明日から本気出す?

1.明日から本気出すで本気が出るほど楽なことはない

「明日から本気出す」という人は明日になっても「明日から本気出す」と言う。
今日の限界は自分の限界だと思った方がいい。

今日出した能力・集中力が自分の限界であり、明日になれば自動的にアップデートされてレベルアップしていることはまずありません。

“明日から本気出す”もなにも、今が100%。

本気を出していないという人は、その思い描いている本気が理想なだけであって、今の自分が本気の自分であることに気づかなければならない。

現実を見るってやつだ。

だから「明日から本気出す」という前に、今日自分の何かを変える作業が必要なわけです。

結構“明日の自分”に期待をし過ぎている人は多いかと思います。

今日変える努力をしなければ明日も同じ自分であり、今日と同じレベルのものしかできません。

本当に今日の限界は自分の限界。毎日自分の限界を知り、限界を超えるための行動をとっている人はそうでない人と比較して圧倒的に成長します。

明日になったら爆発的に集中力がついているなんでありえません。

明日になったら、睡眠時間4時間でも毎日バリバリ仕事ができる人間になっているなんてありえません。

明日になったら行動力がついているなんてこともありえません。

今日できないことは何かを変えないと明日になってもできないものです。

2.そもそも本気を出すとはどういうこと?

「明日から本気出す」は、具体性がなく抽象的なもので、さらに根性論。

先に書いた通り、朝起きたら人間が変わっているわけではありません。

できないことをできるようにするためには、何かを解決しなければならない。本気を出すといって解決されるものでもない。

実際には今日できなかったことができるような日もあるといえばありますが、

それはあまりに不確定要素が大きいものに自分の未来をかけているだけなので、いつくるか分からない理想の未来を思い描いているだけに過ぎません。

こういう根性論は瞬発的に効果を生むことはあっても、それだけでは持続性はありません。

根性だけで「本気出すぞおりゃー!」と気合いいれてやる気が365日続いている人を僕は見たことがありません。

3.ただの根性論では何もなし得ない

やる気に持続性を持たせるためには、内的要因や外的要因など、自分の内なる精神環境や周辺を取り巻く環境を、変えていくことが必要です。

・単なる根性論は瞬発的なもの
・瞬発的なものを体系化して、やる気を持続的に発揮できる環境を作れば、基礎能力となる

今日は気合いれて徹夜するぞという人が、眠眠打破を飲んだ1時間後に、ぐっすり寝ている、というようなネタのような話はよく聞きます。

眠眠打破を飲む努力をしているだけまだいいのですが、自分に合わなければ、対策になっていないので意味はありませんし、結局ただの根性論になってしまっているのでやめるべきです。

それでもそういった現実的ではない根性論に頼っている人は、ずっとそういう“自分の限界”を疑わず、「明日から本気出す」と不確定要素の塊のような言葉を自分に与え続けるのです。そしてきっと明日も同じことを言います。

そしてそういった感覚が染み付いている人ほど、自分の能力を高く見て、到底達成できないような目標を設定し、自分を裏切り続けることになります。根性論だけで物事を解決するのは体力・精神ともに疲れてしまいますし、根本的に解決にならないので、考え方を変えた方がいいわけです。

どういう環境下であれば自分は一段レベルの高い本気を出せるのか、色々試してみたり、心理学的な方法を実践してみたり、自分の性格やバイオリズム、体質などに一番適した手段で環境を整えていくことで、持続的に自分の力を高いレベルで発揮し続けることができるはずです。

4.やる気に持続性を持たせる

根性論が、いかに不確定要素であり、短期的な解決方法で根本的な解決になっていないかはわかったと思います。

結局、今の自分の限界を超えて本気レベルを引き上げるには、根性に持続性を掛け合わせて、それを基礎能力とできるような“自己管理”が必要になってきます。そしてこれらには精神的な内的要因と環境などの外的要因から管理する方法があると思うのです。

4-1 精神的な内的要因を管理して持続性のあるやる気をだす

自分が理想とする本気を出せないのは、そもそもそれを面白いと思っていないとか、自分にとってメリットがないとか、そういう「そもそもそれやるべきこと?」ということもあります。これは一度見直す必要があると思います。

自分の近い将来のあるべき姿を明確にして、そのために必要なことであるのかどうか、優先度はどのくらい高いのかを見る必要がありますね。どうなってもいいようなふんわりした目標に対して自分の限界を突破して本気を出せる人はいないでしょうし。自分の中で明確に、強く思い描き、何が何でも達成すべきことであることを刷り込むことは大前提です。

やらなかった場合にどうなってしまうのか、それもちゃんと考えておきましょう。

日本にいる限り、“それをやらないと死んでしまう”というようなことはありません。

なんとなくやりたいことは“やれたらいいな”という感覚になり中途半端な形になることが多いように思います。とにかく自分の限界を突破してやり抜きたいと思えるほどに、強いセルフイメージを持つことが大事です。

人に宣言してまわる、というのをよく聞きますが、大前提として自分の中に強いセルフイメージが描けていること。

いくら人に宣言しても自分の中で芯がなければ簡単に人は辞めます。

そんな人をたくさん見てきましたし、自分自身もそうでした。まずはセルフイメージを強く持つこと、そして、できれば自分が目標としているような人たちに一度でも接してみることです。自分の考え方とかマインドに衝撃を与えられるはずです。

その上で人に宣言してまわるのはいいと思いますが、これは誰に宣言するか?が大事だと思います。ちょっと話すときにピリピリ緊張感を感じるぐらいの目上の人で、その道で結果を出している人などがいれば一番いいんじゃないかと思います。その人に「口だけのやつ」と思われると嫌ですからね。

あと絶対やらなくてはいけないのは体調管理です。

どれだけ能力が高い人でも体調が悪ければただの宝の持ち腐れです。

4-2 環境などの外的要因を管理して持続性のあるやる気をだす

環境というのは、大きなところでいうと、場所、人間関係など、些細なものも含めると、周辺環境、身につけているものなどが挙げられます。この中でも結構些細な環境から変えていくということは自分のマインドを変えることになるので侮れません。

ビジネスマンなら、身につける服装や髪型、それらを一つ変えるだけで、自分のマインドは変わり、やる気が持続します。身の丈にあったものを身につけるのではなく、身の丈にあってない少し背伸びをしたものを身につけるだけで自分がその領域に入ったかのように、心が良い勘違いをしてくれます。そうすると自然に背筋が伸びますし、話し方も変わります。

結果的に人に与える影響も変わってきたりするものです。

そうすると背伸びした環境が心地よくなってくるので、自然とそれを持続しようとします。自らが背伸びすることでそこに感化されるようなイメージです。背伸びの仕方は人によってそれぞれですが、自分の環境にあった背伸びの仕方をしましょう。

5.まとめ

気合いでどうにかすることが必要なときはもちろんありますが、基本的なところをそれ頼りにしてしまうと、うまく物事をコントロールできません。自分が気合いの入るポイントなどを体系化して持続性のあるやる気を身につけることが、自分の基礎能力をあげることになり、日々の活動量も変わってくるはずです。

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