セルマネジメントのあれこれ

人生苦しい思いをして何かを達成するなんてもう疲れちゃいますよね

人生苦しい思いを続けて何かを達成するなんてのはもう疲れちゃってしょうがないです。むしろそんな精神だと達成できるものもできないだろうと思ったり。

人生苦しいと思ったときにどうしたらいいのかを自分の経験や考え方をもとに真剣に考えてみたので、参考になればと思います。

1.精神的苦痛で人生が苦しいと感じる場合

苦しいと思う要因にもいろいろありますが、日本人で人生苦しいといっている人はだいたい精神的な苦しみをもっているのではないかと思います。

精神的苦痛もさまざまですが、一つあげられるのは、思い込みでそうなっている状態。

世の中で起きていることは万人に共通なことですが、その捉え方は人それぞれ全く違います。

世の中をどう切り取っているかで自分の中の世界が変わります。

切り取り方の問題なわけですよね。

ただわかっていても、どうしたらいいかわからないもんですよね。

そういう苦痛を乗り越えたなら成長できるとか、それはそうだと思いますが、なかなかそういう言葉では気休めにもならなかったりします。

こういうのは根本的に変えなければいけません。

何を根本的に変えるか?ここが重要だと思いますが、

・自分の精神の内側を変える(精神的な変化)
・自分の精神の外側を変える(物理的な変化)

の2つの方向から考えるといいかなと思います。

僕は精神科医でもなんでもないんであまり断定的なことはいえないのですが、あくまでも個人的な意見として参考にしてもらえれば。

1-1 自分の精神の内側を変える(精神的な変化)

例えば人間関係で精神的苦痛を受けている場合、相手と真っ向からぶつかり合わないことです。たぶんそれは無駄に精神を疲弊します。

人は自分の価値観と大きく外れるものに対して嫌悪感や苦痛を感じると思うのですが、真っ向からぶつかり合ったところで何かを変えられるわけでもありません。

こういうときに一番いい方法としてよくいわれるのは、自分目線ではなく、全体を俯瞰してみてものごとを整理すること、そして相手の目線になってものごとを考えてみることです。

まぁそれで納得できればいいのですが、それでも理解できないような理不尽なこともありますよね。

変ないい方ですが、世の中に対して少し希望捨てるぐらいの感覚でドライに考えることもときには必要だと思いますよ。戦争映画を見るなんていう人もいましたが、その理由はわかります。

世の中が天国だと思っているときほど、小なことが気になるものです。

少なくとも精神的苦痛となる相手と接しているときぐらいは、世の中冷めている、ぐらいの感覚になるのはいいと思うんですよね。

もちろん、どう考えても理不尽な環境で、自分ではどうにもならないときは、と付け加えておきますが。

でも、これは自暴自棄ではないですよ。

価値観がまったく同じ人なんていませんし、世の中変だなって思うことなんてたくさんあります。

理解できないことは起こるものです。少しの時間だけ、自分の中の精神世界をフラットにしてみるといいかもしれません。

あと、これは一時的な方法ですが、暇をなくすこともいいと思います。

悪い言い方ですが、暇人は余計なことを考えます。

くそ忙しいときにくよくよ考える人はいません。くよくよしてるのは暇人な証拠だと思うくらいでいましょう。

運動するのもあり。「もう限界」というぐらいまで自分を追い込んで息をぜぇぜぇしているときなんか、息を吸うことしか頭にありません。ぜぇぜぇしながらくよくよしている人なんていないでしょうし。

これは一時的な対策ですが、脳みそが精神的苦痛に支配される時間を少しでも少なくしてあげることはいいことだと思うんですよね。

1-2 自分の精神の外側を変える(物理的な変化)

ただ精神世界を変えるといってもそんなに簡単ではないこともあると思います。

そんなときは、精神的な悩みを解決するために自分の中で物理的にできることを考える、です。

これは自分がどうしたら精神的苦痛から物理的に解放されるのかを考えます。

自分自身の肉体・能力・習慣・人間関係・環境などをあらゆる手段をつかって変えます。

変えるのは相手じゃなくて自分です。相手を変えようとしてもぶつかっちゃいます。

たとえば職場で精神を削られる人間関係に悩まされているのなら、ものごとの調整能力を身につける勉強を死ぬ気でやって世渡り上手になれば同じようなことも起きないでしょう。

それが難しければ職場を変えるのも全然ありですが、根本的に変えるなら世渡り上手になることです。人間関係は変なところで歪みがでますが、世渡りがうまい人はなんなく乗り越えていったりします。

僕の経験も交えていいますが、正直すぎる人は人間関係に悩んでしまうことが多いのかもしれません。

正直すぎる人は、ド真面目で伝え方がストレートすぎたりすることが往々にしてあるので、もっと世の中をうまく渡り切ってやろうぐらいで考える方が、ちょうどよかったりします。

