セルマネジメントのあれこれ

言いたいことが言えないと消えていく、という子供向けのテレビ番組を朝から見たので大人として考えてみた

1.朝から考えさせられた「言いたいことが言えないと消えていく」という内容の子供番組

今日、朝目覚まし代わりにベッドの上でテレビをなんとなく見ていたら、子供向けの番組が放送されていたのでなんとなく見ていました。

内容は、「言いたいことが言えないと消えていく」という内容でした。子役とキャラクター2体が出演していて、一方のキャラクターはいいやつで、もう片方はちょっと悪いやつといった設定です。

悪いキャラクターは子役が貸した本をいつまでも返しません。いいキャラクターはそれを見て、子役に言います。「本を返して欲しいんじゃないのかい?」でも子役はそれを否定します。「ううん、まだ貸してあげてていいの!」と。いいキャラクターは何度も聞き返しますが、子役は「いいのいいの!」の一点張り。

そのうち子役の体がどんどん透明になっていきます。実はこの本の話の前にも、夕飯で自分が食べたいものを我慢して周りに合わてメニューを選んだりなど、いくつかの言いたいことを言わずに我慢するシーンがあったみたいです。そのシーン、僕は寝ててみれていませんが。

つまり子役は、相手の顔色をずっと伺いながら、自分の言いたいことを言わずに生きてきたのです。周りに流される日々を送っていたわけですね。

話を戻しますが、いいキャラクターの方が最後にもう一度確認します。「昨日も我慢していただろう?この間だってそうだ。本当はやっぱり本を返してほしいんだろう!?」そして子役は叫びます。「違うのー!貸したままでいいの!!」その言葉を最後に子役の体は完全に透明になり、姿を消してしまったのです。

さて、どう思うでしょうか。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン(だいぶ古いですが)…どころの話ではなく、体が消えてしまいました。

子供向けの番組って大人がよく考えて作っているんだなと感心しました。言いたいことを言う必要があるときは、言うべきなのですが、それができない人は少なくないはずです。でもそうやって自分の言いたいことを言わずに日々を積み重ねてしまうと、子役が消えてしまったように、存在感がなくなってしまうと思います。

何をするにせよ、キーマンというのが必ずいます。「あの人を抑えておけば大丈夫」あるいは「あの人を抑えていなければならない」という人がキーマンです。キーマンになるには権力など色々面倒なものも必要かもしれませんが、少なくとも、言いたいことを言えない人がキーマンになることはないように思いますし、それどころか、発言力がない人、影響力がない人として、図らずとも認識されてしまい、人を動かす側には立てなくなってしまいます。

なんとなくこうしたい、あぁしたいではなく、自分の中にははっきりとした意思があるはずです。練習と思って日常のちょっとしたことから、言いたいことを言えるようにできるといいと思います。

2.人を動かすための“発言”という行為

言いたいことを言うというのは自分の感情の解放ではないと思います。言いたいことを言った先にあるべきことは、“人を動かす”ことではないでしょうか。

それを前提にしたとき、言いたいことを言うというのは、もう少し丁寧な言い方をすると、“相手に気持ち良く動いてもらうための言い方で言いたいことを言う”、ということだと思います。もちろん何かを断るときもそうです。相手に気持ちよく納得してもらえるような断り方を勉強するだけで、断りやすくなります。

カーネギー先生の「人を動かす」は読みましたが、読んでいない方は一度読むことをオススメします。読んだだけではすぐに変わりませんが、マインドは確実に変えてくれる本だと思います。

3.言いたいことを言うタイミングや手段を考える

僕も感情的な部分があるので、どうしても言いたいことをその場でババっと言ってしまうこともあります。ただ、そういうときは大抵タイミングも言い方も最悪です。言いたいことを言って相手が気持ち良くそれを受け取ってもらうためのタイミングは必ずあると思いますし、手段も対面が良い場合もあれば文章が良い場合もあります。

4.とりあえずのYesは絶対に言わない

自制心を持つことは絶対に必要だと、自分の失敗を振り返っても思います。ただ、自制心=言いたいことを言わないではありません。しっかり言いたいことを言うための布石をおくことは大事だと思います。

とりあえずYesと言って、その場の空気だけつくって、後から微修正を入れる人もいるようですが、僕が見た範囲では完全に失敗しているように思います。僕は後々修正をいれるぐらいならその場で絶対Yesは言わない、というスタンスなので、たまに頭固いやつだと思われるようですが、、、この辺りの一番最善のやり方はどうなんでしょう?

僕はとりあえずのYesは無駄しか生まないと思っているので、言わないべきだと思っています。特に仕事が早い優秀な人の前でとりあえずのYesを言ったときなんかは最悪だと思います。その一言でいろんなものが動き出していまいます。怖いですね…とりあえずのYesの効力。。

相手を否定したり断るのではなく、まずはとりあえずのYesを言わない、というスタンスから作っていくのはどうでしょうか。

僕はもともとそんなに発言しないタイプでしたし、言いたいことを言えない方だったと思います。ただ昔からとりあえずのYesは言わなかったですね。自分が納得もしていないのに、自分に無理矢理Yesを言い聞かせるのにものすごく抵抗がありました。とりあえずのYesは腰に重りをつけて生きていくような、そんな人間関係を作りかねません。

YesをNoに変えて壊れる人間関係なんてもともとチープなものですよ。それよりは、遠慮なくNoを言える人間関係だけを残していった方が楽に生きられると思います。

5.言いたいことを言えるようにする

とりあえずのYesを言わないスタンスはできても、言いたくても言えなかったことを言えるようなスタンスにするとなるとまた別です。
人の性格はそんなにすぐは変わらないと思うので下手なことは言えないのですが、僕がいつも思うのは、「何も言えない自分が悔しい」なんですよね。

5-1 何も言えない自分が悔しくないか

言いたいと思っていることが言えない自分に対してものすごく悔しさがあります。

最初は下手な言い回しでもタイミングが読めなくてもなんでもいいです。とにかく自分が言いたいことを言える人間だ、という実績を作ったら少し感覚も変わってくると思います。多分失敗することもたくさんあると思いますし、僕なんか表現とかいろいろ下手くそ過ぎて(若干の愛嬌の意味を込めて)頑固者のレッテルをだいぶ貼られていましたが、今度はそのレッテルを自分の中で認めることで、表現方法を勉強するにいたり、“相手に気持ち良く動いてもらうための言い方で言いたいことを言う”ということが少しずつですができてきたように思います。

5-2 楽に言える言い方を勉強しておく

それから、相手に気持ちよく納得してもらえるような断り方を勉強するだけで、断りやすくなると先述しましたが、言い方もいろいろ勉強してしっくりくるものが見つかると、楽に言いたいことが言えるようになってきます。

6.まだ僕は勉強中ですが

読み返すと偉そうにアドバイスをしちゃっているのですが、この分野に関してはまだまだ僕も勉強中の身です。
朝テレビ番組を見ていていろいろ考えたので、少しでも役に立つ情報があればと思って書いたので、参考になるところだけ抜き取ってください^^

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