宮地社長プロフィール

2014年5月11日 vol.11

宮地俊充
(Toshimitsu Miyachi)

1981年生まれ 32歳

株式会社ベストティーチャー 代表取締役。
昔からクリエイティブなものが好きで音楽や脚本に取組んでいたが、ある時、自分でビジネスをやることのクリエイティブさに気付いたと言う。既存のものではなく、全く新しいモデルのオンライン英会話を実現させた宮地社長、クリエイティブな人間ならではの思考と、自分自身のコンセプトを信じ抜く力で業界トップを目指す。

失敗の定義なんてない、人生において失敗なんてしようがないと思うんですよね。

インタビュー・宮地社長紹介
株式会社ベストティーチャー >> https://www.best-teacher-inc.com

あったらいいものを自分達で考えて、それを提供してお金を頂く、
そういうこと自体がクリエイティブだなと思いました。

–  御社が提供されているサービスは、従来とは違い、英語で話したいスクリプトを自分で用意して、それをオンライン英会話を通して学習するということですね?

そうですね、今ある英会話のオンラインサービスって、一日何十分話せますよ、とかそういうモデルだと思います。
でも実際には、自分が英語で話したい内容があって、その内容を話せるように学習した方がいいと思うんですよ。僕らとしては、単に英会話の機会を提供するより、話したい内容を英語で話せるようなサービスを提供することの方が重要だと思っています。

–  その方が英語を習得し易いという考えですね?

そうですね、
例えば今日のインタビューでも聞きたい内容を事前に書いておくと思うんですが、
そうすれば話したいことをスムーズに話せるようになりますよね。
語学習得でも、自分が使いたい表現を溜めていくことが重要だと思います。

ベストティーチャーのレッスンの流れ

ベストティーチャーのレッスンの流れ、自分が話したい内容から英語を学ぶ

–  そもそもビジネスで、語学に着目したのはどうしてなんですか?

25歳で会計士の資格をとり、会計事務所で海外の方と一緒に働いていたのですが、
僕以外はだいたい英語を話せたので、これはきついな・・・と思ってそこから一生懸命英語の勉強を始めたんです。
もともと英語は好きだったんですが、勉強していく中で、自分が話したいことを話せる様にしていくことが良い勉強方法だと実感したんです。

–  なるほど。

教材があってフレーズを覚えたりしますが、でもそれは他人英語です。それではなく自分の英語を覚えていくことが必要です。
そういうやり方を実践した時に、一番自分の英語が上達したな、と思いました。そういったことを手軽にネットで展開できるサービスを提供したいと思って起業しましたね。

–  働き方として起業を選択されたのは、どういう考えからなんですか?

大学卒業するぐらいまでは、音楽とか小説とか脚本が好きで、そういうクリエイティブなもので生きていきたいと思っていました。
ただ、そういうところに才能がないなと思って諦めたんですが・・・
ちょうどその頃に、会社を創るっていうこともクリエイティブなんだなと思って、ビジネスの世界に入ったんですよ。

–  クリエイティブ思考なんですね。なぜビジネスの世界がクリエイティブだと思われたのですか?

世の中にあったらいいなって思うものを自分達で考えて、それを提供してお金を頂いている、そういうこと自体が、与えられた仕事をやるのと違って、クリエイティブだなと思いました。

ビジョンが見えていたら判断を迷いません。

–  実際に起業されてから感じた価値観や違いはありますか?

違いではありませんが、実感したこととしては、起業した時に期待を裏切らないでたらめさがありましたね、
普通じゃないなっていう感じです。

–  でたらめですか?笑 例えばどういうところですか?

いくつかありますが、
一番最初に思ったのはお金の問題ですよね。
出資してもらえるのか、とか、しっかり給料払えるかとか、そういうのが、全部自分の責任になってくるので、その時に、“いい感じにしびれるな” という意味で。

–  そうですよね、今までは自分だけでよかったのが、今度は社員やスタッフを養っていかなければいけないんですから・・・。

普通じゃない面白い人生を送りたいなと思っていたのですが、起業したらそれが思ったよりしびれる感じで・・・笑
でもそれが凄い望むところだったんですけどね!

