中途半端な覚悟でできることではありません。

友達もでき、環境も整えば尚更身を引きづらくなります。それでも彼は選択肢を選びなおしたのです。

中学卒業後の進路など、これからの生き方を左右するとても重要な選択の場です。それがわかっていたからこその決断だったのだと思います。

3-2 人生の選択肢を選び直す覚悟

選択の重みが大きくなればなるほど、人生の選択肢を選びなおすには覚悟が必要です。若い頃からそんな覚悟をもっていたT君に対して僕は今でも賞賛を送りたいと思います。

人生の選択肢を選び直すときに、考えるべきなのは、“今どうあるべきか”、それだけです。数十万の入学費を払って学校に入っても、そこが間違った場所だと思ったら、すぐに辞めるべきなんです。

僕は、10日で業務委託契約をしていた会社を辞めたことがあります。人様に迷惑をかけてしまったという意味で、申し訳ない気持ちがたくさんありますが、あのとき辞めなければ、今自分がこうしてフリーランスとして生きていることはなかったと思います。

3-3 人生の選択肢を見つめ直す

今の自分に納得できない人は、未来を見越した上で今あるべき自分の姿を頭に思い浮かべながら、人生の選択肢をもう一度見つめ直してみるといいかもしれません。

セットで読める記事