嘘をつけというのではなく、伝え方とかタイミングの問題、あとは余計なことは言わないなど。

死ぬ気で調整能力つけるのも嫌なら会社辞めてしまうなんてのも全然ありです。

そうやって会社を辞めた人の話なんてたくさん聞いたことがあります。それで自分で起業したっていう人もいますしね。

人って嫌なことを避けるためには、ものすごい努力をします。

「これをやれば絶対に嫌なことをさけられる!」というものを見つけてみてください。たぶん本気になれますよ。冗談抜きで。

それから、お金で解決できることならそれも一つですよ。

いつまでも悩んだり、足引っ張られるなら、お金で解決したほうがいいときもあります。

逆にお金がないと許容できることも許容できなくなるケースもあります。お金はあるに越したことはないなと、こういうときに思ったりします。

1-3 相手を変えるのではなく、まずは自分を変える

世の中を冷めた目で見るとか、お金で解決するとか、そんなことをいっているとサイボーグみたいですが、人生苦しいと本気で思ったときはそういう感覚でものごとをみることも必要です。

ただ、一ついっておきたいのは、相手を変えるのではなく、必ず自分を変えることです。

自分が変われば相手も変わるでしょう。あるいはそういう相手には二度と会わなくてもいいような環境を自分でつくり出せるでしょう。

いじめられっ子だったボクシングの内藤大介さんが言っていましたが、自分をいじめていた子たちが気づいたら自分を応援する側になってたとか。(有名になってからだと思いますが)

内藤さんはボクサーになっていじめっ子を殴り倒したわけではなく、自分がボクシング世界チャンピオンになることで相手との関係性が変わったのです(これは結果論ですが)。

2.精神的苦痛で人生が苦しいと感じる場合

2-1 「今は忙しいから遊ばない」は永遠と続く苦しい人生の始まり

3年後、5年後の夢を叶えるために今は遊ぶのをやめて仕事も勉強も頑張ろう!そういった考えを持っている人はすごく多いですよね。

僕もそういう考えをもっていましたし、今でも今が頑張り時というタイミングは当然あるのですが、なんだかただ根性論でそういった時期を突破していくことに疲れを感じてしまい、いかに楽しく努力するかを考えはじめました。

昔は遊びを全て我慢して頑張るというように、頑張り方に結構ポリシーがあって、常に頑張り疲れている人みたいになっていたんじゃないかと思います。

今でも仕事をしている時間は、一般的な人よりは圧倒的に多いのですが、でもその割に昔と遊ぶ量はそんなに変わらないように思います。

むしろお誘いは基本断らないようにもしていますので飲み会が続いたりすることもあります。

そして色んなところに顔を出すようになりました。

それでも仕事のパフォーマンスとか量は落ちていないと思います。つまりより今を楽しみながら、頑張れているという感じでしょうか。簡単にいうとより楽しいことを自分の中に取り入れつつ、苦しい思いをしなくてはいけない努力を捨てていっているという状態です。

人生苦しい思いはしたくありません。そりゃもちろん、忙殺されたりいろんなことが重なったりして、精神的に凹むことはありますけども。

わがままかもしれませんが、自分が楽しく生きるための方法を積極的に取り入れようとする努力はしますし、僕が大したアテもないのに会社を辞めてふらふらしていたのも、よく言えばそれです。

自分に対してわがままなんですよね…多分。もう30年以上も生きているんだし、自分が楽しいと思う選択肢を選びまくってもいいんじゃないかと思うわけで、そういった選択肢を選ぶことは実はそんなに難しくないことだったりするんじゃないかなと。

2-2 今を楽しむことの重要性

だいたい気合入れまくって、自分の身を削って死ぬ気でやる努力って半年ぐらいが限界です。

もちろん、大きく個人差があると思いますが。何かを成し遂げようと思ったら、長期間頑張り抜くというよりは、「楽しく努力した結果、長続きして、結果も出たよね。」というパターンがベストです。

これについては正直確証はありませんが、少なくとも僕みたいな根性だけで生き延びることができない人間にはそうです。

色んなことを我慢して頑張って、疲れて、、それを気合いで乗り越えてまた色んなことを我慢して頑張って・・・ということをやっているとあっという間に30代になり、気付いたらずっと色んなことを我慢し続けたまま40代になるんではないかと思います。

もちろんスポット的に徹夜したり、睡眠時間削りながら死ぬ思いでやることはありますが、トータルして楽しくやれているのかどうかです。

ちなみに“今を楽しむ”というぐらいなので、もちろん今の仕事がやりたい仕事であることを前提に話します。

そうでない方は転職か独立かなんでもいいので、まずはどんなに忙しくても時間がなくても自分の将来像を設計することから始めてください。やりたいことがないという人は、少し先の未来に自分がどんな生活をしていることが理想的か考えてみると少し視点が変わってやりたいことが見つかったりします。

