セルマネジメントのあれこれ

明日やろうはバカヤローは何がバカヤローなのか

1.明日やろうはバカヤローについて

明日やろうはバカヤロー

皆さん、ご存知の言葉ではないかと思います。「まぁ明日でいいか。」のようにやることなすことを明日に持ち越す人に対して言われたりしますよね。言葉は綺麗ではないですが、本当にそうだなと思います。ちなみに結構僕もバカヤローやってしまいますが、この言葉の本質的なところは意外と奥深く、バカヤローでは済まされないことに気づいたので、自分への戒めの意味も含めて書いておこうと思います。

2.明日やろうが大事につながってしまう

僕に「人生は複利計算だよ」と教えてくれた人がいますが、日々の積み重ねは雪だるま式にどんどん大きくなっていくものです。

自分のレベルが100の状態で何かに取り組むのと、200のレベルで何かに取り組むのでは、当然後者の方が質の高い学習ができます。次に何かをやるときは、その成長したレベルが“もとで”になり、複利計算的に成長していける、という意味です。こちらに記事にしてありますのでご参考に。小さく積み重ねることで大きな成長曲線を描く

なにも成長に限った話ではなく、ちょっとした仕事にも当てはまります。

昨日もう少し資料を作りこんでおけば、今日の会議がもっと効率よく進められた、などということはあるかと思います。今日会議が効率よく進んだら、明日のアポイントがうまく進むかもしれません。

そう考えると、「昨日のちょっと」の影響は大きいわけです。特に他と競合している場合なんかは、一度遅れをとるとどんどん遅れていきます。

とはいっても時間は有限なので、あれもこれもできません。

やることを精査して、本当に必要なことだけをやるような見極めが必要です。

それなのに重要なことを“明日やろう”と後回しにしてしまうことは致命的です。

目の前の仕事に忙殺されて重要なことを見失いがちの人は変えなければいけません。

3.明日やろうによって失うものの大きさが分かっているか

3-1 なぜ明日やろうと思うのか

そもそも明日やろうという感覚になるのはなぜかというと、以下の2点が大きく影響していると思います。
1)優先順位が低い
2)それをやることへのコスト(労力)が高い上に危機感がない

1)についてはそのままで、本当に優先順位が低ければすぐにやる必要はありません。

ただ、優先順位というのは自分主体できめるわけではありません。仕事なら相手があるので、どうすれば全体が円滑に動くかということを考えた上での優先順位であるべきです。

忙しいときは、今ちょっと忙しいから、ちょっと落ち着いてから後でやろうという思考に陥りやすいですが、目の前の仕事はあくまでも自分に割り振られた全体の一部であり、本質的には全体を効率良く動かすことが生産性の高い良い仕事だと思います。

2)が一番問題なのですが、結構面倒くさい作業だったりコスト(労力)が高いものは、やる気が出ずに後回しになりがちですが、それに加えて危機感がないものについては、本当に後回しになります。

「2)」の中にはどんな仕事が含まれるのか、もう少し考えてみます。TODOリストを作ったときに、第1象限から第4象限までの4つに大別できることは皆さんご存知かもしれません。これらを見ながら、考えます。

第1象限 → 緊急かつ重要なこと
第2象限 → 緊急ではないが重要なこと
第3象限 → 緊急だが重要ではない
第4象限 → 緊急ではなく重要でもない

この中で第3,4象限は重要でないので、緊急だろうがなかろうが、そもそもやる必要がないものであるため、やらないという選択肢も考えた方がいい仕事です。

第1象限は時間があろうがなかろうが、とにかくやらなくてはいけません。ここの仕事をサボる人はいないはずです。問題は第2象限です。

日々目の前のことに忙殺されて第2象限のことが今日もできなかった、ということは本当にありがちです。

ただ第2象限は緊急ではないだけで重要なことです。例えば新規顧客開拓などは重要なことですが、緊急性はないかもしれません。ただ新規顧客の開拓はそう簡単ではありませんし、稼働コストが高いものにあたるでしょう。

さらに新規顧客が作れなくとも目の前に経営の危機が迫ってきているわけでもなければ、危機感を感じることも難しいでしょう。こうした稼働コストが高く、緊急度も低いため危機感がないものは、明日やろうとなりがちです。ただ、緊急度がどうあれ重要なことをどんどん後回しにすることは、仕事としては最悪です。

会社員であればある程度、上司からケツを叩かれるかもしれませんが、上司の管理下にない(見えない)ような仕事や、上司がいない人、個人で仕事をされている方なんかは自己管理能力が問われています。これは何も仕事に限った話ではありません。プライベートでも同じことです。

以上、
明日やろうはバカヤローを少し真面目に考えてみました。

セットで読める記事

おすすめ

本当に大切なことに自分の時間を使えるようになる本。
限られた時間の中で重要なことに自分の時間を割き、価値ある日々を送れるようになるための本だと思います。
基本的に本はダイレクト出版(この本の出版社)の本ばかり読んでいます。一応経営者向けの出版社ですが、僕が経営者になる前からずっと好きな出版社!
行動力は後天的に作ることができると僕は思っています。 理想を手に入れられるかどうかは行動できるかできないか、いつの時代にも言えることではないかと。 行動力についてはこちらでも記事にしています。
結果を出す人は自分を追い込んで死ぬほど努力をしているのだろう...と思っていたのですが、戦略的な休む技術を取り入れることでノンストレスでのびのびと成果を出すことができるようです。ただいま僕も実践中。
田中亮行
運営:田中亮行
新宿でソーイというWeb製作会社をやっています。こじんまりと。