後藤暁子プロフィール

2014年5月22日 vol.12

後藤暁子
(Akiko Goto)

1977年生まれ 37歳

株式会社オンラインコンサルタント 代表取締役。
会社員時代、営業職で成績をあげていたものの、会社の経営不振に伴いリストラという形で会社を去った。しかし、これが昔から持っていた“自分で何かやりたい”、という一つの目標に向かって突き進む原動力となった。現在会社は8期目、独立直後は周囲からの心配の声もあったそうだが、それを他所に、大きな夢に向かって結果を出し続けている。

大きな夢はありますけど、そんなにお金のかかることではないんですよ。

インタビュー・後藤社長紹介
株式会社オンラインコンサルタント >> http://www.onlineconsultant.jp

日本でGoogleのような会社を創りたいと思っています。

–  会社は現在8期目ですね、どのように事業を展開されてきたか簡単に教えて下さい。

ウェブシステム開発の受託や自社サービスを展開しています。
受託開発は浮き沈みが激しいので、自社サービスで軸を立てたいという考えが元々ありSmart動態管理という自社サービスを開発しました。
スマートフォンで現在地を取得して、ルートを記録・活用できる機能があり、配送会社や運送会社などの商用車ターゲットに展開しています。
配送会社や運送会社などの近代化と見える化を目的として事業展開しています。

–  なるほど、車社会もどんどんIT化していきますね。では最初は安定を築く意味でも受託メインでやり始めたのですね?

インタビュー風景

会社員時代、営業をやっていたのですが、その傍ら副業でホームページ作製とかもしていたんですよ。
で、そういうことをやっていると、「ホームページ作れるんだったら、うちのも作ってよ!」みたいな感じで仕事を頂けるようになりました。
それが独立のきっかけになりましたね。

–  もともと、ウェブの世界で独立を考えていたのですか?

そうですね。それは考えていましたね。
日本でGoogleのような会社を創りたいと思っているんですよ。社風にしても技術にしても。
夢おぼろげな話かもしれませんが、そんな世界に通用するIT企業をつくりたいと思っています。

–  スケールが大きくて素敵ですね!そもそもなぜこの分野でそこまで目指そうと思われたのですか?

アメリカとかで言えばマイクロソフトとか、グーグルとかオラクルとか、
世界的に有名なソフトを開発している会社がたくさんありますよね。
日本って優秀だと思うんですが、でもなぜ日本にいてそれができないんだろうという思いがあったんですね。

–  なるほど

当時は国内でも騒がれているIT業界はありましたが、サービスで設けている会社という印象があって、技術という部分ではないなと思っていました。
あとは日本ってシステム開発という仕事自体が、あまりプライベートを尊重される仕組みじゃないんですよね。
私は元々外資系のシステム関連会社に勤務していたのですが、プライベートの時間を非常に重んじてくれている社風がありましたので。

インタビュー風景

大きな夢はありますけど、
そんなにお金のかかることではないんですよ。

–  後藤さんは昔から起業思考だったのですか?

24歳ぐらいまで本気で漫画家になろうと思っていました。笑
でも漫画とか小説を書いていると、これは一人で寂しい職業だなっていうのを感じてしまって・・・笑
ただ昔から自分で何かやりたいというのがありましたね。

–  そこで決心されたのはいつ頃、どうしてなのですか?

実は最初に務めた会社は経営不振に伴うリストラで辞めたんですね。
リストラにあって、転職しないといけないとなった時、
いつかは自分で独立しようって思って、それが2003年とかその頃でしたね。

–  なるほど、大変でしたがよいきっかけになりましたね。実際に独立されてから、独立の前後で変わったことはありますか?

世の中の自分に対する耐乏とかに驚きましたね。

–  具体的に言いますと?

会社員時代は会社の看板があるじゃないですか?
会社の技術力や人の多さなども語ることができますが、
自分が会社をやり始めると、名刺を差し出しても、一気に胡散臭い人の位置づけになってしまいました。笑
その落差に驚きましたね。
昔の友達も「そんなことしても大丈夫なの?」とか言われましたし。
そのとき29歳とかだったので。
何やってんの?みたいな、そうやって見られるんだなと思いましたね。

インタビュー風景

–  そういうの2極化しないですか?僕も今29歳で独立したのは29歳になってからですが、会社員時代に仕事で繋がってた人や昔の友達から、「大丈夫なの?」って言われることもありますし、でも、一方で起業仲間をはじめ背中を思いっきり押してくれる人もたくさんいます。

ですね、応援してくれる人もいれば、「ふわふわして、どうせ辞めんでしょ?」みたいに言われることもありましたね。

–  そう言われた時とか、周りを見ていて、会社員が良かったと思うことはありましたか?

