セルマネジメントのあれこれ

一歩踏み出す勇気で人生に変化を仕掛ける

一歩を踏み出す勇気は偉大です。踏み出さなければ何も始まりませんが、そのことをわかっていながらも「まぁ次の機会に・・・」ということは往々にしてあります。

しかし物事にはタイミングというものがあります。

今日逃したチャンスは二度と来ないかもしれません。明日やろうといっている間に誰かに先を越されてしまうかもしれません。世の中は待ってくれません。いつの時代もやはり一歩を踏み出す勇気を持って、スピーディーに決断して前へと踏み出す力をもっている人は有利なのです。

1.変化の仕掛け人になる

踏み出したあとに待っているのは変化です。人は慣れた場所から離れることを嫌うものですが、変化はいつも自分に新鮮な感覚と新しい知識や価値観など、今後の人生を豊かにしてくれるものを与えてくれます。

もちろん、ヒリヒリするような思いをすることもありますが、そうした感覚を味わうこと自体が新しいステージにいくには必要不可欠なこと。

さらに変化とは、必ずしも自発的なものではなく、自分が現状維持しようとしても、必ず周りが変化します。自分が変化を拒み、一歩を踏み出さなくても、周囲のバランスは常に変化しているので、実は否が応でも結局相対的に変化はしています。

変化は川の流れの様に絶えず起きている現象なのです。であれば自らが望む方向に変化する方がよっぽどいいわけです。自分が変化の仕掛け人になっていきましょう。

一歩を踏み出す勇気を持つということはそういうことです。自分が主人公として仕掛けていくわけです。楽しくありませんか?

皆さんの身近に即断即決で行動力がある人はいないでしょうか?

そういう人たちはまさに変化の仕掛け人です。新規取引先の開拓したり、社内に新しい制度導入を提案したりするような人たちは変化の仕掛け人です。その人たちが仕掛けた変化が大きな利益をもたらすかもしれません。

世の中の人を動かし、価値を動かす、変化の仕掛け人はそんな人たちです。

ちなみに関連してこんな記事も書きましたのでよろしければ。
時代の変化のスピードが早すぎる。変化を恐れず前に進まないと衰退の一途をたどることに。

2.何を基準に自分の能力を測るべきかを知る

何かやると決めたときに自分がそこに到達するまでのプロセスを描くと思います。そのプロセスの中で、自分の能力や変化度(成長度)が目標に到達できるかどうかの一つの指標になってきますが、それらは次のような3つのパターンで測定できます。

  
・過去の自分を基準とする
 過去と現在の自分のレベルを比較し、
 目標達成に近づいているかどうかを測るもの
 自分の成長度を確認でき、非常にポジティブな捉え方ができる。

・目標を基準とする
 目標に対して現在の自分の能力や現状を見るため、現実的ではある。
 自分の足りないところに目がいき易い。

・他者を基準とする
 他者と比較して現在の自分の能力を確認する。
 自分が戦うフィールドで大きく変わる。

これらはそれぞれのケースで使い分けるべきです。

例えばたこ焼き屋を開業するとします。

美味しいたこ焼きをつくる技術は日々の修行を通じてレベルアップしますが、開業までにある基準のレベルに到達していなければなりません。

その場合は、“目標を基準”とすることが必要です。ですが、この目標に到達するまでのプロセスにおいては、自分の成長度はみておく必要があります。そうでなければ開業までに間に合いません。

そうした場合は“過去の自分を基準”として成長度を判断すればいいわけです。そして、なんとか開業までこぎつけたとします。

が、しかし、、50m先にライバル店が出現したとします^^;

そうすると今度はそのライバル店、つまり“他者を基準”とすることが必要となってきます。

ただ、無駄に他者を基準にして比較したがる人が多くいるのが事実じゃないかと思います。それが必要であればいいのですが、そうでもないことも多いので、何を基準にするかはしっかりと使い分けていきたいところです。

このように変化は基準を変えることで全く違う見え方をします。過去の自分を基準にするだけでも非常にポジティブに捉えることができるし、常に自分の成長を振り返ることは、毎日の頑張りを認めてあげる第一歩に繋がります。

3.いつでも必要な行動を起こす方法

人生は選択の連続です。

毎日数えられないぐらいの選択を繰り返し、ぼーっとしているととんでもなく大きなチャンスを逃していたりすることもあります。もっとも、本人はそれに気づかないかもしれませんが。

