セルマネジメントのあれこれ

良い人間関係を築くことの重要性

あなたにとって人生の豊かさとはなんですか?

お金ですか?住む場所ですか?仕事内容ですか?

それらももちろん大切ですが、

いくら稼げても、どれだけいいところに住んでいても、やっている仕事が全部好きなことでも、良い人間関係をもっているという幸福感には勝てないのです。

人間関係が自分自身に与える影響力は非常に大きく、うまく人間関係を築くことができるかどうかが、その人の人生の豊かさをそのまま反映するといっても過言ではありません。

良い人間関係を築くことに重きをおいて人生を歩く人は、常に人に恵まれ、たくさんのチャンスが訪れ、たくさんの笑顔を多くの人と共有することでしょう。

逆に、良い人間関係を築くことができず、毎日擦り切れるような思いをしている人は、いつも下を向き、心は満たされることなく、なんとかぽっかり空いた穴を埋めるために、お金を使って外側からの変化を仕掛けますが、それはなかなか内面まで届きません。

それに気づいている人も多いはず。

自分の人生最後の日に誰にそばにいて欲しいか、そしてどんな言葉をかけて欲しいか、考えてみてください。

いくら稼いですごいとか、名誉がどうとかいうよりは、人として、家族として、友人として、仲間として、言葉をかけてもらいたいのではないでしょうか。

それから、良い人間関係というのは、精神面のみならず、あらゆる生活の実用的な部分でもポジティブにはたらきます。

良い人間関係を築くことが、どれほどに自分の人生によい影響をもたらしてくれるのか、いまいちど考えてみよう。

1.良い人間関係が与える影響

良い人間関係は常に自分の背中を押してくれます。自分が失敗して落ち込んだとき、不安になってしまったとき、いつも声をかけてくれるような存在が周りにたくさんいたら、どれだけ心強いことか。職場での人間関係に悩みを持っている人は非常に多いのですが、良い人間関係を築くことができている人は最高によい環境に身を置いていると考えるべきでしょう。

1-1 人に会わなくなるとわかる、職場での人間関係のありがたみ

僕は会社を辞めてからというもの、人と話す機会が激減しましたが、こういうときによく「サラリーマンってよかったんだな」と思います。

毎日あれだけ多くの人と会い、おはようと挨拶を交わし、昼休みに色々話して笑って、仕事が終わったら「お疲れ様」をいう相手がいる、素晴らしい環境です。会社は多くの人が、毎日多くの時間を過ごす場所です。

職場の人間関係に悩みをもっている人は、毎日がちょっともったいないと思います。誰とでも仲良くなれるわけではないかもしれませんが、少なくとも歩み寄ることができます。

僕の知り合いの女性は、苦手な相手とずっと犬猿の仲だったそうですが、自分から歩み寄ることを決断し、実行しました。相手への気遣い・思いやりを言葉と行動で示し続けたところ、徐々に変化が現れ始め、ついには相手の方からこちらに気遣いをしてくれるようになったそうです。

素晴らしいではありませんか。

よく考えたらそうです。傷つけられるのも、傷つけるのも、労力が必要なもの。良い関係を築けるならそれに越したことがないと思っている人がほとんどだと思います。

自分から歩み寄る難しさは重々承知の上でいいますけども、面倒な関係を長く続けるよりも自分から歩み寄る努力を少しして関係修復に努める方がよっぽど賢いように思います。

人間関係を含め、居心地が悪い環境があるなら、まずは改善するためにどうすべきか、考え、ちょっと苦しいけども自らが環境を変える側に立たないといけません。

誰かがやらなくてはいけないことなのだから。

1-2 つまらないことで人間関係に悩んでいないか

案外本当に嫌な人っていないもので、ちょっとしたズレが尾を引いているだけです。

腹を割って話す、あるいは自分が間違った色眼鏡をかけているんだと認識し、歩み寄ってみることが大切です。歩み寄られて嫌な思いをする人はいないでしょう。

僕が高校生だったころ、クラスに1年間ほぼ口をきかなかった人がいます。僕が宿題用紙か何かを皆んなに配っていて、その人に渡そうとしたときに、明らかにこちらを見ているにも関わらず知らんぷりをされたので、イラっときて、その人の机にバサっと乱暴に用紙を投げました。