それはないですね。
まぁ会社員時代から仕事は好きで目的意識を持ってやっていたので、
特に社長になってからとか、会社員の時とかと比べて働き方が変わったとかはないですよ。
最初は金銭面とかで安定しないので悩みましたけどね。

–  そういった意味では、独立された時にビジネスとして確信をもって独立される方もいれば、
とにかくやりたいことをまずやってみるという想いで突っ走る方もいらっしゃると思いますが、後藤さんはどちらですか?

どちらかというと前者ですね。
ホームページ製作のニーズはなくなることはないと思っていたので、これだったらいけるなっていうのはありましたね。
それは今もそうです。達成したい大きな夢はありますけど、それもそんなにお金のかかることではないんですよ。

–  どうしても夢が大きいと資金面も色々考えてしまいそうですが?

パソコンと従業員が数名いれば、やり方さえしっかりやればやれることだと思っています。
ただもちろん社員に給料をしっかり出さないといけないですからね。
その時に、HP製作の仕事はずっとやってきて実績もありますし、どうやっていけば儲けられるかも分かっているので、食うに困ることはないですし。

–  安定基盤を持ちながらということですね。安定基盤を作るのも最初のうちは中々大変なことも多いですよね?

インタビュー風景

一個一個積み重ねですよね。
最初のうちは本当にこつこつやるしかないと思うんですよ。

–  メディアとかでは成功している人しか見ないですし、ぱっと出てきて、いきなり成功した、みたいに見えがちですが、実際は細かい積み重ねが堆積していって成しているものですよね?

そうですね、一年で辞めちゃう人が本当に多いんですよ。
本気でやるつもりだったら、3年ぐらいはやった方が良くて、そうすると周りの目が変わってきます。
起業したい人と話す時は、ちょっと辛いことがあっても、3年ぐらいはやってみたら?とはいつも言いますね。

無くなると決して戻らないものは大事にしようと思っていますね!

–  そうやって継続していくためにも、どんどん自分をブラッシュアップして行く必要があると思います。
後藤さんは強い経営者になるため、あるいは自分の人生を豊かにするために克服したことなどありますか?

とっさの決断に弱いタイプなんですよね。
ぱっと言われてぱっと返すのが苦手というか。
think twiceって言う、「二回考えなさい」という意味の言葉があって、
これは大きな決断だな!という時はちょっと考えてもいい?っていって返答するようにしていますね。

–  なるほど、無理な対応をするのではなく、一番ベストな対応をとられているのですね。では夢を達成するために習慣にしていることはありますか?

習慣はほとんどないんですが、
健康と時間だけは無駄にしないようにしています。
無くなると決して戻らないものは大事にしようと思っていますね!
お金とかだったらなくなっても、また増やせるじゃないですか。
でも例えば自分の歯がなくなったらそれはもう戻らないですよね?
健康はベースだと思うし、ものを食べる時とかは効率を気にしていますね。

–  時間に関してはいかがですか?時間を有効に使うために気をつけていることはあるんですか?

インタビュー風景

何気ないところから、少しずつ気をつけていますね。
例えばうちの会社では、モニターも大きくしているし、机も大きくしています。
些細なことですが、効率あげるためには有効ですし、そういったところで時間を損なわれるというのはもの凄いロスなんですよね。
なるべく新しくて良い設備を買いますよ。

–  時間をつくるためには投資を惜しまないということですね。

そうですね。

–  今後、後藤さんが夢を達成にするにあたり、必要なことはありますか?

会社としては、何かに打ち込むことですね。
色んなサービスをやっているので、どれかに集中するほうがいいのかなと思っています。
私自身としては、あまり体力がないので、しっかり働ける様に体力作りをしたいと思っています。

–  先程の健康の部分と繋がりますね、何かされているんですか?

会社帰りとか土日とかジムに行っていますよ。
一月に一度も行けない時とかもあるんですけどね。
月曜から金曜まで仕事して、土日は家で寝てるっていうのは嫌ですし、もうちょっと体力があればって思うんですが。

–  仕事自体、終わりが遅いのですか?

始業が10時で、だいたい8時とか9時ぐらいには終わりますね。

–  健全ですよね。社員4人でやられていて、これだけのサービスまわされていますし。

えぇ、創業当初からそこは心がけていますね。
しっかり自分のプライベートライフを楽しんだり、必要であれば家に帰ってから勉強する時間があったり、そういうスタイルを会社員時代、外資系の会社で見てきましたし、そういったところも含めて、世界に通じる会社を創りたいなと思っています。

–  健全な環境を維持しながら夢を達成できる組織作り、素敵ですね!本日はありがとうございました!

インタビュー風景

プライベートライフも楽しめる、そんな社風を大切にしている後藤社長。

 
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コンセプト
これからの時代、共感という言葉が人々をつなぐ一つのキーワードになると考えています。人として生き方や価値観に共感できる人たちと一緒にビジネスをしたい、そういう人たちのサービスを使いたいと思う人がより増えてくることでしょう。
当メディアでは、どんな人生観をもった人がどんな想いで、サービスを提供しているのか、そんな観点から取材をし、記事にまとめています。