チャンスに敏感になり、いつでも正しい選択をして、進むべき方向に自ら進んで行く、それであってはじめて自分のやりたいことをやって生きていけます。そして、チャンスに気づき、正しい判断をするには、いつでも自分の行動を正しい方向に導くための判断材料が必要です。

ではその判断材料とは何か、それは自分が“どんな人間になりたいか”、に集約されると思います。

今やっている仕事も、築いてきた人間関係も、もっているモノや使っているサービスも、全てが自分がなりたい人間像を実現させてくれるものであるし、そうでないもの、つまり自分の進むべき方向とは違ったベクトルをもっているものであれば、それらは身近におくべきではないと、思っています。

それは人は環境に感化されやすいからです。ヒーロー映画をみたら自分がヒーローのように強くなったような気がします。

勘違いといえば勘違いなのですが、そもそも世の中に起きていること全般は冷静にみればそれらは物理的な事象であって、そこに意味付けをするのは人間です。

ポジティブな意味付けはその人を奮い立たせる原動力となるでしょう。

ヒーローのようになりたければ、そのように感化されるものを周囲に集めたらいいわけです。

もちろん、そこに行動・実行がともなってはじめて、ヒーローに近づくことができるのですが、行動・実行の早さや質、継続力をあげるには大いに役立つでしょう。

4.“明日の自分”に実態はないことを知る

「明日やろう」よくそういう言葉を聞きますが、“明日の自分”に実態はありません。

実態があるのは今この瞬間だけです。明日やろうというのは実態のないものに運命を授けるようなことであり、多くの場合は結局やらないことになります。やらない理由が明日になったら消えるということはなく、今日も明日もやらない理由は同じです。

今日はコンディションが悪いので、明日コンディションが良い状態でやろうというのであれば、それは有効かもしれません。

明日に向けてコンディションを整えましょう。ただ、毎日の選択・決断が正しくスピーディーに行えるように、メンタルを含むコンディションは日々整えておくに越したことはありません。

コンディションが整わないときは、事務的な作業が精一杯で、重要な判断や責任のある判断はしづらいものです。

何にせよ、決断や実行を未来に引き延ばすことなく、その場その場で動いていけるスピード感はいつの時代も求められるものだと思います。実態のないものに運命を託さず、自分で今すぐに決断しましょう。

5.苦痛から逃れるために行動する心理

よく人間の行動心理として「苦痛や危機的状況から逃れるために行動する」などと言いますね。

仕事でトラブルが発生したとき、今までにないぐらいの集中力とスピードでそれを解決しようとします。こういうとき、どこからその行動力と集中力が出てくるのか自分でも不思議なぐらいですよね。

トラブルが大きくて自分では手に負えないときは、忙しそうにしている上司や先輩を無理矢理でも引っ張り出してきて動いてもらったりなど、中々普段できないことがあっさりできたりします。

人の苦痛・危険回避能力は半端ではないのです。

この能力を使わない手はないですよね。

ただトラブルを起こしてもしかたがないですし、人に迷惑や心配をかけるわけにはいきません。僕は昔、仕事でこの能力を使おうと思い、あえてあまり余裕のない納期を設定して早さを売りにして、仕事をしていたことがありますが、これでお客様にご迷惑をおかけしたことがあり、やめました。

人に迷惑をかけないやり方で自分を極限パフォーマンスまでもっていく必要がありますが、人間、誰かが関わっていることほど、本気になれるものです。

中々一人ではそこまでパフォーマンスをあげることができません。そこで今は目標を人と共有できるような場を設けて、そこで達成率を共有したりしています。

共有する内容がしょぼい成果だったら苦痛ですからね…頑張ろうと思えるものです。

会社に勤めていれば普通のことですが、中々個人で仕事をやっているとそういう場は自分でつくらないとできません。

6.人に背中を押してもらう

人はそこに人との関係性があるからこそ何かに打ち込めるのであって、人との関わりがなければ無気力になってしまう生き物だと考えています。何かを作ったらそれを見てくれる人がいるから、もっといいものを作ろうと思うし、自分が頑張った分、大切な人を幸せにできるとなれば、頑張ります。

「自分をいつも応援してくれる人が側にいること」と、「自分のためではなく人のためにやるという動機」が圧倒的に自分の行動を変えます。

まずは一歩を踏み出す勇気をもって行動してみましょう。



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