すると相手はちょっとビックリした表情でこちらを見ました。それ以来1年間ほぼ会話をしていません。本当につまらないことですが(笑)、血気盛んな高校生時代ですから、そんなこともあるでしょう。

ただ、後々よく考えると多分、そのクラスメートは多分こちらを本当にみておらず、気づいていなかったんだと思います。少なくとも目は合っていませんでいたから、多分僕の早とちりでしょう。

たとえ話がくだらなさ過ぎる上に、大きな悩みでもなかったのであまり参考にはならない、、、かもしれませんが、

まぁ要するに、結構そんな些細なことが原因で人は距離をおくものです。

何か相手の反応がおかしいときには、そこには必ず何か相手がそうなった理由があるはずです。自分の目線でしか物事を考えていないとそういうところには気付かないものですから、ちょっと気分が落ち着いたときにでも相手目線で考えてみましょう。

ここは感情論とは別で考えなければいけないところなので、自分の感情がおさまったときに考えるのがベストです。

もし考えてもわからない場合は、自分から声をかけてみるとか、何かアクションを起こしてみるといいのではないでしょうか。

相手が大人なら悪い反応はしないはずです。意外とそのファーストコンタクトを相手に委ねてしまっている人が多いのです。距離をおくと、それは必ず相手に伝わり、それがさらに溝を広げます。

1-3 相手の発言・行動の動機を知って理解する姿勢を持つ

人はそれぞれ生きてきた背景も育ちも違うければ、積み重ねてきたもの、経験などがまるで違います。

常識とか人として最低限のこととかありますが、それも明確な線引きがあるわけではなく、道徳観にもばらつきがあります。

それは当然のことです。

ある一定のズレの範囲においては、お互いを認め合えますが、まるで違う場合もたまにあったりします。

相手にも自分にはない価値観や裏事情がありますので、理解をする努力が少しあると許せることも多いものです。

もちろん、許せないこともありますが、まずは相手を知ることです。これなしに、自分を理解させることはできません。相手の発言・行動の動機を知って理解する姿勢を持ちましょう。

ただ相手を知り、理解する努力をしたにも関わらず、どうにもならないときは、もう会うべき人ではなかったのだと、諦めることが必要なときもあるかもしれません。

そういうときは逃げ道も必要でしょう。悩み解決を“人間関係修復”から“その環境からの離脱”へとシフトしてもいいと思います。

これは最終手段ですけども。

そういう道もあるんだということです。本当にどうしようもなく理解し合えない間柄の人というのはいるものです。

2.職場の人間関係の悩み、会社辞めるのもありじゃないか

最終手段の話の続きですが、

結構多いのは、職場の人間関係の悩みがどうしようもなくなったときに、会社を辞めるというパターンですね。

それ、職場の人間関係で悩む=1日8時間週5で悩むってようなものですからね。

努力の甲斐虚しく、改善できないのであれば、退職するのも全然ありだと思います。

悔しいですけど、自分が自由に生きるためですから。

会社辞めるって、大げさに捉えられがちですが、別に大したことはないですしね。

ただ職場変えるってだけで普通のことです。

冒頭に書きましたが、人はいかなるものを手に入れても、良い人間関係をもっているという幸福感には勝てないと思います。

人間関係 > 仕事

です。

3.質の高い情報をもらうことができる

人は日々色々な情報をインターネットやテレビあるいはラジオなどを通して入手していますが、人からも貴重な情報を入手しています。

その人の体験談や考え方はもちろん、その人だからこそ入手できる貴重な情報など、普段のコミュニケーションの中にはネットで調べてもでてこない、ニュース番組でも放送されないような情報が詰まっています。

