セルマネジメントのあれこれ

私たちはいつもプロフェッショナルなものに囲まれている。オリエンタルラジオの再々ブレイクを見て思うこと。

自分と世の中を俯瞰してみた時、あなたはプロフェッショナルと呼ばれることをしているでしょうか。僕はオリエンタルラジオのPERFECT HUMANにプロフェッショナルなものを感じ、プロフェッショナルであることの重要性を改めて感じました。

1.日常にあるプロフェッショナルとの接点

私たちは、プロフェッショナルなものから毎日刺激を受け続けることができます。世の中にはプロフェッショナルなもので溢れていますが、普通に暮らしているとそんなことさえ気づきません。街中を歩けば目を引くようなかっこいい広告に出会いますし、美しい建築物を目にすることもあります。移動する時に使う電車は1分の狂いもなく発着し、タクシーは揺れやすい後部座席に乗っていながら気持ち悪くなることはありません。お店に入れば自分では作れないような美味しい料理を食べることができますし、店内は料理が美味しく見える演色性の高い照明が設計され、食事がしやすい差尺(座面から机面までの高さ)の設計がされています。普通過ぎて何も気づきませんが、その普通はプロフェッショナルな人たちがプロフェッショナルとして作り上げたものです。

そういったプロフェッショナルなものが当たり前のようにある国に生まれたことは幸せなこと過ぎますよね。私たちはもっとこういうプロフェッショナルなものの恩恵をありがたいと思わなければいけませんし、もっともっと感受性高くこのプロフェッショナルに接することで、自分の仕事においてもプロフェッショナルの意識をもって取り組めるような癖がつくと思います。

2.オリエンタルラジオに学ぶプロフェッショナルのあり方

最近オリエンタルラジオ率いるRADIO FISHのPERFECT HUMANがかなり来ていますよね。

再生回数は記事作成時点(2016年3月)で1800万回再生されています。これを見て思ったのはオリエンタルラジオってめちゃくちゃプロフェッショナル根性半端ないなということです。このPERFECT HUMANはもともと武勇伝ネタの後にダンスネタを入れることを思いついたのがきっかけだったみたいですが、そこから1年かけて作り上げていったらしいです。

中田は「PERFECT HUMAN」を作るきっかけとして、“武勇伝ネタ”を進化させた新ネタを作ろうと思ったところがスタートだったと回顧。ただ、納得できる新しい“武勇伝ネタ”がなかなか出来ず、音を足してアレンジするなどのテコ入れをしていたという。そんなある日、“武勇伝ネタ”の後に洋楽をかけて訳が分からない踊りをやってみたところ手応えを感じたため、この方向性でいこうとハマる洋楽を探したもののしっくりくるものがなく、イチから作ろうと思うに至ったそうだ。
実は、一昨年のバラエティ番組「爆笑問題の検索ちゃん」(テレビ朝日系)芸人ちゃんネタ祭りスペシャル!でも、ネタ終わりに歌ったことがある。ただ、そのときは自分たちが納得しきれるものではなく、1年かけてライブで様々なパターンを試行錯誤しながら完成させたのが、現在の「PERFECT HUMAN」だと打ち明けた。

出典:ナリナリドットコム

iTunesのランキングでも1位を獲得したようですし、先日はミュージックステーションにも出演していましたね。この快挙の裏側にはオリエンタルラジオの想像を絶する努力や苦悩があったんだと思います。売れるかどうかわからないものに時間をかけて試行錯誤して、最後まで諦めず、あそこまで完成度を高めてやりきったことはプロフェッショナルとしかいいようがないのではないかと思います。これは僕の憶測ですが、ダンスの細かい動きはもちろん、中田さんの「パーフェクトヒューマン」のところの間だったり、首を動かすところなんかもめちゃくちゃ考えて試しては崩してを繰り返すうちに出来上がったものではないかなと思います。衣装の細かいところも相当考え込まれていると思いますし、そもそも楽曲を一からつくってまでやろうとするあたりが、それにかける意思が半端なく強いことを物語っています。

前に聞いたことがあるのですが、ファッションデザイナーは、洋服の色や柄を決めるときに、相当細かいところまであれは違うこれはこうだと試行錯誤して一つの柄を決めていくみたいですが、このPERFECT HUMANも一つ一つの動き、タイミング、音楽、衣装、照明などにそういったプロフェッショナルな試行錯誤が積み重ねられているのだと思います。

3.プロフェッショナルに感化される

私たちは常にプロフェッショナルなものに囲まれていますが、そのことを忘れがちです。でもこういうプロフェッショナルなものを感じる動画やテレビ番組を見ると「あぁ、このプロフェッショナルな感覚を自分も持っていなくてはいけない」と僕はいつも感化されます。世の中に生き残るサービスはほとんどがプロフェッショナルなものです。それを忘れてはいけないと思います。プロフェッショナルは意外と地味で、完成したものだけを得る私たちにはそれが日常のひとかけらとして消化されてしまうことが多いですが、凄まじい積み重ねがあります。このような地道な努力を積み重ねることは、誰かに承認してもらいたいという他者承認欲求だけではできないかもしれません。自分がプロフェッショナルとして納得のいくものを妥協なくやりきるという意識とそこに対するこだわりが大事なんだと思います。

4.感化されやすいプロフェッショナルなものを身近におく

先に書いた通り、電車が1分違えることなく発着することなどはまさにプロフェッショナルなのですが、もはや当たり前のことになり過ぎてしまっていて、それに感化されるのはちょっと難しいかもしれません。なので、自分の中でいくつか「これぞプロフェッショナル、自分もプロフェッショナルを目指そう」と感化されるようなもので身近におけるものを持っておくといいですよ。僕の場合はそういう動画をいくつかピックアップして、いつでも見られるようにしています。自分と世の中を俯瞰してみた時に、自分がプロフェッショナルなものを提供している人であり続けたいものです。



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