セルマネジメントのあれこれ

自分の価値は誰の前に立つかで変わる

価値は絶対値ではなく相対値です。同じ価値を持つ人でも誰の前に立つかで圧倒的に価値が変わってきます。自分の戦うべきフィールドを見つけて、より成果を出していきたいものです。

1.価値とは相対的なもの

価値というものは相対的なものです。

砂漠で水を売るという言葉はよく聞きますが、東京のど真ん中で水を売るのと砂漠のど真ん中で水を売るのでは価値に圧倒的な差があります。

自分の価値を決めるのは他人であり、この例では、東京に住んでいる人と砂漠を横断している人がこの他人にあたります。

全員の意見を聞こうと思うと、水の欲しさレベルが各々圧倒的に違うため、価値はないという人もいればいくら払ってでも飲みたいと高価値をつける人もいます。

価値は相対的なものであって、世の中一般的に自分の価値はどうなのか、ではなく、自分が向き合うべき人たちの中で、自分の価値がどれくらいあるのかが大切です。

どこかで何かをやることを決めたら、その価値はその“どこか”にいる人たちが決めるわけです。

価値は絶対値ではなく相対値です。書籍によれば脳科学の世界でも人は価値を想定的に比較することが得意であると言われています。

一般的な価値観がどうこうという議論をするよりは、自分が立つ場所、向き合うべき人から見た価値感を尊重すべきです。

あくまでも世の中の価値観は相対的なものであるということを前提に考えるべきだと思います。

自分のAをする能力が100でBをする能力が80だったとします。

ただAというフィールドには能力120越えがゴロゴロいて、一方で、Bというフィールドはまだ開拓している人間がほとんどおらず、せいぜい70ぐらいの能力を持つものがちらほらいるぐらいだったとすれば、その人が戦って勝ちやすいフィールドはいうまでもなくBです。

もちろん、単純にフィールドの大きさやニーズによって自分がそこで成功できるのかは知っておく必要がありますが。

2.自分の価値と戦うフィールド

教育に特段詳しいわけではありませんが、日本の学校は結構な競争原理が働いていると思います。

学力評価が重要視され、学力のある人間があたかも素晴らしいかのように見えることは本当に多いものです。ただ学力が社会や自分の人生に役立つかどうかというと一概にYESとは言えないと思います。

学力が高くても、コミュニケーション能力が低ければその才能を活かせる場所は極端に少なくなるわけですし、己の能力を知って外にアウトプットして人やモノを動かす力がなければ、学力はテストでしか評価されないものになってしまいます。

そもそも自分が社会に出てから戦うべきフィールドがどこにあるのかを分かっておらず、むやみやたらとただ順位をとるだけの学習が高効率な人生の時間の使い方だとは思えません。

まずは戦うフィールドを自分で見つけなければいけません。

この戦うフィールドを見つけるという作業は、競争社会に漕ぎ出す前に必要な手続きです。この戦うフィールドをどこにおくかによって自分の価値が変わってきます。

「私はこのフィールドで戦うことを誓います」と宣言書を書いたら、それを5年10年後の自分がハンコを押す作業があると考えると良いかもしれません。5年10年後の自分は今の自分が考えている理想の姿です。

戦うフィールドが正しいかどうかは理想の姿から見て判断します。それが、自分が戦うフィールドを選ぶということであり、今後の自分の価値を大きく左右するものなんじゃないかなって思います。

しかし、ハンコを押せない、押すのにためらいがあれば、それは自分が何をもってしてそのフィールドで戦おうを思ったか自分でも分かっておらず、敷かれたレールをとりあえず歩いているという状況になっているかもしれません。

とりあえず、漕ぎ出す、というのは、順番が違います。自分が将来何の分野でどんなことをしていくのか、そういった戦うべきフィールドがあるはずです。ない人はまだ将来の自分の姿が見えていないに過ぎません。

ちなみにこんな記事もかきました。僕の苦い経験談…。
異国で騙されてわかった、他人のフィールドで戦ってはいけないという人生の教訓

3.正しい地図と移動手段を持っているか

どの方角に向かうかを最初に決めておかなければなりません。北なのか、西なのか南なのか東なのか。そして方角を決めたら移動手段を決めなくてはいけません。

電車なのか車なのか船なのか飛行機なのか、はたまた穴を掘る必要があるのか。

そして方角と手段を整えたらいよいよ出発ですが、一旦進みだしてからは自分が進むべき道が間違っていれば大変です。

飛行機に乗って北に移動してしまったけど、そもそも間違っていたら、引き返して別の方角に進まなければなりません。

少なくとも僕のように何も考えず大学を卒業するまでに至った人間は、とりあえず目の前に用意された地図の読み方と車の運転方法を覚えることにだけ必死になって、車に乗ってとりあえず地図の通りに、世の中を走り出したのです。

そうやって車に乗って走りだすといろんな知らない世界が見え始めて、そこで始めて自分の価値観が揺らぎ始めるのです。そして僕は数年前に会社を辞めて今度は別の方角に電車で移動を始めたという感じかなと思っています。

ただやはり飛行機ぐらいのスピードがでる乗り物がいいなと、色々考えているところですが。

人生はすべて一直線で効率よく進めることはないので、たまには逆走もすることもあるのですが、できるだけ綺麗に道を整えてより早く前に進むことが大事です。

そして地図に書いてある方角が正しいか確認して、適切かつ早い移動手段で進むことが必要です。

同じ方角で自分より前を進んでいる人たちを見る必要がありますし、子供は大人を見て学び、大人は子供に教えてあげないといけないんだと思います。

4.自分の価値を知り、客観的にアドバイスをしてくれる成功者を探す

世の中の全てを知り尽くすことは無理で、大人になってもずっと勉強し続けます。

おそらく死ぬまでそうするのでしょうか。ときには方向転換も必要になってくるでしょう。

その時に、全て独学でやることは、一見かっこいいのですが、やはり道を外したり、大幅な時間ロスを食う一つの原因となってしまうと思います。

だから自分をアドバイスしてくれるその道の成功者を見つけて学ばなければいけないと思いますし、普段貯め込んでいるお金があるならここにこそ投資すべきだと思います。そして素直になることです。

素直に成功者のいうことを聞いて実践する、そういった姿勢が必要なことは、周囲の成功している方からも聞く話です。

自分の価値を高めようと思ったら、まずは素直に人の話を聞くことです。

という、僕は素直さが足りず、かなり苦労してきました。今でも苦労することはあるんですけどね…。

素直になると見えてくる世界が広がり、奥深さも増すものだと思います。

5.まとめ

世の中の価値観は相対的に決まってくることを知っていれば、自分の身の置き場所、置き方がはっきりするかもしれませんね。

この辺りは人間関係とかでもそうじゃないかなと思っているわけです。

明らかに正確がいい人でも、人と合う合わないはあるわけで、それは他人が持つ価値観からその人を見るという相対的な作業がされているのではないかなと。

いろいろ考えてみると面白いかもしれません!



セットで読める記事

プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
詳しいプロフィールはこちら