そして貴重で質の高い情報であればあるほど、良い人間関係が築けている間柄でしか情報交換はされません。

情報は財産です。質の高い情報が手に入るルートを確保できれば、多くのことにおいて、戦略的に有利に立てるようになります。

情報戦に勝てるかどうかはこの情報化社会において重要なことです。常に質の高い情報を得ていかなければなりません。

もちろん、情報を仕入れるルートとして人脈をつくった方がいいという話ではありませんし、あくまでも信頼関係ができた上でしか情報はやりとりされないと思うのですが、自分が目標としている場所に到達しようと思えば、いずれそういった自分が必要とする情報をもっている人のところにたどり着く必要があります。

関わる人間関係が変われば入ってくる情報の種類や質はまるで変わってきます。

数年前からキュレーションサイト(複数のキュレーターと言われる情報提供が記事を投稿するようなサイト。)なんかが流行っていますが、人間関係はキュレーションサイトのような情報収集機能も持ち合わせていると思います。

また、自分が必要とする情報を持っている人や集団には、偶然たどり着くというよりは、自分で動いていく必要があるでしょうし、そのことを意識しているかどうかで、目標に到達するまでの積み木の積み方やそのスピードが変わると思います。

肝心なのは、自分が行くべき到達地点にたどり着いたときにそういった人たちと出会えるわけではなく、到達する前に出会うからこそ、到達への道が開けるということです。

人づてに探していくのもいいでしょうし、ネットに掲載されているような人(たとえば社長とか)であれば、そこからコンタクトをとるのもいいでしょうし、その人が開催するセミナーに行って、なんとか個人的なつながりをつくるのもいいと思います。

知り合いの社長から聞いた話ですが、その方はまだ起業する前、とある社長のセミナーにいき、その懇親会でずっとその人の隣を誰にも譲らずへばりついていたそうです。弟子にしてもらうように何度も交渉して、最初ははぶらかされていたようですが、最終的には見事に弟子入りできたのだとか。

別の方は社長との出会を求めて新橋駅で「社長はいませんかー!」と叫んで社長を探し回ったらしいです。今は有名企業の社長ですね。ちなみに、面白いなと思ったので僕は高田馬場駅で同じようなことをやってみました。

これらの例は少し特異な感じもしますが、意外とこういうことをやっている人は多いです。僕の身近でもまだまだこういう話はたくさん聞きますし。

自分からみて遠い存在であればあるほど、こういった勢いというか、パッションが伝わるようなことは必要になってくると思います。そこまでせずとも、小さく積み木を積んでいく方法でももちろんいいと思いますし、僕も人脈を築く点では、どちらかというとそのタイプだと思います。

ただ大胆な行動や人がやらないような目立つ行動をとればOKかというと、当然そんなことはなく、そこはその人の人格が試される部分だと僕は思っています。

何かの域で成功を収めた方であれば、人を見抜くような力は備えているでしょうし、人格をとても大切にしているような方ばかりです。また、そのような方には多くの人が集まってくる上に、やはりその方の時間も24時間しかないので、会ったり一緒にいられる人の数や時間にも限りはあるわけです。であればやはり時間を割くに価する人を選ぶはずです。

人間関係は自分を内面から変えてくれます。良くも悪くも。

すさんだ人間関係は自分を心から腐らせるかもしれませんし、一度心が腐ってしまうと、類は友を呼ぶというように、同じような人間が集まります。

もちろん、その逆、つまり良い人間関係は至福の毎日を授けてくれるでしょうし、そういった人が周囲に集まるので、よい連鎖が起きることは容易に考えられます。

現在の自分がどこにいるのか、どんな人間関係をもっているのか、それを冷静に振り返り、良い人間関係を築くことで内面から綺麗になっていきましょう。

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