セルマネジメントのあれこれ

行動に移すのが早い人は準備すらしない?

準備は大切ですが、あらゆる全ての準備していると、行動に移すまでが遅くなります。何の準備が今本当に必要なのか、最低限の準備でさくっと行動に移せたらより物事のスピードが上がるかもしれません。

1.早く行動に移すためにも準備は最低限に

「今、準備をしているところ」「あれを準備してからやろう」「これも準備しなくては」もっともらしい言葉です。準備は大切とよく言いますよね。

確かにそう思います。

でも準備にも色々あって、やらなくていい準備とか、後回しにするべき準備があると思います。物事の優先順位です。

無駄に完璧を目指すとやることなすこと全てが遅くなりますし、まずは動き出すことが大事で、動いてみると新しい発見があったり、他にもやるべきことがあることに気づくもの。

なので準備は最低限で、とにかく行動に移すことが大切です。

例えば何かのビジネスをやると決めたら営業のアポ取りが必要になるかもしれません。

そしたら、まずは名刺作りではなく、誰かにアポを入れる方が先です。アポ取りをするための準備に名刺作成は不要だと思います。

アポ取ったあとから名刺を作ればいいと思います。

それから、自分のホームページをつくることも大切ですが、それが最優先かどうかは疑問です。ホームページを作っただけでは自動集客はできませんし、もっと先にやるべきことがあるでしょう。

何か新しいものを企画して開発するのであれば、机上の空論を繰り返すよりはいち早く簡易試作を作ることです。要件がどうこうもありますがプロダクトなんかの場合は、まずは作ることです。

前職でプロダクト系の企画開発をやっていましたが、企画の部分に時間を掛けすぎて、よくこっぴどく叱られたものです。上司がめちゃくちゃ怖くて常に怯えながらやっていました。「それ、さすがに見切り発車でしょ?」というようなものもたくさんありましたが、自分で独立してやり始めると当時以上に上司が言っていたことが身にしみてわかります。

スピードものすごい大事ですね。とにかく行動に移すスピードです。

物事を進める順序を意識し過ぎると不要な準備に余計な時間を割いてしまいます。

物事には一般的な順序というものがありますが、その通りにやる必要はなく、順番を変えたり、すっ飛ばしたりすることでより早く先に進めることはあると思います。全てを準備してからではないと行動に移せないなんてことはありません。

ではどんな準備が優先的にやるべき準備で、どんな準備が不要あるいは後回しにすべき準備なのでしょうか。

2.不要or後回しにすべき準備と優先的にすべき準備

2-1 自分がやった気になって満足するだけの準備は不要or後回しすべき準備

まず自分がやった気になって満足するだけの準備は不要or後回しにすべき準備だと思います。

当たり前ですが、意外とこの境目を自分一人でつけるのは難しいかもしれません。人にものを売ったり営業をする場合には、名刺は必要ですが、先に書いた通りとりあえず“名刺は後回しでオッケー”だと思います。名刺を作ること自体何も状況を変えませんし、自分の中で満足しているだけに過ぎません。それでもそれを優先的にやってしまう人が多いのではないでしょうか。

名刺なんてデザインさえやってしまえば、午前中に発注したら翌日には届きます。デザインは時間があればあるほど永遠にやってしまうので、先にアポを入れて、デザインのデッドラインを決める方が全体にかける時間も短縮できます。

ホームページをつくるのも割と自分がやった気になって満足する傾向があるように思います。

最初から自動集客はまずできません。自分の人脈や営業力を使って仕事を取ってくることになると思いますが、そのときにホームページを持っているかどうかは経験的にあまり関係ないと思います。業界にもよるのでしょうが。

ホームページだけ作ったはいいが全く活用していない人はたくさんいると思いますし、僕は“とりあえずつくるホームページ”は不要だと思います。時間とかお金がもったいないと思います。

僕はホームページ制作業がメインなので、最初にホームページを作りましたが、自分のホームページって意外とつくるのが難しくて時間もなかったのでだいぶテキトウなホームページをしばらく作って放置しておきました。

ただ知り合いから人脈を広げて仕事をもらっていたことで最初から信用が少しはあったのと、だいたい仕事を依頼するしないはその人がどんな人か、直接会った時の印象やコミュニケーションの中で感じるレベル感、あとは提案資料にかかっていると思うので、自分が持っているホームページのクオリティの優先順位は意外と低いなと思いました。

実際よくあのホームページで受注できたなっていうぐらいの成約率はあったかと思います。

2-2 “目的に向けて人を動かすための準備”を優先的にやる

例えば、ものを売る場合、相手に認知してもらって購入してもらう作業が必要になってきます。

そのためにやるべき準備を大なり小なり含めて全部挙げていくと膨大な量になると思いますが、その中で優先順位をつけていく必要があると思います。優先順位の高いものは当然優先的にやる準備になります。

認知してもらうことも、購入してもらうことも、人に動いてもらわなければなりません。

チラシを見てもらうことだったり、メルマガを読んでもらうことだったり、店頭に来てもらうことだったり、ものを手にとってもらうことだったり、購入ボタンを押してもらうことだったり、とにかく人に動いてもらう必要があります。ものの売り方によって、とにかくチラシを配ることが必要であれば、名刺は後回しでチラシを作ることが優先的な準備だと思います。

メルマガを配信して見込み客を作ることが必要であれば、細かいビジネルモデル詰めていくよりもメルマガ配信の準備をすることの方が先だと思います。“優先的にやる準備”=“目的に向けて人を動かすための準備”です。

ものを売る場合を例にとって書きましたが、基本何でもそうだと思います。目的に向けて人を動かすための準備だけをまず優先的にしてから行動に移す、そして人が動き出してから、他の必要な準備、そして行動をしていけばいいと思います。

周りの人を動かしてしまった以上、やらざるを得ないですからね。精神的にも頑張れるというものです。

僕の前職でもプロダクトの企画開発を進める際に、サプライヤーに動いてもらうための準備を優先的にやってサプライヤーを動かしたあとに、自社内でやるべきことの準備と行動をやるようなことがよくありました。

3.まとめ

とにかく準備は最小限のことだけやって、どんどん行動に移していくことが、スピードアップのコツ。

人が関係しないことは、後回しでもいいのですが、人に動いてもらわないといけないことは、相手がすぐに動いてくれるとは限らないことも予想して、できるだけ早く準備した方がいいですね。



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プロフィール

田中亮行
田中亮行
「やりたいことをやれる自分になりたい」そのために必要なことが“セルフマネジメント”だと考え、日々研究するようになりました。このブログはそんなセルフマネジメントについてアウトプットする場として作りました。
普段は企業のホームページのコンサルティングやデザイン・開発をしています。
ソーイ株式会社 代表取締役
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