–  サービスを展開される上で一番大変だったことは何でしょうか?

やはりリリース前が大変でしたね。
会社を設立してサービスリリースするまでに7ヶ月あったんですが、既存と同じサービスではなくて世の中にないものを出したいと思っていたので、ベンチするマークするものがなかったんですよ。
リリースするまで答えが分からない仕事だったので、自分達が信じたものを認められるまでが、苦しかったり悩みがあったりしましたね。

–  絶対いけるという確信を持たれている方と、少なからず不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、宮地さんの場合、ベンチマークがなかったっていうのも含めて、拭いきれない不安もありましたか?

コンセプトでもありますが、「自分が話したいことを英語で話せる様にする」という勉強方法自体は間違っていない自信は最初からあって、それは今でも変わらないですよ!
ただそれをどうやってサービス提供化して、どうコミュニケーションして人に伝えていくかっていうところは、初めて自分でサービスを立ち上げたので試行錯誤しながらでしたね。

–  ビジネスを始めるにあたって、マーケティングはどのようにされていったのですか?

最初は身の回りから意見収集してって言う感じですね。
そういった意味では皆英語を勉強してきているので、誰に聞いてもなんらかのフィードバックあるんですよ。

–  なるほど、確かに誰しも通る道ですよね。それでは、日々の社長として決断、判断するときに、軸としている考え方はありますか?

ベストティーチャーのレッスンの様子

ベストティーチャーのレッスンの様子

それは明確にあります。
会社は僕らのビジョンを達成するためにあるものです。日々の決断は、そのビジョンに沿った決定であるか?というところを見ています。
日本人が英語を話せる様になるサービスを提供して、日本のグローバル化に貢献するというのがビジョンですので、それに沿っているか、ということですね。
ビジョンが見えていたら判断を迷いません。

–  なるほど、判断軸は常に持っているということですね。

日々の決断において、じゃそこがぶれたりとか意見が割れたりするのはなぜかというと、それはビジョンが共有できたいていないからだと思います。そこをいかに共有して集中させるか、だと思います。

–  人材を確保する時の大事な要素になりそうですね。

弊社でいう、日本人が英語を話せる様になってグローバル化に貢献するというビジョンに対して、どういった方法でそれを達成するか、その考え方はそれぞれ違うと思います。
その時にベストティーチャーの手段がいいと思った人を集めないといけないと思います。
他社さんにはない、全く新しいモデルですが、それがいいと思う人だけを集めています。

–  ビジョンを共有して仲間と同じところを目指していくというのは大事ですよね!

弱みを克服することよりも自分の強みに集中して
他の部分で強みを持っている人を集めていますね!

–宮地さんは、強い経営者になるため、あるいは人生を豊かにするために日々習慣として取組まれていることってありますか?

いつも自然体なので、そんなに意識していないですが、ビジョンありきで、それに沿った形で会社を経営することですかね。
あとは、自分達がやっていることは凄いことなんだって皆にも思ってもらうことが重要だと思っていて、意識しています。

–  自分達がやっていることの凄さ、当事者として伝えるのも難しそうですね?

えぇ、その辺は大ほら吹きというか、ビッグマウスでいいんじゃないですかね笑

–  そういうことですね笑 ビジョンを達成していく中で、自分の弱みを克服していったり、そういう経験があれば少しお伺いしたいのですが?

弱みを克服することよりも自分の強みに集中して
他の部分で強みを持っている人を集めていますね!

–  相互補完ということですね?

そうですね!
それに加えて、僕の弱みを嫌がらない人を集めるっていうことだと思いますよ。
恋愛と一緒で、嫌なところがあってもそれを受け入れていく程、長続きするということかと。

10割でなければ失敗だという定義だからおかしなことになっている、
失敗の定義なんてないと思いますよ

–  会社とかご自身の夢を叶えるためにもっと強化していかなければいけないことってありますか?

