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2015年12月24日 vol.21

内田 晴香
(Haruka Uchida)

1988年生まれ 27歳
株式会社Creadire 代表取締役・デザイナー
大学で建築とマーチャンダイジングを専攻し、株式会社ニトリで店舗運営を経験。Web制作会社で勤務の後に独立し、26歳で株式会社Creadireを設立。Web制作を軸に企業やサービスのブランディングを行っている。

独立した理由は私にとって大切な人を、 私の得意なことで喜ばせたいから

creadire >> http://creadire.co.jp

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たとえ無計画でも、“26歳で起業”はリスクが少ない

– 何の計画も無しに26歳で独立したとのことですが、本当ですか?

20歳のころから独立願望はありましたが、具体的にどのように集客して何のサービスを提供するかは決まっていませんでした。
ただ、このまま会社にいても何か手がかりがつかめるように思えず、いっそ身軽なうちにチャレンジした方がリスクが少ないと考えました。

– 結局どのようなサービスをはじめたのですか?

これまでやってきたデザインの力を活かしたかったのと、相談業をしたかったのとで、秘書代行と風水師を始めることにしました。
秘書代行と聞いてもピンときませんよね。「誰かにお願いしたいけど意外と気の利いた外注先がいない」ような仕事を複数の経営者の方からいただいていました。
結局、秘書代行のサービスの一部にしていたデザインのお仕事を多くいただけるようになり、今はWeb制作やブランディングをメインにやらせていただいています。

達成する方法は知らないけれど、
うまくいくことはわかっていた

– もともと三重県出身で、東京では人脈もなかったのですよね。普通は躊躇しそうな状況ですが、どのような心境で独立を決断したのでしょう。

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うまくいくイメージができた、以上。笑
起業塾ですとか経営の勉強ですとか、
そのようなことはほとんどやってきませんでしたから、
どのようにしたらよいかは全くもってわかりませんでした。
うまくいく根拠はないけれど、うまくいかない根拠もない。
だったらよいイメージが湧く方を選ぶ。それだけでした。

– 会社員を3年やって独立するというのはもともと決めていたのですか?

3~5年で独立できたらという気持ちはありつつ、前職のころは社内での仕事にも魅力を感じていましたので、明確なキャリア設計ができずにいました。
そんな社会人3年目が終わるころ、経営者である恩師に出逢い、一気に独立へ舵を切りました。
今振り返ると、26歳で起業された経沢香保子さんの書籍『自分の会社をつくるということ』に影響されていたのだと思います。

独立した理由は私にとって大切な人を、
私の得意なことで喜ばせたいから

– 内田さんにとって独立は何が魅力的だったのでしょうか?

若くて優秀な起業家さんがたくさん活躍されていますが、私の価値観は彼らと随分違うように思います。「まだ世にない新サービスを立ち上げたい」「ITの技術で世界をよくしたい」といった格好いいことは全く考えていません。笑
プライベートでお付き合いしたいくらい大切な人を、私の得意なことで喜ばせたい、そして、仕事と家事と子育てのどれもよくばって楽しみたい。
そのための一番の近道は独立だろう思いました。

– 独立後、26歳で法人化したきっかけはなんでしょうか?

法人化した理由の一つは、Web制作でお客様の大切なアカウントをお預かりすることになるので、「生半可な気持ちでやってませんよ、安心してくださいね」という想いを伝えたかったから。
もう一つは、偶然にも経沢さんと同じ誕生日でしたので、せっかくなら4月23日27歳になる前に…というミーハーな理由からでした。笑
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Web制作は、お客様の未来を一緒に描く仕事

– 今はWeb制作の仕事が多いそうですが、どんなことを考えて取り組んでいますか?

アクセスや問い合わせを増やして売上につなげるのはもちろんのこと、お客様の将来設計を一緒に描かせていただく気持ちでお作りしていきます。
Webに情報を落とし込むためには、今まで言語化せずあいまいにしてきたことをひとつひとつ決めていかなくてはなりません。
その際に、ビジュアルや言葉選びがエンドユーザーの視点やサービスに合っていて、それらがお客様の掲げる理念と一貫しているかを確認していきます。

– 将来設計まで考えてくれるWebデザイナーは貴重かもしれませんね。お客様はどのように反応されますか。

多くのお客様が、高い理想や強い信念を持っています。
しかし、日々の業務に追われてそれらをスタッフやエンドユーザーと共有できずにいます。
Webを介して想いが伝わって関係性がよりよくなったということをお聞きできると、すごく嬉しいです。

– これからはどのような活動を展開していくのですか?

もっとたくさんのクリエイターさんと協力しながら、「デザインでお客様の愛を伝える」ということ続けていきたいです。
私一人でできることは本当にごくわずか。
ですが、メンバー一人一人が最高に能力を発揮できて、「最高の仲間だった!」と喜び合えるようなチームづくりをしていきたい。
「現状がどうであれ人の根底には愛がある」と100%信じる、私のお役目だと思っています。

– とても素敵な考え方です。今日はありがとうございました!

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コンセプト
これからの時代、共感という言葉が人々をつなぐ一つのキーワードになると考えています。人として生き方や価値観に共感できる人たちと一緒にビジネスをしたい、そういう人たちのサービスを使いたいと思う人がより増えてくることでしょう。
当メディアでは、どんな人生観をもった人がどんな想いで、サービスを提供しているのか、そんな観点から取材をし、記事にまとめています。