仕事自体がやりたいことではなくお金を稼ぐ手段になっていても問題ありません。どんな生活をしているか、他にはどんな人と過ごしていたいかなど。「人生楽しく生きたい」っていうそんな抽象的なことをいっていても100%楽しくならないと思います。

明確にやるべきことが見えて初めて体がその方向に動き出し始めるんです。

さて、話を戻して、今を楽しむことの重要性についてですが、自分がやることを決めたら、それを実現するための一番の近道は自分の使い方を知って、自分が楽しく継続でき、常に最高パフォーマンスを発揮できるような環境をつくることです。

自分が楽しく継続できるというのは、“いつか楽しくなる”ではなく、“今が楽しい”と思えるような“自分の使い方”ができることです。

3年後に楽しくなるんじゃないんです。今が楽しいから3年続くわけです。

これに尽きると思います。楽しくやっていれば、色んなことに対して積極的な行動がとれますし、それが周囲を引きつけ、プラスのスパイラルを生む出すので、どんどん物事が加速していきます。

夢をどんどん叶えていく人は、苦しい思いをして歯を食いしばることも多々あると思いますが、その瞬間瞬間を楽しんでいる人なんだと思います。

人は、何か夢を達成したら、それに満足せずに新たな夢をもつようになるので、ずっと目標を追いかけ続ける動物です。

だから、人生苦しい思いをして、今我慢して頑張って夢を叶えても、その時には新しい夢が出来ていて、また苦しい思いをして頑張ることになると思いますよ。

3年後、5年後のために今の楽しみを捨てて頑張ったら、また3年後、5年後に同じことを繰り返すと思います。疲れちゃいますよ。

全くしないわけにはいきませんが、苦しい努力を“し続けない工夫”は必要です。

人生苦しい思いで努力をしたから夢が叶った、というよりは、苦しいと思わないような努力の仕方をすることで、自分が常にいいパフォーマンスを発揮し続けることができ、それが成功につながるのだと思います。

2-3 苦しい思いで勝ち取った合格と楽しんで得た合格

僕の中で今でも印象に残っている出来事があるのですが、20代半ばのころ、空間デザインに興味があって、会社員のかたわら、インテリアの専門学校に通っていたことがあって、資格取得に向けてずっと勉強していました。

1次試験と2次試験があって、無事どちらも合格しましたが、1次試験はかなり苦しい思いをして勝ち取った合格、2次試験はかなり楽しんで舞い込んできた合格、と、合格の仕方は対極でした。

この資格は仕事にもつなげたいと思っていたので、1次試験はかなりガチで勉強していて、土日は朝から夕方までフルで図書館通い、帰宅後も夜中まで勉強、平日は仕事前と仕事後はもちろん、昼休みも勉強していました。毎年欠かさず友達と行っていた音楽フェスも行くのをやめて、友達からの遊びの誘いはオール拒否しました。

結果、1次試験は無事合格できましたが、かなり苦しい思いをしながら勉強をしていたので、2次試験はもう少し力を抜いて楽しくやりたいなという思いもあり、ガラっと勉強の仕方を変えました。僕がその時にやったのは、とにかくインテリア専門店に足を運びまくって、ものに触れながら、知識と知恵を溜めていく、ということでした。もちろん家でもそれなりに勉強しましたが。

それが大正解で、その方法で勉強をやり始めてから、勉強がかなり面白いものになったんですよね。週末は目黒の家具屋さんを片っ端から訪れて、大好きなインテリアに触れながら、あれやこれや考えることが勉強なんて・・・まるで努力している感じはありませんでした。

そもそも空間デザインが好きで始めた勉強です。「空間デザインが好きだ!」というその強いエネルギーを勉強に活かさない手はありません。だから僕は最大限自分の力を発揮できる勉強の仕方をしました。

さすがに好きなやり方だけで、全てをうまくやりきることはできませんし、この2次試験も、家でひたすら図面を書く勉強などちょっときついこともやりましたが、ふとしたときに、「勉強って楽しいな」とか「あ、今仕事楽しんでるな」と思えることが大事なんじゃないかなと思います。

2-4 人生苦しくならないように、何かをやるときに一番最初に考えるべきこと

何かを始めるとき、あるいは今やっていることが楽しめていないなと思ったら、まずは楽しく続けるためにはどうしたらいいか?を考えてみましょう。

それから、絶対それに立ち向かわなければならないなんてことはありません。逃げっていう姿勢、超大事だと思います。逃げて逃げて逃げまくってOKだと思います。

が、自分が本気でやろうと思ったことは、逃げても逆に自分が苦しくなるだけですから、楽しくできる工夫を考える必要があります。

できるだけ自分自身の体力や精神が、常に最高パフォーマンスを発揮できるような状態を持続できる方法を探すことに時間を使ってみるのもいいと思います。



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