業界で言うと、まだベスト3にも入っていないんですよ。
だからそこは1位にならないといけないと思っていますし、そこは会社全体としてもっていかなければいけません。
そういうのが常に言動に現れてくると思いますし、株主も含めて、絶対に勝つんだっていう雰囲気を作っていきたいですね。

–  ご自身だけではなく全体で取組んでいかなければいけないことですね。そんな雰囲気作りに必要なことって何でしょうか?

根拠が無いといけなくて、しっかりした事業戦略があって、皆が腹落ちしていていなければならないと思っています。
腹落ちしていれば、後はやるだけなので、腹落ち出来る戦略があるかっていうところだと思っていますね。

–  腹落ち出来る様、落とし込んでいくのも難しそうですね?

そうですね、それって仮説なんで、100%正しいわけではないですし。
だから間違えて失敗することもありますよ。

–  失敗は付き物っていうお考えですか?

そうですね、外す事はありますね。

–  やっぱり起業・独立される時に失敗を恐れる方も多い。でもそれで動かないことが一番の失敗だ、とも私は思ったりするのですが、その辺どうですか?

例えば、欧米とかヨーロッパ諸国の話でいうと、日本と比べて根本的にメンタリティが違うみたいなんです。日本は割と10割、つまり完璧を目指していますが、欧米・ヨーロッパでは、目指しているところが7割とか8割で、それで良いんだっていう考え方だったりします。
残りの2〜3割は、そこからどんどん変えていけばいいっていうことですね。
これってウェブサービスの考え方と同じですね。
最初から完璧ではなく、最初は最低限の機能のものを出して、皆からフィードバック貰っていく中で直していくっていう。

–  宮地さんご自身の話としては、どうですか?

僕自身の話で言うと、失敗の定義って何だろうって思ったりするんです。
失敗の定義が曖昧だから皆恐れている気がしますし、もっと言えば失敗の定義なんてないと思うんですよ。
強いて言うなら、お金が無くなるぐらいで・・・財産無くなりました、みたいな笑

インタビュー風景

–  そうですね、財産無くなると痛いですが・・・

でも、そんなのまた稼げばいい話ですし。
失敗のしようがないって思っていますよ。
さっきの話で言うと10割じゃなかったら失敗だっていう定義だからおかしなことになっていると思いますよね。
それは学校教育とかにも問題があると思います。

–  そういう考え方が身に付いたきっかけは、何かあったんですか?

それは生まれ付きって言うのが正直あって、昔から僕は調子のいい感じだったんですよ。
失敗と思ったことなんて、ほとんどないですよ。

–  それは楽観的という意味とはまた違いますね?

そうですね。
失敗?だから何?っていう感じですね。
失敗と言われるものをして、周りから「あぁ終わったね」
とか言われても、僕はそうは思っていない!みたいなのはありますよね。
そこは失敗に対する定義の問題ですよね。

–  起業とか経営は、想像以上に泥臭いこともあると思いますが、起業に対して後ろ向きになったことってありますか?

そんなにないですね。
それより、サラリーマン時代と違って自分が良いと思ったサービスを世の中に出して、それに100%集中できているので、常に前向きな姿勢ですね。

–  なるほど、今後、ビジョンに向けて進むにあたって、大切にしている考え方、信念はありますか?

起業した時の気持ちは大切にしたいですね。
何でそれをやりたいと思ったか?っていうところですね。
僕の場合、いい英会話サービスを提供して日本人が英語を話せる様になり、海外に出て行けるような社会をつくりたいと思ったので、
それを満たさずに終わることはないですね!

–  今後のサービス展開、注目しています!本日はありがとうございました。

 
interview list


コンセプト
これからの時代、共感という言葉が人々をつなぐ一つのキーワードになると考えています。人として生き方や価値観に共感できる人たちと一緒にビジネスをしたい、そういう人たちのサービスを使いたいと思う人がより増えてくることでしょう。
当メディアでは、どんな人生観をもった人がどんな想いで、サービスを提供しているのか、そんな観点から取材をし、記事にまとめています。