セルマネジメントのあれこれ

どこまで責任を持つか、チーム戦では責任の所存が曖昧になりやすい

個人プレーと違って、チーム戦では自分の仕事の境界線を引きすぎるがゆえに起きる問題もあります。そしてそうやった起きた問題は一体誰の責任なんだということになります。

先日東京駅構内にあるATMでお金をおろしました。

ATMといっても、駅構内にドンと置かれているだけで、よくある公衆電話ボックスのような中にATMが入っているわけでもなければ、通行人がガンガン行き交うすぐそばに設置されているATMです。

暗証番号を入力する場所はさすがに周りに見えないようにカバーがされていましたが、画面はアーケードもなにもなく周囲から見える状態。暗唱番号を見られるわけではないので問題ないと思って使いましたが、お金をおろした後に残高が画面にドーンと表示されまして、後ろに並んでいた女性に多分丸見えでした。

別に残高ぐらい見られても問題ないのですが、やっぱりちょっと嫌です。早く残高表示の画面消えてくれないかなと思って待っていましたが、しばらく消えず、なんか嫌だったのでタッチするふりをして画面を手で覆っていました。

個人情報がうんちゃらって言われる今時、こんな仕様もおかしいよなと思って色々考えていたのですが、僕が思うにこれって多分そういう仕様でOKという前提で作られたものではないんじゃないかと思いました。

こんな画面丸見えのATMを通行人が多いところに設置しようなんて誰も思わないと思うんですよ。じゃなんでこういうことが起きたかというと、ちょっと大袈裟な言い方になりますが、このATMを設置する際に、誰がどこまで責任をもって実行したかだと思います。

どのATMを使うか選定する人とATMの具体的な設置場所を検討する人にもしかしたら担当が分かれているのかもしれません。

選定する人はATMの機能や契約の都合など色々鑑みて「これにしよう!」と思ったかもしれませんが、特に設置場所については自分の範疇ではないので考えていなかったかもしれません。

逆に設置場所を検討する人は、そもそもATM自体が周りからは画面が見えないような設計になっているとことを前提に設置場所を人通りに多いわかりやすい場所かつアクセスのよいところにしようと思ったのかもしれません。そして専用のボックスの必要性を考えなかったのかもしれません。

あくまでも憶測ですがね。。

でも何人かでプロジェクトをやったりすると、こういう責任の所存の範囲が明確になっておらず、どこかで抜け漏れが発生するようなことがあります。ATMの設置のような小さなレベルでしたら個々で注意することでカバーできるかもしれませんが、大きなプロジェクトになってくるとそうもいきません。全体を俯瞰してみて、それぞれに的確な指示を送れる司令塔のような存在が必要になるでしょう。

仕事をやるときには、“自分の仕事はここまでだから、これだけを考えていればOK”という考えは後々大事に繋がりかねません。

余談ですが、恵比寿のATMはこの点、賢い設置方法になっています。ATMが2台並んでいるのですが、ボックスには入っておらず、人通りの多い箇所にあるのですが、お互いの画面が向き合うように位置して並べられているので、ATM操作をしている人の後ろに人が並ぶことはありません。2台のATMが利用されているときは、2人が背中合わせにATMに向き合っている状態になります。

東京駅でも設置するときにもし気づいていたら、こういう工夫でカバーできたかもしれませんね。

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田中亮行
運営:田中亮行
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