セルマネジメントのあれこれ

ダン・アリエリーのプレゼンを見て思う、人生は人に流されることも受け入れる必要があるのかもしれない

行動経済学者であるダン・アリエリーのTED動画がとても興味ぶかいです。

「何かを選ぶとき、それは本当に自分で選んでいるのか?」というようなことをいろんな実験結果を交えてプレゼンテーションしています。

再生回数も400万回超えてます。見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

僕自身、この動画を初めて見たのは、もう2年ぐらい前ですが、いまさら感満載でシェアします。

この動画をみてから、日常生活の中でのあらゆる選択の場において、よりよく考えるようになりました。

こちらに動画を貼り付けておきます。

一部文章で抜粋します。動画でいうと12分30秒あたりからです。

数年前のエコノミスト誌の広告で 3つの選択がありました。オンライン購読59ドル、雑誌購読125ドル、オンラインと雑誌購読の両方でも125ドル。

 

中略

 

私は実験をすることにしました。学生100人に「どちらを選ぶ?」と聞きました。これがそれぞれのシェアです(オンライン購読59ドルが16%、雑誌購読のみは0%、オンラインと雑誌購読の両方が84%)。大部分の人が”両方”という選択を選びました。真ん中はいませんでした。

 

中略

 

私はもう一つのバージョンを印刷しました 真ん中の選択肢(雑誌購読125ドル)を抜いたものです。別の学生100人に選ばせました。これがその結果です(オンライン購読59ドルが68%、雑誌購読のみは0%、オンラインと雑誌購読の両方が32%)。最も人気のあった選択肢が、最も人気のないものになりました。そして、最も人気がなかったものが、最も人気があるようになりました。

これが何を意味するかというと、真ん中の役に立たない選択肢は 誰もそれを望まないという点では役立たずですが、人に自分が望むものを分らせる点で役立たずではなかったのです。

事実、雑誌のみで125ドルという真ん中のオプションと比較して雑誌とオンラインの両方で125ドルというのは、すごくお得に感じられます。

そして結果として、人はそれを選びます。

ここでの基本的な考え方は、我々は自分の好みをよく分ってないということです 。

そして自分の好みをあまり知らないがゆえに我々は外部の影響を受けやすいのです。

これすごく面白い実験ですよね。

自分で選んでいなかったんだ…とハッと気づかされます。

そしてこういうことって周りによくあるですよね。お店にいくと松・竹・梅なんかで値段設定されていることもよくみかけますけど、一番たかい値段をいくらにするかでお客さんの予算感覚が変わるといわれています。

マツモトキヨシなんかもそうです。この間テレビでもやってましたが、入り口はいってすぐのところに高額な商品を並べるそうです。そうすると一気にお客さんの予算があがるのだとか。

僕はマーケティングの本を読んだりしますが、結構この手の高いものを安いと思わせる方法はよくあります。

TEDの動画では、値段のことだけではなくて、いろんなことについて言及してますよね。

異性との飲み会の場で自分を引き立てようと思っているのなら、自分と顔立ちが似ているが自分より劣っている人を連れていくと、自分がよりよく見えるなど、おもしろいアドバイスがあります。

似てる人なんてそうそういないですが、髪型とかそういうのでもいいのかもしれませんね。

これ書いてて、ちょっと思ったのですが、アンガールズの田中さんと山根さん、いるじゃないですか。

田中さんはキモキャラ爆走中で、もはや本当に気持ち悪い人なんじゃないかと思えるぐらいですが、山根さんはそんなことないんですよね。

もともとお二人ともキモキャラだったと思うのですが、山根さんはいつの間にかそうでもなくなった気がします。

むしろ、山根さんはファッションがイケてるみたいなことでテレビに出てたこともありますし、いつの間にかちょっとイケてんじゃないかという感じで僕は見ています。

でも田中さんがいなかったら、そういう感じには見えないように思うんですよね。

アンガールズの話が急に出てきましたが、、

この動画をみて思うのは、どんなに意識してもどこかで誰かに操作されているんだなということです。(山根さんの話はたまたまですが。)

人に操作されることをひどくきらう僕ですが、これはもうどうしようもないですよね。

でも人生は選択肢の連続です。毎日の自分の選択が自分のいきたい方向に向かうための選択になっているかを必ずチェックしなければいけません。

人に流されようが操作されようが、自分で行動した結果が今の姿であるという事実は変わりありません。

自分の選択肢が正しかったかどうかは、選択したそのときに決まるのではなく、選択したあとどう動くかによって大きく変わると思います。

自分の人生の大きな選択の場で、しくじらないよう、常に自分のあるべき姿を見つめながら生きていきたいものですね。



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プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
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